転職活動では、成功させるために押さえておくべきポイントがあります。
過去に転職経験のある筆者も、希望条件を満たした企業や職種への就職を成功させてきました。
現在はフリーランスですが、過去の勤務経験があってこそ一社会人として活動できているという自負があります。
この記事では、筆者の転職体験談を踏まえ、5社転職を通して知った転職活動のポイントを紹介します。
個人的な視点も含まれますが、今後転職活動をする人に役立つ情報ですので、ぜひ一度読んでみてください。
5社転職を経験して知った転職活動のポイント
- これだけは譲らない条件を優先する
- 面接では気持ちに余裕を持つ
- 自分のPRをがっちり作っておく
1. これだけは譲らない条件を優先する
時給、通勤時間、電車料金、社風などその会社、オフィスで働く上で「これだけは絶対に譲れない条件」を優先することが大切です。
転職活動をする前に、譲らない条件を決めておきましょう。
どんなに有名な大手企業での希望職種でも、自宅から片道1時間以上かかるならNG。
給料がどんなに高くても、社風が希望と違ったらNG、など。
逆にいうなら、譲れない条件を満たしていない企業には、内定をもらっても就職しないことが大切です。
新しい仕事や職場環境、業種に探す上での自分の優先順位を明確にしておきましょう。
どんな会社でも雇ってくれれば良い、という精神では最適な転職を成功させることは難しいでしょう。
早く転職先を決めたいからと、自分を抑え、精神をすり減らして相手に合わせていては長く勤められません。
派遣社員なら最低半年以上、正社員は最低2年以上は働くのですから、自分に正直に希望条件を決めましょう。
2.面接では気持ちに余裕を持つ
実際に採用担当者と顔を合わせる面接は、気持ちに余裕を持って臨みましょう。
早く就職先を決めたい、という焦る気持ちを抑えて、冷静に対応できるよう準備しておくことが大切です。
応対の内容や態度は、希望の転職を叶える重要な要素となってきます。
緊張でカツカツな状態よりも、余裕をもっておくことで「自分らしさ」を発揮できるでしょう。
面接は、自分を知ってもらうだけでなく、相手を知る場所、つまり対等に話ができる場です。
また、実際に入社する会社にて行われる場合、オフィスや働く人の空気を感じられる貴重な機会でもあります。
社風や決まりごと、仕事内容や給料を含めて「どういった会社なのか」「自分が働きたいと思える会社であるか」をチェックする機会にしましょう。
3.自分のPRをがっちり作っておく
転職活動の前に、自己PRをがっちり作っておきましょう。
- 自分は何をしてきたのか
- 何が得意か(スキル・能力・資格など)
- どういった貢献ができるのか
- 自分を雇うメリット
- どういう時に最もメリットを感じられると思うか
といった要点をシンプルかつ伝わりやすいようまとめておくと、面接でもスマートに答えることができて好印象です。
相手の立場から見て「どんな仕事、ポジションに適した人材なのか」伝わる内容であることが重要です。
転職活動と並行しながらでも問題ないので、自分の持っている武器の棚卸しは念入りに行いましょう。
これを一通りやっておくだけでも、その後の転職活動が違ってくるはずです。
強みを知りたいなら自己分析もおすすめ
「自分の強みがよくわからない」「しばらく自分の強み分析をしていないので変わっているかもしれない」
といった場合は、改めて客観的な自己分析ができるテストやツールを活用しましょう。
自己分析には、さまざまなものがあります。
転職ポータルサイトが設置しているようなテストやアンケート、エニアグラム、ストレングスファインダーなど。
仕事以外にも役立つ方法ですので、無料・有料テストなどさまざまなので自分の思わぬ強みが見えてくるかも知れません。
筆者自身のおすすめはウェルスダイナミクス(WD)です。
多少マニアックなテストですが、公式サイトで簡易テストを無料で受けられますので、ぜひみてみてください。
まとめ:自分の希望条件で転職を叶えるために丁寧に準備しよう
転職活動では、
今の時代、転職回数に関わらずさまざまな企業が優秀な人材を求めています。
自分ができること、スキルや専門分野と希望する雇用条件を客観的に洗い出し、求人情報と照らし合わせていきましょう。
長期的に見て満足のいく転職活動にするためには、譲れない条件を満たさない職場の内定は辞退する勇気も大切です。
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