「ワクワクすることをしなさい」「ときめきに沿って行動しなさい」
最近流行している文言は、時代の変化とともにこれらの視点が世の中に浸透してきているように見えます。
ただ、文言の意味を本当に理解していないまま行動しても、望んだ変化は手に入らないでしょう。
この記事では、なぜ望んだ変化が起きないのか理解するために重要な感情と感覚の違いについて解説します。
感情と感覚には明確に違いがあり、ここを押さえておかないと感情に振り回されるだけです。
引き寄せの法則などスピリチュアルなことに興味がある人には、参考になる内容ですので最後まで読んでみてください。
感情と感覚の違い
感情と感覚はまったく別物です。
ただ、切り離して考えることは難しい相関性があります。
感情
「感情」は、いわゆる気持ちのことです。
嬉しい、悲しい、怒っている、苦しい、せつない、好き、嫌いなど膨大な感情があります。
感情を感じる際には感覚も同時に感じており、そこで感情と感覚がごちゃまぜにされはじめるのです。
そして感情はやがて思考となり、過去や未来へと意識が向いていきます。
感覚
「感覚」とは匂いや感触など五感によるもの、と説明できます。
冷たい、きゅっとする、暑い、鼻が詰まる、胃が締め付けられる、ひやっとする、などですね。
感情を感じる際に五感も発動していますが、感覚には感情は紐付いているだけなので、気持ちは感覚とは別ものです。
感情=感覚ではない
引き寄せの法則などでは「感情が未来を作る」的な
ただ、感情を感じていると思考へと変換されることに気づいてください。
感情を感じている間は、過去や未来に思考が移動していますよね。
今この瞬間にあるのは、感情ではなく感覚なのです。
いわゆるワクワクとは?
では、引き寄せの法則や「好きなことをして生きよう」的な流れで出てくる「ワクワク」とはどういうことなのでしょう。
ワクワク=感情ではない
ワクワクというと「ワクワクする」という感情をイメージするのが一般的ですが、本当はワクワク=感情ではありません。
このワクワクというのは実際は体のある感覚のことですので、イコールではないと思った方が良いです。
ある人はみぞおちのあたりがふわっと軽くなる感じ、またある人は視界が晴れるような爽快さ、などと表現しています。
、、つかみにくいですよね。
感覚を言語化すること自体が難しい上、人によって感覚の感じ方が異なるため一概にはまとめられないため「ワクワク」という言葉が多用されている、という解釈もできそうなくらいです。
感覚には感情が伴わなくていいので、体の感覚というか感じ方といったところにワクワクがある、と捉えられます。
嬉しい気持ちや楽しみになるプチ興奮的な舞い上がりは感情であり、スピリチュアルなどでいわれるワクワクとは違うということがおわかりになったでしょうか。
自分の「本当のワクワク」を探る方法
では、自分にとっての本当のワクワクはどうやって見つけるのか、どう感じ取るのか。
もうこれは自分自身とのコミュニケーションだけが導いてくれるところです。
親友や両親、占い師などに相談してもわからないもの、自分だけが知りえること
ですので、自分の本当のワクワクする感覚を知るためには「他人に相談しないこと」から始めましょう。
筆者自身、他人やネットに相談せず自分自身を探って探って、やっと少しずつこの意味を理解しはじめたところです。
まとめ
筆者自身、放っておくと感情におぼれてしまいがちなので、感情について調べていくことで、感覚との違いにたどり着きました。
ワクワクすることをして嫌なことはやらない、という流れが出てきている中で少し注意しないと自分のためにならないな、と気づいたのでここでシェアしました。
スピリチュアル好きな人にも、人生に悩んでいる人にも役立つ情報だと思います。少しでも役立っていたら幸いです。
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