航空機のチケットが年中お得に取れる時代になりました。
フリーランスで活動している人や、ノマドスタイルで世界中を旅しながら仕事をして過ごしたいという人にとっては、長期滞在に必要なビザは必ず必要です。
ただし、ビザなしでもある程度の期間滞在ができる国も存在しているのです。
今回は、海外に長期滞在したい人向けに、取得すべきVISAリストをまとめました。
併せて、ビザなしで3ヶ月以上滞在ができる国についてもまとめています。
フリーランスやノマドスタイルなどで、長く海外生活を送る方法を探している人、海外に長期・短期滞在を考えている人にとって参考になる情報ですので、ぜひ最後まで読んでみてください。
海外に滞在できるVISAリスト
まずはじめに、企業などの海外勤務、海外在中以外の方法で取得できるVISAのリストです。
フリーランスで海外長期滞在を目指す人はチェックしておきたいVISAとなっています。
フリーランスVISA・ビジネスVISA
ドイツ Germany(1年〜3年)
オランダ Netherland(1年更新)
イギリス Great Britain(GB)(HSMPビザ)
ドイツとオランダは、フリーランスのエンジニアなどの人にはもはや定番の国となりました。
特にドイツは審査が厳しく、VISAが降りたとしても1年から3年まで差があり、審査員次第だの条件次第だのいろいろと噂されています。
オランダは申請に最低資金額が設けられています。
イギリスは入国自体が厳しい国でもありますので、VISA取得は困難かもしれません。
どちらにせよ、しっかりとした事前準備と調査が必要です。
3ヶ月以上ビザなし滞在可能リスト
意外と知られていないのが、ビザなしで3ヶ月以上の長期滞在が可能な国です。
6ヶ月ビザなし滞在可能
オーストリア Austria
イギリス Great Britain(GB)
アイルランド Ireland
スイス Swiss
オーストリアは意外と知られていませんが、二ヶ国間の条約によって6ヶ月滞在が可能な国です。
ただし、事前に外務省に指定の届け出を提出しておく必要がある点は注意しましょう。
これらの国の方は,ビザ免除取極において6か月以内の滞在が認められていますが,90日を超えて滞在する場合には,在留期間満了前に法務省(地方入国管理局)において在留期間更新手続きを行う必要があります。
(引用元:外務省ホームページ)
また、これらヨーロッパの国へ直行便を利用せず、シェンゲン加盟国(※1)を経由して出入国するとなると、180日間90日の規定が課されますので十分注意してください。
(※1シェンゲン協定加盟国について)
180日ビザなし滞在可能
パナマ共和国 Panama
パナマに半年近くビザなしで滞在ができるとは、あまり知られていない国かもしれません。
ただし、180日以内の滞在はビザ不要ですが、条件として入国時に出国用航空券や十分な滞在費を提示する必要があります。
360日ビザなし滞在可能
ジョージア Georgia
2019年後半、Twitterなどで急上昇ワード的に話題になっていたのがジョージアです。
ほぼ1年間ビザなしで滞在が可能、物価も家賃も安く、誰でもフラッと行って移住ができてしまうということで、非常に話題になっていました(私が見る限り)。
正確には360日間という決まりですので、360日経つ前に一度出国し再度入国すれば問題がないようです。
一年に一度海外旅行すればいいだけですので、ハードルは低いですね。
ジョージアはトルコの北隣に位置しており、ヨーロッパへの距離も近いためヨーロッパノマドを考える人には見落とせない情報です。
滞在期間不明
ジブラルタル(英国)
滞在期間が場合や人によって異なる、という面白い国(地域)もあります。
滞在期間は入国審査官判断
(引用元:にほんばしゆめや)
イギリスの領地ですので、厳しそうなイメージではありますが、どのくらい滞在許可されるのか試してみたい気もします。。
【注意】パスポートの有効期限
ビザなしでも3ヶ月以上滞在できる国やエリアも結構あることがわかりました。
ただ、どの国やエリアに滞在する場合にもパスポートの有効期限だけは注意しましょう。
ビザなしでも滞在できるからといって、パスポートの有効期限をチェックせずに出発すると、入国審査で有効期限が短いからといって拒否されてしまう可能性があります。
最低でも帰りの飛行機から3ヶ月以上の有効期限を持って出発したいところです。
海外での長期滞在を考える場合、パスポートは有効期限が1年を切ったら更新するくらいの気持ちでいると、その後いつでも出発できる状態になるので安心です。
まとめ:自分に合った方法で海外の長期滞在を楽しもう
海外に長期滞在する方法にはさまざまなやり方があります。
自分にあった方法を探し、実現可能な条件内で検討していきましょう。
日本人が簡単に取れるビザはもちろん少なく、特にフリーランスとなると非常にハードルが高めです。
しかし100%不可能ではないので、チャレンジする価値は十分にあります。
フリーランスで活動したい人や、多くの会社員とは異なる生活を送りたい人は、どんどんトライしましょう。
むしろ、これくらいのチャレンジは当たり前、くらいの勢いで。
下見として気になる国や地域に出向き、雰囲気や町並みを自分の目と感覚で確かめてみましょう。
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