エコ洗剤マグネシウムの効果と液体洗剤を止めた理由|香害を出さず経済的

エコ洗剤マグネシウムの効果と液体洗剤を止めた理由|香害を出さず経済的

洗濯機で使う洗剤をどんな基準で選んでいますか?

好きな香りや使用感、量が少なくて済むパワー、CMに起用されている芸能人など選び方は人それぞれでしょう。

筆者のおすすめは「マグネシウム」を使った洗濯です。

人工的な化学物質の香りが苦手なわたしにとって、香りが出ずに洗濯ができるマグネシウムは重宝しています。

この記事では、エコ洗剤として注目されている「マグネシウム」の効果やメリットについて説明します。

筆者自身、このマグネシウム洗剤で洗濯を初めて久しいのですが、それまで使っていた環境に配慮された液体洗剤を辞めた理由についてもまとめています。

マグネシウム洗剤での洗濯に興味がある人、洗濯と環境配慮の関係について知りたい人などに役立つ情報ですので、ぜひ最後まで読んでみてください。

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エコ洗剤マグネシウム洗濯について

洗濯マグちゃんに代表されるマグネシウムは、高純度のマグネシウムをBB弾(古い)くらいの大きさの銀色の玉状にしたものです。

これをある程度の量小さな洗濯用ネットなどに入れ、洗濯洗剤の代わりに洗濯物と一緒にマシンに突っ込むだけ。

デリケートな赤ちゃんや小さな子どもの服をはじめ、肌が刺激に弱い人の普段の洗濯にも適しています。

マグネシウムで洗濯できる仕組みを簡単に説明します。

マグネシウムを水に入れると水素が発生し、アルカリ性の水素水となります。(化学式はMg + 2H20 = Mg(OH)2 + H2)

この水素水は高い洗浄力を持っており、皮脂汚れの分解率は約30%と一般的な洗剤を同程度です。

臭いのもととなる成分の分解率は、最大で洗剤の約10倍にも上るといわれ、洗濯洗剤の代わりとして十分活用できることがわかります。

お手入れをしながら繰り返し使えるため、環境に優しく経済的かつエコな洗剤として注目されています。

洗濯用エコ洗剤マグネシウムのメリット・デメリット

マグネシウムを洗濯に使うメリットとデメリットをまとめます。

もし使ってみようか迷っている人がいたら、ぜひ参考にしてください。

洗濯用エコ洗剤マグネシウムを使うメリット

  • 長期的に見てコスパが高い
  • 「香害」を出さない
  • 洗剤の買い足し・詰替えが不要
  • 洗剤を計る手間を省ける
  • 収納場所が不要
  • 手が汚れない
  • 排水を汚さず環境に優しい
  • 洗濯槽や排水フィルターの汚れが変化する
  • 肌に刺激の強い化学物質不使用

マグネシウム洗剤の最大のメリットは、長期的なコスパが高いこと。

目安使用回数は1個あたり約300回とされているため、家族や洗濯物の量によりますが約1〜2年は持つ計算です。

(洗濯回数:週3回×4週×12ヶ月=144回/年、2年で288回)

適切に手入れを続けていれば、この計算に近い形で長く使えます。

マグちゃんの普通サイズは1個あたり2,500〜3,000円ですので、1回あたり10円以下。

一方、一般的な液体洗剤の場合、1回あたり15〜30円ほどで、柔軟剤や漂白剤をプラスすると、さらに値段が上がります。

液体洗剤や粉末洗剤は、買い足しや詰め替えの手間や使用時の計量も発生します。

液体の場合、使っているうちに容器がベトベトになってしまうことも。

そして、マグネシウム洗剤によって洗濯機から流れる排水の性質が変わります。

大きさにもよりますが、洗濯機1回で使用する水は数十リットルと大量です。

液体洗剤や粉末洗剤を使う場合、溶けた大量の水を排水に流していることになります。

排水まわりや洗濯槽の汚れやカビが気になる場合、マグネシウム洗剤に変えてみてください。

さらに、洗濯洗剤にありがちな「強い香り」が一切ないことも大きなメリットです。

いわゆる「香害」を出さなくて済むので、マンションや集合住宅で近隣への影響を抑えられます。

アトピー肌やケミカルアレルギーなど刺激に弱い人にもおすすめです。

洗濯用エコ洗剤マグネシウムのデメリット

  • 乾燥の前に取り出す必要がある
  • スピードコースに不向き
  • 色の濃い汚れやひどい汚れは落とせない
  • 初期投資が必要
  • お手入れしないと効果が落ちやすい
  • まれに金属アレルギーが出る可能性あり?

