英語上達のために勉強時間を捻出するために、プライベートの時間管理も必要になってきます。
残業1日3時間平均、週末は友人とアウトドアなどにでかけるような充実した生活では、英語上達のために新しい時間を捻出することはなかなかできない、と躊躇してしまうかもしれません。
英会話スクールなどに通わなくても習得するためには、自己管理が必要不可欠です。
社会人だから忙しい、とあきらめてしまう前に今一度タイムマネジメント術を適切に取り入れてみてください。
今回は、英語学習のタイムマネジメント術や、英語上達を目指す社会人が働きながら英語を身につけるコツについて紹介します。
英語上達だけでなく、自分のスキルアップに必要な行動が簡単に取れるようになります。
仕事が忙しいが英語を身につけようとしている方、仕事と英語学習を両立させるのが難しくて悩んでいる、社会人でも勉強時間を確保するためのコツを知りたい方は最後まで読んでみてください。
英語力をアップさせて転職や就職を目指している方、英語勉強をする時間を確保できずに困っている方などは最後まで読んでみてください。
英語上達タイムマネジメント【4つのポイント】
英語上達のための時間管理術、ポイントは次の3つです。
- 時間を決めて英語勉強だけやる(それ以外の時間にやらない)
- 1〜3ヶ月など期間ごとに取り組む
- スキマ学習を大切にする
- 体調管理術を徹底する
1.時間内は英語勉強だけやる
英語学習のための時間は、英語勉強だけに集中します。
同時にそれ以外の時間は、英語学習をやらないと決めましょう。
例えば、平日なら仕事から帰宅してから1時間だけ英語勉強に当てる、など決めておきます。
英語勉強に集中する時間を決めたら、それ以外の時間には英語勉強以外をやるのです。
時間内だけ集中して取り組むことで学習内容の定着率が上がり、ます。
メリハリがつくため、他のやりたいことが影響されなくなり、毎日の生活の中で無理なく英語学習を続けられます。
2. 1〜3ヶ月など期間ごとに取り組む
TOEICならTOEIC対策、ビジネス英語ならビジネス英語対策、と内容を絞っておくと勉強しやすくなります。
勉強する範囲が漠然としていると、あれもこれもやらなければと気持ちばかり焦ってしまい、勉強が手に付きにくいでしょう。
また、勉強の成果が出にくいので手応えが得られず、やっても無駄なのでは?とモチベーションが削られ、継続しなくなってしまいます。
TOEICなど試験の場合は、受験日をあらかじめ決めておくと、逆算して勉強する計画が立てられるはずです。
目標から逆算して計画を実行し、達成する方法については別記事でまとめます。
3. スキマ学習を大切にする
移動時間や休憩時間など、合間の少しの時間だけ学習をするスキマ学習を大切にしましょう。
たかが1回20分でも、1日3回あれば1時間、1週間で7時間の勉強になります。侮れませんよ。
決めた学習だけをやるのが、すき間時間の有効活用方法です。
例えば、移動時間30分間は英単語のアプリ、英語のポッドキャストや動画を見ると決めておきます。
迷うことなく英語勉強に取り組めるため、すき間時間が無駄になりません。
なお、使いやすいスマホや携帯できる充電器なども用意しておくとスキマ学習に役立ちます。
充電がすぐなくなってしまう古いスマホ、あるいは容量がすぐにいっぱいになってしまうスマホの場合は、新しいものに変えてしまいましょう。
長い目で見ると新しいスマホの方がコスパは高くなります。最新のものでなくても中古で比較的使用期間が少ないもので問題ありませんので、探してみてください。
4. 体調管理も徹底する
タイムマネジメントの肝は、1日24時間全体の調節。体調が万全に整っていないとうまく時間を回せません。
1日24時間のうち英語勉強のための時間を捻出したら、他の時間を調節して、体に慣らしましょう。
例えば、
- 無駄な夜ふかしをしない
- 睡眠を十分取る
- 脳みその働きが鈍る食べもの・飲み物は避ける
- 体の疲労回復を早める筋トレやリラクゼーションをする
- 無駄な付き合いに参加しない
など。
健康な体があってこそ勉強効率が上がり、スキルアップにつながるものです。
一にも二にも健康が資本ということです。
自分は夜ふかししても影響ない、と思っている人はぐっすりと寝た日と寝不足だった日の頭の働きの違いを感じてみてください。
