脱プラスチックを生活に取り入れる方法|おすすめ代替アイテム・素材リスト

脱プラスチックを生活に取り入れる方法|おすすめ代替アイテム・素材リスト

ゴミになる使い捨てプラスチックを生活から減らしていく脱プラスチックの動きが話題になっています。

プラスチックを減らすことで得られるメリットは個人レベルから社会レベルに渡り、代わりに長く使えるアイテムを探す楽しみもあります。

今回は、脱プラスチックを生活にスムーズに取り入れる方法や、おすすめの代替アイテムを紹介します。

すでにサイト内ではステンレスストローやビーワックスを使ったラップを取り上げてきました。

ここでは、一歩ひいた視点から「脱プラスチックとは?どうして取り入れるべきなのか?」といった点を含めてまとめています。

  • 何から”脱プラスチック”していいかわからない
  • 脱プラスチックに代わるアイテムには、どんなものがあるのか知りたい
  • 脱プラスチックをする上で注意したい点は?

以上のような疑問を持つ人にも参考になる情報ですので、ぜひ読んでみてください。

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脱プラスチックを生活に取り入れるべき理由


脱プラスチックを生活に取り入れるべき理由として、3つの視点からお話します。

  1. 健康的ライフスタイル
  2. サステナブル
  3. 環境配慮

1.脱プラスチックは健康的ライフスタイルに関係している

ごく小さなサイズのマイクロプラスチックや、プラスチック容器を加熱した際に発生する環境ホルモンなどの影響が懸念されます。

レンジでチンできる容器は特に注意したいところ。

加熱するものでなくても長期的に保存することを考えると、プラスチックよりほかの素材が適しています。

同じ中身であっても、容器がグラスとプラでは中身は違うものとして扱うべきものだ、といっても過言ではないでしょう。

2.脱プラスチックはサステナブル生活に関係している

使い捨てのプラスチックの代替として長く使える素材を選ぶことで、プラスチックの消費量を減らせます。

長く使えるということは、ゴミが減り、新しいものを買う必要がなくなります。

無駄な出費を自然と削ることになり、生活が潤うきっかけにもなっていきます。

3.脱プラスチックは環境配慮に関係している

脱プラスチックは環境にも大きく影響します。

2016年1月の世界経済フォーラム年次総会での報告書によれば、少なくとも毎年800万トンもの廃プラスチックが海洋に流出し、このまま行くと2050年には海洋中のプラスチックの量が魚の量を凌駕する(重量ベース)という。 歯磨き粉や洗顔料のスクラブに活用されるマイクロビーズのようなマイクロプラスチックも問題視されている。〜2030年までの国際開発目標として掲げられたSDGs(Sustainable Development Goals)でも、持続可能な消費や生産、海洋資源の保護等が目標として設定されている。

引用元:ニッセイ基礎研究所

最近の話題でいえば、不織布をはじめとするプラスチック製のマスクが海に溢れているニュース。

環境科学と技術分野の研究によると、新型コロナウイルス流行期間中に世界中で毎月およそ1290億枚の使い捨てマスクと650億枚の使い捨て手袋が利用されているといいます。使い捨てごみが増えることで環境汚染を世界規模で拡大させるだけでなく、正しく廃棄されなかったマスクや手袋が、ウイルス蔓延の媒介となり、危険をもたらす可能性も明らかになりました。

引用元:GreenPeace, https://pubs.acs.org/doi/10.1021/acs.est.0c02178

不織布がプラスチック製だ知っている人すら、少ないかもしれません。

そもそもマスクをポイ捨てすること自体が問題ではありますが、素材でマスクを選ぶことも大切であり、わたしたち一人ひとりができることです。

大切なのは「自分の足るを知る」こと

脱プラスチックは流行であり、大切な考え方ではあるのですが、闇雲に取り入れるよりも有効な考え方があります。

それは「自分の足るを知る」こと。

自分はどこまで脱プラスチックを取り入れるのか、どんなペースで取り入れるのか、を意識して行動しよう、ということです。

実際にペットボトルの飲み物やスーパーやコンビニの惣菜が欠かせない毎日を送っている人が、明日から突然100%の脱プラスチックを目指すとなると負荷が大きすぎて大変です。

