フリーランスと経理・税務|青色申告の始め方・必要なもの【確定申告】

フリーランス業とは、本業の他、経理や税務込みでの職業、だと思わざるをえないのですが、その代表的なものが確定申告です。

毎年年明けから2月、3月ころは確定申告と格闘?している人の声が、Twitterなどでも上がっています。

所得額にもよりますが、フリーランス活動で生計を立てている場合は、白色申告よりも青色申告を選んだ方がいいです。

圧倒的に青色を押します。むしろ、青色一択くらいでいいと言えるくらい。

今回は、フリーランス業を続ける上で避けて通れない確定申告のうち、青色申告の始め方や必要なものについて紹介します。

青色申告は節税効果が高く、帳簿を付けるのが大変というイメージを持たれやすいですが、メリットは節税だけではありません。

そしてもちろん、メリットを得るためには手続きも重要です。

  • フリーランスや個人事業主として独立を考えている方
  • フリーランスで青色と白色どっちしようか迷っている方
  • 青色申告を始めてみたいが、始め方がわからない方

以上のような方に役立つ内容をまとめていますので、ぜひご覧ください。

目次

青色申告は届け出必須!

確定申告で青色申告を利用したい場合は、先に届け出(所得税の青色申告承認申請書)が必要です。

「今年分から青色で申告します」という届け出をしておかないと、翌年青色申告したくてもできない仕組みなので注意しましょう。

届け出は、確定申告の前に書類を提出することで、取り消しも可能です。

いざ確定申告の時期になって「青色が無理そう」となったら、取り消し用の書類を提出して白色に変更ができます。

少しでも青色申告を使う予定がある場合は、届け出を提出しておきましょう。

期限は3月15日まで(たいていは、同年の確定申告の締め切りと同日)です!

