貯金は、お金を残しておくだけ、というシンプルな行動です。
ただ、普段の行動や生活習慣から、貯金をスムーズな続けるためには余計なものを省く必要があります。
特に貯金を続けたくても続かない、使ってしまって貯められないという場合は、無駄が多い可能性が考えられるのでチェックしてみましょう。
この記事では、貯金を続けるために今日から辞めるべきことを紹介します。
辞めたいと思いつつも辞められていない習慣や、貯金を優先するときに邪魔になる余計な行動など、辞めることで貯金額を増やせる項目をまとめました。
ぜひ参考にしてください。
貯金を続けるために辞めるべき6つのこと
貯金を続けるために辞めるべき6つのことを紹介します。
- 使っていないポイントカード
- お得だからとセールで買う
- 洋服やコスメ・キッチンまわりの買い溜め
- 見栄を張る
- 続けられない完璧な計画
- 将来必要だと思いこんでいるものへの出費
1.使っていないポイントカード
使っていないポイントカードや、なかなか貯まらないポイントカードはこの際辞めることをおすすめします。
「ポイントを貯める」という理由で、無駄な出費を抑えづらくなるからです。
ポイントカードは、必要ないものを買ってしまう口実ではなく、必要な出費のおまけとして使うもの。
貯まったポイントで割引が受けられれば確かにお得ですが、還元率が低いとあまり意味がありません。
食料品や日用品など必要経費で貯まるポイントや、よく行くお店のカード以外は財布から取り出してしまいましょう。
2.お得だからとセールで買う
セールやアウトレットで、安いからという理由だけで購入することを辞めましょう。
長期的に見ると、逆に出費がかさむことになるからです。
実際に安いときにたくさん買うことが多い場合、そこで買ったものを実際どのくらい使っているか振り返ってみてください。
そこまで気に入っていないものなら、出番が少なくてタンスの肥やしになってしまいます。
価格優先で質が悪いものを買っても長持ちせず、短期間で使えなくなり、また新しく買い直すお金が必要です。
安いからOK、と余計なものまで買っていては、いくらお金があっても足りません。
本当に必要なものや気に入ったデザイン・品質のものを買い、愛用することが結局コスパを高めます。
3.洋服やコスメ・キッチンまわりの買い溜め
特に女性に多いのが、洋服やコスメを必要以上に買い込んでしまうことです。
必要以上の所有は、貯金を優先するステージでは余計な出費であり、節約すべきものといえます。
食器やカトラリーなどキッチン雑貨や文房具、細々としたアクセサリーなども同じ。
趣味や楽しみの一貫として、ファッションやおしゃれは重要ですが、クローゼットいっぱいに持つ必要はありませんよね。
バランスが難しいですが、本当に使うかどうかを丁寧に自分に聞きながら整理してみてください。
同時に、着なくなった洋服や流行から外れたもの、似合わなくて使っていないコスメなどは手放してしまいましょう。
4.見栄を張る
見えやプライドが動機の買い物を減らすだけでも、出費をかなり抑えられます。
とはいっても、それが難しい。。
「友人や同僚などに負けたくない」「あのひとも持っていたから」という理由で買い物をしてしまう。
自分では気づかなくても、そういう気持ちが心の中に残っていると、何かのタイミングで出費に影響するものです。
心のケアをすることで、負けたくないという気持ちはすべて幻想で、自分の中にある思いだと理解できます。
そして、処理して開放できるのですが、一瞬では難しいですね。
仕事柄スーツや時計、靴、バックなどにこだわる必要がある場合は、質が高く長く使えるものを揃えましょう。
5.続けられない完璧な計画
続けられずに支払っている費用はありませんか?チェックしてみましょう。
通い続けられないジムやヨガの月謝、利用していない英会話スクールの使用料、サブスクサービスなどです。
完璧な計画を立てても、実際に行動できていないのなら意味がありません。
このタイミングで、辞めてしまいましょう。
本当にやりたいことは、どちらかというと、自然に続くものです。
自分の気持ちを振り返る良いタイミングでもあります。
6.将来必要だと思いこんでいるものへの出費
将来のために必要だ、という理由からお金を払っているものも、不要である可能性があります。
確かに、生命保険や教育ローンなど実際に必要な支払いもあるので、すべてが該当するとは言いません。
ただ、本当に必要なのかどうかは一度考える必要があるでしょう。
(7.副業やサイドビジネスでお金を儲けようとする)
貯金を増やすためには、収入を増やすことも有効です。
ただ、そのために副業を新しくスタートさせるのはおすすめではありません。
理由は「足りないという心境から始めたことは、さらにその状況を進行させる」「一時的にお金が増えても長く続かない可能性がある」「本業とのバランスが取れず、どちらも中途半端になりやすい」などいろいろあります。
副業やサイドビジネスを始めることが、なぜ貯金に逆効果なのかについては、詳しい説明が必要だと感じています。
別記事にて改めてまとめますので、そちらもご覧ください。
おまけ:貯金いくらで仕事を辞めるか
貯金がいくら溜まったら仕事を辞めるかは、人それぞれです。
ライフスタイルや住む場所、生活費、家族構成、趣味などお金を使う事柄が違います。
貯金が300万円で仕事を辞める人もいれば、貯金が2,000万円まで仕事を辞めずに続ける人もいます。
どうしても耐えられない人なら、会社を辞めることを優先するので、貯金なんて関係ないかもしれません。
だとしても、辞めた後は徹底的に節約しながら、必要な収入を得られるまで仕事に集中する。
お金を貯めて、投資をしながらお金にも働いてもらう。
この流れを目指しつつ、軌道に乗るまでは生活スタイルを変える必要があるでしょう。
軌道に乗ったとしても、節約と貯金を続けていかなければならないかもしれません。
独立にはチャレンジする勇気も大切ですが、お金など現実的な選択肢とのバランスがより重要です。
お金など数字に関することは、現実的に考えるために役立つ要素ですので、有効活用しましょう。
まとめ:貯金を続けるために余計なことを辞めてみよう
食費や必要なものまで切り詰めて、無理して貯金にまわす必要はありません。
ただ、余計な出費は確実に減らし、お金を管理することが長期的に貯金を続けて資産を増やすために重要です。
お金を貯める、というシンプルな行為ですが、生活に欠かせないお金の管理に慣れるまでは時間がかかります。
自律した生活を送りながら貯金をスムーズに続け、将来の自分に投資していきましょう。
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