「脱プラスチックを何が何でも貫かなければ」と、自分自身に錘を課すようなやり方は健康的とはいえません。

身近な人がよくわかっていない段階から強制するのも同様です。

(食事法の強制なんかがあれこれ問題視されてきましたよね、汗)

脱プラスチックについて、自分でも納得した上でできそうなことから始めてみましょう。

脱プラスチックを生活に取り入れる方法

脱プラスチックを生活に取り入れるためのおすすめの方法を紹介します。

  1. 納得して始める
  2. 使い捨てる数が多いものから取り替える
  3. 素材に注目する
  4. 無理しない

おすすめ脱プラスチック代替製品スターターキット

「脱プラに興味はあるが、何からやっていいかわからない」という人向けに、脱プラスチック代替製品スターターキットとおすすめの商品を紹介します。

【脱プラスチック・スターターキット】

  • 冷水・常温水用のウォーターボトル/ドリンクホルダー
  • 温水用の魔法瓶/タンブラー
  • ステンレス/グラスストロー
  • ビーワックスラップ
  • エコバッグ(ショッピングバッグ)
  • 使い捨てないマスク
  • シャンプーバー/コンディショナーバー
  • 電子レンジ対応保存容器
  • (月経カップ/布ナプキン)

毎日使うものから少しずつ変えていく、決して無理はしない、というのがおすすめのやり方です。

冷水・常温水用のウォーターボトル/ドリンクホルダー

ミネラルウォーター入りのペットボトルの代わりに、水用のボトルを使いましょう。

最近在宅ワークの人も増えてきて、バックに入れて重たい水を持ち運ばずに済むようになったので、さらに取り入れやすくなりましたよね。

ステンレスやグラス製のウォーターボトルが見つかりやすいのでは。

温水用の魔法瓶/タンブラー

温かいドリンクは保温タンブラー、蓋付きで使うと冷めずに温度がキープできます。

魔法瓶が個人的には良いと思うけど、サーモスなどおしゃれなブランドのものでもいいですよね。

ステンレス/グラスストロー

stainless straws glasses eco ban plastic

ストローは、紙製よりもステンレスやグラス製がおすすめです。

紙は防水加工がされているため、その成分が気になります。そして、飲んだときに味が変わっている気がしませんか?

洗って繰り返し使えるタイプのストローは、今ではリーズナブルも多数登場しているので揃えるのも楽ですよ。

食器と同じように外側を洗い、内側は専用のブラシで洗えば衛生面もばっちりです。

ミツロウ(ワックス)ラップ

サランラップは便利だし安いしいいところもあるんだけど、体的には決して良くないのでぜひ脱プラしましょう。

代わりになるのが、ミツロウ(ビーワックス)ラップ。

多少厚手だけど、その分丈夫だし、繰り返し洗って使えます。

あまり高温のものは使えないなど細かな注意点もあるにはありますが、基本的に耐久性は高いものが多いので安心してくださいね。

3サイズがひとつになったバラエティセットもあるはず。

エコバッグ(ショッピングバッグ)

折り畳めて丈夫なエコバッグ。

いくつか買っておいて、かばんの中、車の中、などいろいろ入れておくと忘れる心配なしです。

使い捨てないマスク

繰り返し洗って使えるマスクにしよう

医療現場など、職業によっては使い捨てマスクが必須ではありますが、普段使うマスクはぜひ脱プラしましょう。

というのも、不織布マスクの原料は「プラスチック」なので、つけた状態で呼吸していることにより、マイクロプラスチックを吸い込んでいます。

特に長時間の装着や、夏に汗まみれになった状態で着けていると、肌トラブルの原因になる可能性もあります。

できるだけ洗って使い回せるマスクに替えていきましょう。

コットンやシルクの100%のマスクがおすすめです。竹布も使いやすいですよ。


夏の暑い時期には吸湿性の高い麻(リネン)製が良いです。

シャンプーバー/コンディショナーバー

シャンプーやコンディショナーは、固形タイプのシャンプーバー・コンディショナーバーに代えてみてはいかがでしょう?