青色申告をしようとする年の3月15日まで(その年の1月16日以後、新たに事業を開始したり、不動産の貸付けを行った場合は、その事業開始等の日から2か月以内)。

※提出期限が土・日曜・祝日等に当たる場合は、これらの日の翌日が期限となります。

引用元:国税庁「はじめてみませんか?青色申告」

期日までに提出しておけば、翌年から青色申告を使って、最大65万円控除や特別控除が受けられます。

所得税の青色申告承認申請書を出すときの注意点

所得税の青色申告承認申請書を出す際は、記入した後コピーを取って、2通に押印します。

返信用封筒と一緒に送ると、税務署が手続きをした後、こちら側の控えとして送付してくれます。

1通だけ送付しても正式に手続きしてもらえることには違いないのですが、控えがないので、送ってもらうために自分で用意しましょう。

まとめると、提出するときに送るもの一式は下記の通りです。

  • 所得税の青色申告承認申請書(記入・押印済み):2通
  • 返信用の茶封筒(宛先住所と宛名を記入):切手を貼ったもの1通

ちょっと手間に感じるかもしれませんが、手続きした日時も正確に把握できるので便利です。

青色申告に必要なもの4つ

青色申告の必須アイテムは、主に4つです。

  • 届け出(所得税の青色申告承認申請書)
  • 帳簿
  • ふるさと納税・医療費控除額の証明
  • e-Tax利用開始手続き

主に4つ、というのは会計ソフトを入れれば5つになるからです。

会計ソフトを使わなくても、青色申告できないことはありませんが、会計ソフトは使った方がいいです。

詳しくは後ほど解説します。

帳簿は、白色申告と青色申告の大きな差、青色申告のハードルともいえますが、会計ソフトなら帳簿作成もほぼ自動です。

また、ふるさと納税や医療費控除の証明書を用意すること。

そして、もし確定申告用紙を送付している方は、eTAXシステムを使い始めるための手続きが必要です。

税務署で10〜20分ほどで完了するので、翌年の確定申告までに終わらせてください。

青色申告にあった方がいいもの2つ

  • 会計ソフト
  • 事業用銀行口座またはクレジットカード

会計ソフトと事業用のクレジットカードまたは銀行口座は、青色申告をしたい場合はぜひ用意しましょう。

会計ソフトを使うのと使わないとでは、確定申告の作業自体がまるで違うものになるといっても過言ではありません。

フリーランスなら本業に使う時間を確保すべきですから、会計ソフトは必要経費として考えて、ぜひ使い始めましょう。

定番は「弥生の青色申告」。安定の老舗ブランドです。

一番ベーシックなセルフプランなら1年間は無料で使えるので、試しながら帳簿に慣れていきましょう。

青色申告のスタートは申告前!主な流れと手順

青色申告は、届け出をするステップから始まっていると考えると、申告の前年が本当のスタートです。

  1. 前年までに届け出を提出
  2. 申告年の帳簿を付ける【毎月あるいは毎日推奨】
  3. 翌年に確定申告を行う

確定申告時にまとめて帳簿を作成することもできますが、お金が入る/使うの度に帳簿を付ける作業をすることが理想的です。

毎日できなくても毎月できるようにしておきたいところ。

確定申告に手こずらないためには、準備が大切です。

帳簿付けって要は、仕事を通したお金の流れを可視化したもの。

帳簿によってお金の流れを把握でき、資金管理能力が身について、いずれ節約や投資への意識が鋭くなっていきます。

きちんとお金を管理すること、仕事に対する対価・報酬をきちんをいただくことは、フリーランスの基本です。

年が開けて確定申告のために会計ソフト上でしかるべき処理を行い、eTaxで送付して終わり。

青色申告と白色申告どっちか迷ったら

青色申告は白色申告に比べて作業の手間が圧倒的に多いですが、その分圧倒的に特別控除が大きいです。

所得額によっては税金に数十万円の差が生まれるケースもあるので、青色申告を推奨します。

もし白色申告と青色申告どっちにしようか迷う人がいたら、判断基準の例を下記に示してみます。

  • 赤字がある→青色
  • 家族に給与を払っている→青色
  • 課税所得を減らして節税効果を狙いたい→青色
  • 10万円以上の備品を経費としてまとめて計上したい→青色
  • どうしても会計処理の時間がない→白色
  • 複式帳簿が面倒・嫌だ→白色

会計ソフトを使っておけば、仕分けや帳簿作成に時間がかからず、手間もないので青色のハードルが下がるでしょう。

青色申告・確定申告全般の参考サイトまとめ

7つにも渡る帳簿の種類や書き方、青色申告に必要な書類などの詳しい話はここでは省略します。

会計ソフトや会計事務所などのサイトでわかりやすく説明してくれていますが、基本情報は国税庁の情報を参照しましょう。

YouTubeチャンネルまであるし。

ちょっと怖めな雰囲気?の動画で帳簿や確定申告などについて丁寧に解説してくれているので、一度見てみてください。

最後に:確定申告は効率化してなんぼ!毎年改善しよう

フリーランス歴の長い筆者としては、毎年同じ項目に違う数字を入力するだけの確定申告を、なぜ世の中の人はそんなに面倒くさがっているのか若干理解しがたいのですが(爆)。

間違ってたとしても返してくれるし、どこ直したらいいか教えてくれるんですよ?!

しかもタダで!無料で丁寧にやり直してねーって返してくれる、罰金とか無しで。(経験あり)

まじで優しくない?と思えるのは私だけですかねー苦笑。

というか、やり直しなしで一発完了できるように努めましょうね☆

まぁ効率化してなんぼですよね、こういうのは。どうしても面倒な人は、税理士さんに依頼しましょう。

自分でやる場合も会計ソフトなら、自動仕分けや入力作業の効率化ができるので、大幅な時短が可能です。

青色申告に必要な帳簿も、毎日は難しくても出費があったら記録するなり、毎月時間を取って整理するなり、していけば、確定申告の時期の憂鬱度が減るのでは。

少しずつ自分なりに楽にできるやり方を見つけていきましょうね。

自分のためであり、仕事のためであり、クライアントのためです。

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