乾燥まで一気にできる洗濯機の場合、マグネシウム洗剤のダメージを避けるために脱水後に取り出す必要があります。

そのため、時短できるスピードコースでの使用は不向きでしょう。

また、皮脂など体から出る自然な汚れのもとには効果的ですが、程度のひどい汚れをしっかり落とせるパワーはありません。

事前に別で処理をしてから、マグネシウム洗剤で洗濯しなければならない点は手間ですね。

一般的な液体洗剤が1kg前後で300〜450円で買える一方、マグネシウム洗剤は2,000円以上します。

初期投資費用がかかりますが、長期的なコスパを考えると損にはならないでしょう。

基本的には洗濯機にポンと入れるだけですが、洗濯効果をキープするためには定期的なメンテナンスは必要です。

金属アレルギーを感じる人が稀にいる、という話も出ているようですが、信憑性が乏しい。。ないと思いますが、反応があったら使用を中止すると良いでしょう。

マグネシウム洗剤の効果を高めるコツ

デメリットを踏まえた上で、マグネシウム洗剤をより効果的に使うためのコツをまとめました。

  • こまめに洗濯する
  • 頑固な汚れは処理してから洗う
  • 定期的にお手入れする

一気にまとまった量を洗濯するよりも、こまめに洗濯する方がマグネシウム洗濯の効果を最大化できます。

ただ、忙しい毎日の中で洗濯にそこまで時間が取れないのも事実。

であれば、まとめて洗濯を済ませられるよう、頑固な汚れは事前処理をおすすめします。

また、マグネシウム洗剤は使っているうちに表面が白くなり、効果が薄れてきます。

2〜4回に1度を目安に、クエン酸など強い酸を使ったお手入れを行い、長く使っていきましょう。

洗濯用液体洗剤をやめた理由

筆者がマグネシウム洗剤を使う前は、オーガニックコスメで有名なブランドの系列の液体洗剤を使っていました。

なぜ液体洗剤をやめることにしたのか、主な理由を挙げてみます。

  • 減りが早く、すぐ買い足しが必要になった
  • 香りと洗い上がりが好みではない

意外と減りが早いので、もともと多少高価な洗剤を頻繁に買い足さなければなりませんでした。

その割に、不思議な香りが気になってしまい、洗い上がりの乾いた感じもちょっと。。

ということで、洗剤を変えようと調べているうちに、マグネシウム洗剤にたどり着きました。

キッチンふきんや白い洋服などの漂白には、過炭酸ナトリウムを使っていて、これは今も続けています。

落ちにくくなった皮脂汚れは、Galseife(ガルザイフェ:胆汁せっけん)を使って一度洗ってから洗濯機にかけています。

洗濯用マグネシウムよくあるQ&A

洗濯用マグネシウム洗剤について、お手入れ方法など気になる疑問をまとめました。

Q.効果を復活させるクエン酸の使い方は?

マグネシウム洗剤は、使っているうちに表面に白い粉がついて効果がだんだんと薄れていきます。

水酸化マグネシウムを元に戻し、パワーを復活させるのがクエン酸などの酸です。

自宅で簡単にできる酸を使ったお手入れ方法を紹介します。

用意する物は3つだけ。

  • 水道水
  • バケツまたは桶
  • クエン酸(もしくは食用のお酢)

クエン酸は、ドラッグストアに置いてあるものでOKです。

目安量は水道水1L:クエン酸大さじ2ほど。お酢を使う場合は、水道水で7倍くらいになるように薄めます。

手順は以下のとおり。

  1. マグネシウム洗剤を袋のまま入れる
  2. 泡が出てきたらよく揉み込む
  3. 白い表面の汚れが出なくなったら、水やぬるま湯でよく流して完了

長時間つけているとマグネシウムが溶けてしまうので、20分くらいで手早く終わらせましょう。

Q.使用後どう処分すればいい?

長い間使った後のマグネシウムは、実はリサイクルが可能。

原材料はマグネシウム単体なので、袋から中身を取り出し、植物の肥料として使う人が多いようです。

家庭菜園やハーブのプランターの根本に撒くと、マグネシウムが溶け出して土に染み込み、肥料の役割を果たします。

最終的には塊はなくなってしまうのでゴミも出ません。最後までエコです。

洗濯用マグネシウムを手作りする際のポイント

マグネシウム自体が通販などで購入可能なので、それを使ってマグネシウム洗剤を自作できます。

小さめの洗濯ネット状の袋に、マグネシウムの粒を詰め込めば完了です。

1つの目安量はマグネシウム150gほど。

今では、洗濯マグちゃんと同サイズの洗濯ネットも販売されていて「これ用に作られているのでは?」を思ってしまいます。

まだあるマグネシウムの他の効果

マグネシウムのかたまりは、洗濯だけでなく他の使い方もおすすめされています。

  • お風呂に入れる
  • 飲み水に入れておく

筆者はまだ試したことはありませんが、マグネシウムの作用を考えると納得の使い方です。

最後に:エコな洗濯洗剤で気持ちよく暮らそう

マグネシウム洗剤は、長期的に見るとコスパが高く、使い勝手の良い洗剤代替品としておすすめです。

小さなお子さんやスポーツざかりの学生の服を、完璧にキレイに洗おうとすると、物足りないでしょう。

事前に処理するか、過炭酸ナトリウムなどの漂白成分が必要ですが、普段の皮脂や汗といった軽い汚れであればマグネシウム洗剤で十分。

通常通りに脱水して乾かせば、気持ちの良い洗い上がりです。

何より、ケミカルで人工的な香りが大の苦手な筆者には、香害対策にもなるので助かっています。

(マンションの隣の人にも差し上げたいくらい、苦笑。)

メリットがたくさんあるマグネシウム洗濯が、どうして浸透しないのか。「誰が洗剤を売っているか」を考えると、おのずと見えてくると思います。

洗剤しかり、他のもろもろしかり。この記事が影響を受けるようなことがないといいな。。

ともかく、普段の洗濯だけでもマグネシウム洗濯に切り替えてみてほしい。きっとハマりますよ。