場所を取らず、長く使えて経済的な便利アイテムです。

エティーク(ethique)などのおすすめの固形シャンプーについても、別記事で紹介しています。

お気に入りの液体シャンプーやコンディショナーは、詰替え用を容器やグラス瓶に入れて使うのがおすすめです。

無印の陶器ディスペンサーは、キッチンに置いても様になる優秀アイテム。似たようなタイプがYAMAZAKIからも出ています。

電子レンジ対応保存容器

電子レンジを使うこと自体どうなの?という話は横に置いておいて()、必需品になってしまっている人のために、シリコン製耐熱容器の代わりになるアイテムもあります。

保存容器といえば野田琺瑯(ホーロー)が有名ですが、ガラス製の容器・コンテナも◎。

KEYUCAなんかでサイズ違いで売っているものもおすすめです。

セットになっているこちらは、作り置きや調味料、野菜の保存などいろいろな用途に使えます。

月経カップ/布ナプキン?

()書きにしたのは、月経カップや布ナプキンは脱プラ効果は高いが、他の理由でおすすめしないから

使い捨てのナプキンやタンポンに比べて、確かにゴミを減らすことはできます。

ただ、健康面から常用はしないな、というのが個人的な意見です。

長時間トイレに行けない仕事や旅行などで一時的に使う分には便利だし、役立つアイテムだと思います。

詳しくは、わたしが月経カップを使うのをやめた理由をまとめた記事に書いています。

月経カップをやめた理由|痛い?危険?漏れる?ホントのところ


続いて、スターターキットを揃えた人向けのおすすめグッズを、脱プラ上級編と第して紹介します。

【上級編】

脱プラスチック収納

【番外編】

簡単コンポストキット

脱プラスチック収納

脱プラ収納

保存容器や脱プラスチック収納は次の段階としました。

収納を替えるとなると中身の整理が伴い時間がかかります。

少しずつでも着実に替えていけるとベストですね。

簡単コンポストキット

LFCコンポストセットは手軽に始められるコンポスト。

生ゴミ削減につながるエコ活動の一貫としておすすめです。

一人暮らしや高齢者の二人暮し、子供が小さいマンション暮らしの家庭でも取り入れやすいですよ。

脱プラスチックアイテムの素材

代表的な脱プラの代替素材には、紙や木、竹などがあります。

 

 

脱プラスチック企業の取り組み

現在は、多くの企業で脱プラスチックやプラスチック削減をかかげています。

地球レベル、社会レベルで見たときに、脱プラスチックを促進するためには企業、つまり供給側の変化が必要不可欠です。

というか、むしろそちらが重要なのであって。

サステナブルや脱プラスチックについて知れば知るほど、どうしてこんなにも個人レベルでの対策が取り上げられているのか疑問に思わざるを得ないのですが。。

最後に:脱プラできることから始めていこう

脱プラスチックは、個人の健康からゴミの削減、環境配慮までさまざまなレベルでの問題に関係しています。

個人レベルでも取り入れた方がいい理由としては「その方が気持ちがいいから」という点もあります。

自然の素材そのものを生活に取り入れてみると気持ちいいから、脱プラスチックをおすすめしたい。

結果、地球環境への配慮に自然とつながるのであれば、なお良しですよね。

もちろん地球環境に良いからという理由で積極的に取り入れることは良いことであり、世の中のお手本とされる姿勢です。

ただ「そうしなければいけない」という強迫観念や焦りから実践するのは、ちょっと違うと感じていて。

そもそも「自分個人の実生活の選択肢がどのくらいのレベルで地球環境に影響しているのか」などと、理屈っぽく思う人もいるかもしれない。

影響してはいるのだけれど、自分が気持ちよく過ごすことで結果まわりや社会、地球に良い影響を及ぼすことには変わりありません。

それくらいで、脱プラスチックを取り入れる意義は十分だと思うのです。

脱プラスチックに興味がある人も、すでに取り組み始めている人も、ぜひ脱プラスチック生活を実践してみてください。