エコで便利な洗濯グッズあれこれ|環境にやさしくて経済的

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普段の生活の中で定期的に使う洗濯機は、お風呂に並んで最も水を必要とする場所のひとつです。

地球環境への配慮やSDGsが浸透する中で、個人の洗濯環境においても、取り入れられることを実践することが重要になってきます。

今回は、エコで便利な洗濯グッズのご紹介です。

洗濯機で使う水の量を減らす、排水の質を変える、などさまざまな便利アイテムが登場しています。

洗濯時間を短縮できれば、電気代の節約にもつながりますし、他のことに使える時間が増えるため、生活の充実度も高まります。

意外と知られていないものもあるので、この機会にぜひチェックしてみてください。

目次

エコで便利な洗濯グッズ

ではさっそく便利な洗濯グッズを紹介していきます。

カラーキャッチシート【色移り防止】


カラーキャッチシート(color catch sheet)は、洗濯機用色移り予防シート。

衣類などの染料をシートが吸着して、衣類の色移りを防ぎます。

使い方は簡単で、洗濯物の後に上から広げて洗濯槽に入れるだけ。

白いシャツやTシャツがくすんでしまう原因となる洗濯水の色をきれいに保ち、真っ白に仕上げてくれます。

パッケージもおしゃれなドイツブランド「フレディ・レックブランド」のシートが人気です。

ちなみに同ブランドの洗濯用洗剤ガルザイフェは、シャツの襟の部分の皮脂汚れをちゃちゃっと手洗いするのにイチオシです!

ドライヤーボール【乾燥時間の短縮】

ドライヤーボールは、乾燥時に使うボール状のアイテムで、乾燥時間を短くできます。

同時に、仕上がりがふっくら柔らかく仕上がり、静電気やシワの予防にも貢献してくれる優秀なアイテムです。

ドラム式だけでなく、水槽式の洗濯機でも乾燥コースがあればドライヤーボールを使ってぱぱっと乾燥させられます。

ウール製のものがメジャーで、1個あたり2kgの洗濯物が目安。

4kgなら2個、6kgで3〜4個投入するとちょうど良い効果が得られます。

こちらも使い方は簡単で、脱水の後、乾燥が始まる前に投入するだけ。乾燥の前に衣類のからまりや縮みを手で解消しておくとより効果的でしょう。

柔軟剤いらずで、CMばりのふかふかタオルを自宅で実現できますよ。

ソープナッツ【洗剤になるミラクル果皮】

洗剤代わりになる果実の皮が、ソープナッツです。厳密には木の実のナッツではないのであしからず。

洗濯物と一緒に入れて通常通りに洗濯機にかけるだけ、とシンプルな使い方で、繰り返し使えます。

目安量9kgあたり6〜10粒くらい。袋に入れておくと、洗濯中にバラバラになる心配なく、持ちがよくなります。

ウールやシルク、リネンなどの素材を相性が良く、天然素材の洋服の洗濯にぴったりです。

オーガニックコットン100%バッグ【洗濯ネットの代わりに】

洗濯ネットもサステナブルにしたい場合は、オーガニックコットン100%のプロデュースバッグがおすすめです。

プロデュースバッグとは、中に野菜や果物を入れて絞るなどの用途で使うことを目的に作られており、丈夫で適度に伸縮性もあるため、洗濯ネットの代わりに適しています。

平たい巾着袋は洋服を入れるのに最適な形状。

また、靴下や下着などの細々としたものを洗濯用にまとめるのにも便利です。

6枚セットの余った分は、野菜などの食材ストッカーや旅行時の衣類入れとしても役立ちます。

もしかすると普段の洗濯ではネットをあまり使わない、という人も多いかもしれません。

実は洗濯ネットを使うと、洋服の型崩れや毛玉、シワを防止できるというメリットがあります。

衣類同士が擦れて毛玉ができる、生地が傷むといった状態を防ぐためにも、適度に洗濯ネットを使う必要があるでしょう。

過炭酸ナトリウム【下水にやさしい抗菌漂白粉末】

過炭酸ナトリウムは、酵素系漂白剤としてエコクリーニングジャンルで有名な素材です。

洗濯をはじめ、キッチンやお風呂の排水溝クリーナー、家庭用洗剤などの代わりにもなります。

水に溶けた後は、水と酸素、炭酸ソーダに分解されるため排水が圧倒的に環境配慮になる点も魅力。

ただ、使い方を間違えると有毒な成分なので、使用時はかならずパッケージの注意事項を守りましょう。

最も効果的な方法は、温かい水に溶かして洗濯するやり方です。つけ置きもOK。

お湯はあつすぎると意味がないので、20〜50度くらいのぬるま湯が理想的です。

注意点として、過炭酸ナトリウム単体の粉末を使うこと。

よく洗剤や石鹸がミックスされたものもありますが、材料同士で反応してしまい、過炭酸ナトリウムが持つ漂白作用や抗菌作用が消化されてしまいます。

あとは、衣類の素材にも気をつけましょう。タグに、塩素・酸素漂白剤禁止とあるものは使えません。

エコ洗濯グッズを選ぶポイント

エコで便利な洗濯グッズを選ぶポイントは、

使っている洗剤や柔軟剤、洗濯グッズとの相性を考えること

もちろん今使っている洗剤を辞めて、マグネシウム洗剤に替える、柔軟剤を辞めてドライヤーボールに替えるといった選択肢もあります。

ただ、洗剤や柔軟剤を使ってきた期間が長いほど、洗濯槽の汚れもしつこいですし、その掃除にも手間がかかります。

家族の洗濯を担っている場合は、香りや肌触りなどの好みも考慮する必要もあるでしょう。

いきなり洗剤が変わっているとびっくりしますし、家族喧嘩の原因にもなりかねないので、段階を踏んで取り入れていってください。

【ちなみに】一般家庭用洗濯機における水の平均使用量

  • 水槽式(従来の縦向きタイプ)9kg:1回100L
  • ドラム式9kg:1回69L

一人暮らしサイズの洗濯機なら9kgではなく、4〜5kgがMAXなので、1回あたり50L前後という計算になります。

最後に:エコな洗濯グッズで快適な毎日を

ここで紹介したアイテムは、洗濯機の種類や、普段使っている洗濯洗剤、柔軟剤の種類などによって、役立つものや使えるものが異なる点には注意してください。

この機会に、地球に優しい洗濯について考え、気になるものはぜひ取り入れてみてください。

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