輸出輸入での英語副業のやり方と求人・案件の探し方|貿易の翻訳や通訳

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輸出や輸入といった貿易関連業務では、英語力が重視されます。

中国語や韓国語が重視される場合もありますが、基本的には英語でやりとりする機会が多いため、英語が使える人は有利です。

企業に務める他、副業として業務を請け負うこともできるでしょう。

今回は、輸出や輸入業における英語副業のやり方や、案件・求人の探し方について紹介します。

海外輸出・輸入ビジネスを個人で行う際には、英語が必要ないとされますが、やはり英語があると格段に仕事がはかどります。

ゆくゆくは本業として貿易業界に携わりたいと考えている人にも役立つ情報ですので、英語が使える人はぜひ参考にしてみてください。

目次

輸出・輸入での英語副業のやり方

輸出・輸入関連の英語副業のやり方には次のような選択肢があります。

  1. 貿易関連企業や部署の通訳・翻訳業務を請け負う
  2. 企業や他の個人の輸出入ビジネスをサポートする
  3. Buyma経由で輸入販売する
  4. 自分で輸出入するビジネスを持つ

1.貿易関連企業や部署の通訳・翻訳業務を請け負う

貿易関連企業や部署の業務を、副業やWワークとして業務提携方式で請け負う方法です。

週3日や夕方から数時間だけ、といった限定的な働き方の求人も少なくありません。

ビジネスで通用するだけの英語力が証明できれば、受注できる可能性は高まるでしょう。

現在は、多くの企業でリモートワークが推奨されており、自宅での業務や出勤不要な働き方が増えています。

ただ、機密事項などを扱う場合は出勤が必要となるため、一概には完全リモートOKとは言い切れないかもしれません。

2. 個人の輸出入ビジネスをサポートする

企業ではなく、個人で輸出入ビジネスを行っている人のサポートを請け負うという方法です。

クラウドソーシングサイトなどでも募集があるので、応募して受注することができます。

また、スキルシェアサイトでサポート業務を商品として出品しておけば、必要とする人に購入してもらうことが可能です。

3. Buyma経由で輸入販売する

Buymaは人気の輸入ビジネスプラットフォームのひとつです。

海外製品を国内に向けて販売できるサイトで、海外に住む人が多く取り組んでいます。

英語が使える人なら、海外通販などで現地の正規品を購入して国内で販売する方法を実践できます。

輸出・輸入副業の中には、英語力がなくてもできると謳うものが多くみられます。

調べただけですが、Google翻訳を使って仕入先とやり取りができれば、たしかに英語が使えなくてもできそうです。

ただ、翻訳サイトを使う手間や時間がかかりますし、ニュアンス的なものも含めて十分に伝えられるかというと難しいところがあるでしょう。

条件などの交渉においても、英語力がある方が相手側にも軽く見られずに話を進めやすいはずです。

4. 自分で輸出入するビジネスを持つ

自分で海外からの輸入や海外への輸出を行う場合にも、英語力があると相当有利です。

日本ではまだ扱われていない商品やメーカーを見つけた際に、すぐに英語で問い合わせができます。

どちらかというと、英語副業というよりは「英語を使って輸出入ビジネスをする」色合いが強い方法ではあります。

英語力だけで始めようとするのは、ちょっとハードルが高いかもしれません。

Buymaもですが、最低限押さえておきたい法的な知識などもありますしね。

すでに自分のショップを持っている人や、知人のショップを手伝っている人なら、始めやすいでしょう。

輸出輸入の英語案件・求人の探し方

では、実際に輸出・輸入の英語案件や求人をどこで見つけるのか、探し方について説明していきます。

1. 求人サイト

多くの転職サイトや求人サイトでは、業務委託形式で受注できる求人情報を扱っています。

「英語翻訳 輸入」「貿易事務 副業」などのキーワードで探してみると、いろいろ見つかります。

求人サイトは無限にあるので、信頼性のある大手サイトからチェックしていくのもひとつの手です。

もし怪しいなと思ったら、二次検索、三次検索と続けて調査してみてください。

翻訳や通訳特化タイプの求人マッチングサイトのアメリアもおすすめです。

2. リモートワーク特化型求人サイト

自宅からリモートワークで副業したい場合は、リモートワーク特化型の求人サイトがおすすめです。

小さな子どもがいる人や、活動範囲が限られる人など、移動せずに受注できる案件を探している人はぜひ活用してみましょう。

3. クラウドソーシングサイト

クラウドソーシングサイトでは、副業案件が多数公開されています。

履歴書や職務経歴書がなくても、案件に応募でき仕事を受注できる手軽さが魅力です。

下記のような大手サイトなら、安心して受注できるでしょう。(筆者も使っていました)

未経験や初心者などで、経験を積むことを優先したい場合には、クラウドソーシングサイトを覗いてみましょう。

4.スキルシェアサイト

スキルシェアサイト上で、自分のメニューとして輸出入に関する翻訳や通訳の仕事を出品する方法もあります。

受注内容や価格などの条件は自由に設定でき、公開しておくだけで(基本的には)受注がきます。

しっかり受注数を確保したい場合は宣伝戦略も必要ですが、プロフィールやメニューの詳細がきちんとできていれば宣伝しなくても受注できる可能性は十分にあります。(経験あり)

使ったことがない人も、他の人がどんなメニューを出品しているのか、どの商品が人気なのか、検索してみると参考になりますよ。

輸出・輸入で英語が使えると有利な理由

輸出・輸入業において、英語が使えるメリットを見てみましょう。

  • 業界の求人で採用されやすい
  • 輸出入ビジネスを間近で見られる
  • 個人で輸出や輸入を副業にしやすい

そもそも、貿易業界における求人で採用される確率が高まる、という大きな利点があります。

副業から本業にステップアップすることも将来的な選択肢として入ってくるので、転職や就職を考えている人にもおすすめできます。

また、輸出入ビジネスを間近で見て学べるため、ゆくゆくは自分でビジネスをやってみたい人にとっては有利な環境です。

個人輸入や海外輸出は、副業として成立させられるビジネスですが、一部をサポートする副業を行いながら、裏側を知ることができます。

どうやってビジネスを続けていくのか、リアルを学べるのは魅力的だと感じます。

そしてそのまま、英語を使って個人輸出入ビジネスを始めてしまえますよね。

輸出入業務に役立つ資格

働き方問わず、輸出や輸入に関わる業務をする上で役立つ資格として、下記のものを推薦します。

TOEICや日商ビジネス英検は就職や転職にも有利です。

また、通関士は貿易関連唯一の国家資格ということで、国内で活動する上で持っておくと便利な資格といえます。

TOEICは英語力を高めるためにも持っておいて損はありません。

ビジネス英語力を高めたい人には日商ビジネス英検がぴったりでしょう。

最後に:貿易関連で英語ができると強い

抵抗なく英語が使えるというのは大きな武器であり、貿易関連の業務においても重要です。

個人で輸出入をするには多少ハードルはありますが、他の人や企業のビジネスをサポートして副業として成立させることもできます。

長期的に見ても、貿易業務で使える英語スキルを持っていて、経験があれば将来の活躍の幅が広がります。

英語力を活かして、自分に合った働き方で副業を続けていきましょう。

他にも、英語を使った副業の選択肢を知りたい方は、下記の記事も読んでみてください。

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