仕事ではパソコンが、コミュニケーションツールではスマホが「標準」となった今日、ネット検索は日常的に使われるツールです。
頻度が多くなくても、気になったことをすぐに調べて解決できるネット検索は非常に便利です。
これを書いている2020年6月現在、すでに日本語だけでなく英語でも検索する必要性が高い、ということについてお伝えしようと記事にしています。
「英語なんてわからないし、苦手」という人も、なにも問題ありません。
コピペ程度の操作だけで、英語検索できる方法についても説明していますので安心してください。
筆者自身、日頃から検索を使いまくるため、英語と日本語両方でよく検索して情報収集しています。
ネット検索する頻度が高い方、情報収集のやり方を模索している方、ネット上の情報に違和感を感じる方など、ぜひ最後まで読んでみてください。
英語で情報収集すべき理由
日本語だけでなく、英語でもネット検索できるようにすべき理由、それは特定のジャンル、業界などでは日本語検索と英語検索でヒットする結果が大きく異なるため、正しい情報を得るためには、日本語の情報だけでは不十分だからです。
そもそも数年前からその傾向はありましたが、今になってより必要となっていることを、ヒシヒシと感じています。
当サイト内では、英語中級・上級者向けの勉強方法をまとめていますので、すでに英語が使える人にとってはもはや不要な情報かもしれません。
「すでに日頃から英語検索しているよ」という人は、そのまま続けていってください。
さらなる英語力が身につくはずです。
言い換えると、英語力を伸ばしたい人こそ英語で検索すべきだといえます。
英語で情報収集するメリット
英語でのネット検索などを通して情報収集することで得られるメリットはたくさんあります。
- 英語で公開されている情報の方が圧倒的に多い
- 英語情報の質が高い(といわれてきた)
- 最先端情報を日本に入ってくる前に入手できる
- 日本語の情報の真意を確認できる
- 英語力がアップする
1.英語で公開されている情報の方が圧倒的に多い
英語で情報収集する最大のメリットは、圧倒的な情報量の多さにあります。
地球上で英語を公用語とする国や地域、日常的に英語を使ってコミュニケーションする国や地域の方が、日本語を使う国や地域よりも圧倒的に多いことは簡単に想像できるでしょう。
実際、ネット上の情報のうち全体の4分の1前後は英語といわれています。一方、日本語は多くて5%ほどとか。
日本語よりも英語を使ってオンライン検索する方が、探している情報が見つかりやすいのです。
海外の情報はもちろん、英語学習に役立つ無料のオンラインクラスや無料アプリなども、英語検索の方が簡単に見つけられます。
2.英語情報の質が高い(といわれてきた)
最近は、日本のGoogleでもアルゴリズムが調整されているため、以前ほどひどくはありません。
それでも、リファレンスなどから判断した際も、英語検索の方が調べたいこととヒットするサイトやページの内容の整合性が高いといわれてきました。
これは英語で公開されている情報量が多い分、上位表示されるページの質は自動的に高くなりやすいことももちろん関係しています。
情報量という観点では、日本語が英語を上回ることはないので、量による恩恵は英語の方が得やすいのです。
日本語で10件、英語で100件ヒットした場合、100個の中の3個の方が精度が高いと予測できます。
3. 最先端情報を日本に入ってくる前に入手できる
学術論文、プログラミング、オンライン教育などの分野、ビジネス研究、ビジネスモデルやトレンドなどの最先端情報はほぼ100%英語です。
海外のものや情報が日本に入ってきて流行する、という流れは今もなお続いています。
そのため、英語で情報収集しておけば、次に日本で何が話題になるか、注目されて売れるかが一足先にわかってしまうという訳です。
実際、海外のYouTuberなどのビデオを見ていて、でてくるアプリやサービス、お店、商品などが数ヶ月から数年経って日本で人気になったのを幾度となく見てきました。
店舗限定のイオンで導入され始めた、バーコードリーダー的な機械を使ったレジ精算なしのお買い物は、イギリスのスーパーマーケットwaitroseでは何年も前から導入されています。
Spotifyも海外では普通に使われている頃、日本では事前登録用のウェイティングリストでした。
特に自分でビジネスをやりたい人がいたら、英語検索と情報収集することをおすすめします。
4.日本語の情報の真意を確認できる
日本語検索だけでは偏った見方や意見しかヒットしなくても、英語で検索することで違った視点で書かれた情報が見つかる場合があります。
情報の真意を確認したいときにも、英語検索や英語での情報収集が役立ちます。
5.英語力がアップする
英語で情報収集をする中で、英語力も上がっていきます。
英語の文章や動画を見て理解する必要があり、調べ物をしながら新しい単語やフレーズを覚えることが可能です。
多くの英語に触れることで、特別勉強する時間を取らなくても英語力を向上させられる可能性も高いでしょう。
スムーズな情報収集には、単語力や基礎文法、文化などの背景知識なども必要です。
英語がわからない人も、情報収集に慣れていくことで、英語力は身につけられます。
英語が使えなくても大丈夫!英語での情報収集のやり方
英語での情報収集方法には、主に次の2つの方法があります。
- インターネットでオンライン検索する
- 雑誌や新聞、書籍を読む
英語が使えない人やわからない人でも情報収集が日本語に近い感覚で可能なのは、ネット検索です。
英語で書かれている雑誌や新聞や本ももちろん役立ちますが、辞書を使って意味を理解しながら読むとなると時間を要します。
ここでは、英語を使ったネット検索やググり方についてさらに詳しく解説します。
英語を使ったインターネットでのオンライン検索方法
インターネット検索を英語で行って情報収集する際、参照すべきページは以下の3種類です。
- 海外のニュースメディアを読む
- 英語の論文や研究データを参照する
- 海外の個人ブログを参照する
英語が使えなくても翻訳サイトで情報収集が可能
英語が使えない人でも、翻訳サイトを使うことで検索結果を日本語表記に変換できるので、問題なく読めます。
「英語なんてわからない、検索するといってもなんと入力するかもちんぷんかんぷんだよ」という人も安心です。
英語検索の翻訳サイトの利用手順
英語でネット検索した内容を日本語に変換して理解する手順は、次のとおりです。
- 調べたいキーワードを英語に変換する
- 出てきた英単語すべてをコピーして検索窓にペースト(貼り付け)する
- 検索を実行して、検索結果の中からページを開く
- 英語の文章をコピーして翻訳サイトにペースト(貼り付け)
- 日本語訳に変換して読む
たとえば、動画編集ソフトについて知りたい場合は次のような流れになります。
- 動画編集ソフトを英訳する→video editing softwares
- Googleの検索窓にvideo editing softwaresとコピペして検索実行
- 出てきた検索結果のページを上から開いていく
- 開いたページの中の文章をコピーして、翻訳サイトに貼り付けする
- 日本語に変換された文章を読む
最後に:英語でネット検索して情報収集していこう
結論はひとつだけ、日本語だけでなく英語でも情報収集しましょう、という話です。
特に英語力を伸ばしたい人は、どんどん取り入れていきましょう。回数や頻度を上げていろいろなことを検索してください。
英語がまったく駄目、わからない人は高性能な翻訳サイトを使いましょう。
ネット検索では、偏った情報だけを信用しないことも大切です。
良いという意見があれば、かならず悪いという意見も存在するので、両方チェックすること。
片方の意見しか見つからないという場合は、情報収集不足か検索しているデータベース内で調整されている、かのどちらかです。
ひとつの検索エンジンを使っていた場合は、探す場所を変えてみてください。
この機会に、いつも使っているものとは別の検索エンジン・検索サイトを試してみましょう。
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