添加物の多い加工食品や、アルコールの飲みすぎ、午後のカフェイン飲料など脳みその働きが鈍る食べもの・飲み物は避けましょう。
会社の飲み会などで、時間とお金、エネルギー全部の無駄使いになると感じるものはスケジュールから削除しましょう。
社会人のための英語学習3ステップ
- 目標を決める
- すき間時間を徹底活用する
- 継続すること・諦めないこと
1. 目標を決める
自分が英語を勉強する目標を決めましょう。
- 「TOEICテストで700を超える」
- 「海外ドラマを日本語字幕なしで理解できる英語力を身につける」
- 「ビジネス英語を習得してプレゼンや交渉で使う」
- 「留学するためのTOEFL合格点を取る」など
自分にとってモチベーションが上がるわかりやすい目標をたてること。
目標は数値を使って、具体的、期限があるゴールが理想的です。
2. 移動時間やすき間時間が英語勉強に使うと決める
移動時間は英語勉強すると決めてしまいましょう。
クイズ系の英単語アプリを使ったボキャブラリーアップがおすすめです。
アプリならスマホやタブレットで勉強ができて効率が良いので使いやすいでしょう。
無料でも結構な数の単語問題をこなすことができるので、気になるものがあればダウンロードしてみてください。
3. 継続すること・諦めないこと
英語はツール、道具なので使い続ければ忘れません。逆に使わなくなるとすぐに忘れます。
だからこそ英語学習は継続が大切なのです。
毎日続けようとして、1日できなかったらもうだめだ、と諦めそうになっても次の日から再開すればいいのです。
完璧主義は継続の敵。1日できなくてもとにかく継続していくと決意しましょう。
働きながら英語勉強できる?社会人の3大言い訳めった切り
どうしても勉強が続かないと嘆く人もいるでしょう。
言い訳をしてしまう気持ちはわかりますが、今よりもレベルの高い英語をマスターするためには言い訳はNGです。
よくある言い訳をぶった切ります。
1. 社会人は時間がない→時間を作る
時間がないと言い訳せずに、英語学習の時間を作ること。そのために他の時間を削る必要があります。
仕事にプライベートに、家族の時間に、と社会人はいろいろと忙しいものです。
時間は1日24時間、全員に平等。英語学習の1時間を25時間目として生み出すことは無理なので、24時間の中での優先事項を調整しましょう。
時間の作り方と優先事項の調整には、時間管理のマトリックスの考え方が役立ちます。
時間管理のマトリックスについては下記記事でわかりやすく解説していますので、読んでみてください。
2. 集中力が続かない→体力をつける
英語勉強中の集中力が続かずに、すぐに飽きてしまう、勉強が続けられない場合は体力をつけることも考慮しましょう。
集中力は自分の脳の癖付けも必要ですが、体力や筋力も関係しています。
仕事で忙しいからと体を動かす習慣がない人は、脳のエネルギー効率を上げるためにも、体調管理の視点を取り入れてみてください。
本当に体力がない人でも始めやすいトレーニングが1分間スクワットです。
自宅ですぐに今からできて、数分で済むにも関わらず、効果は大きいのでやってみてください。
1分間スクワットや体調管理は下記記事で解説していますので、併せてご覧ください。
3. スケジュールが組めない→オンライン英語レッスンを使う
1日、1週間の時間の使い方を見直し、無駄を省くことで、英語勉強の時間を確保できます。
が、どうしてもスケジュールを空けられない、という人もいるでしょう。
強制的に英語学習の時間を確保するために、定期的なオンライン英語レッスンを利用するのもひとつの手です。
決まった時間にレッスンを受けることで、英語学習を習慣づけられます。
英語勉強の時間を生活の中に組み込むことができ、否が応でも上達できて、楽しみも生まれます。
目的・目標別のおすすめオンライン英語スクールは下記記事でまとめていますので、ご覧ください。
まとめ:社会人でも英語上達は可能!英語上達のために時間を作ろう
1日24時間のうち、何かを増やすためには何かを削らなければなりません。
自分のペースやコツを掴みながら、少しずつでいいので継続していきましょう。
【関連記事】英語上達のコツ|何をやって何をやらないか決める
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