貯金をするメリットを見つけよう!貯金が続かないすべての人へ【自律女子の経済術】
- 2019.02.05
- 2021.02.19
- 貯金術

「貯金をしようと思っても、いつも続かなくて挫折してしまう、なにかいい方法はないのだろうか」
筆者が過去度々持っていた悩みです。
貯金したことがない人、あるいは貯金が続かない人が「なんとなく貯金をしよう」と思って始めても、実際続かないままです。
車や自宅、旅行といった目的のために、ある程度の金額を貯めることは、意識すればできるかもしれません。
ただ、経済的に自律する、経済的なある程度の自由を手に入れるための貯金には、ちょっとしたコツがあります。
結論から言うと「貯金をするメリットを見つけること」です。
今回は、貯金をするメリットと理解することの大切さについて説明します。
1.「貯金」と人生の目的を結びつける
貯金することが「人生にとってどんなメリットがあるのか」を明確にする必要があります。
人にはそれぞれ人生の中で優先事項があります。
仕事、資産構築やお金、家庭、趣味、友人関係、健康、学ぶこと、衣食住、など、個人個人異なる順位に並び替えられるでしょう。
まず、自分が何を優先しているかをはっきり見つけてください。
優先事項=時間、お金、エネルギーを一番使っているものと考えられるからです。
現状何を優先しているのかを把握することであって、自分にとって好ましいかどうかではなく、また正解不正解はありません。
「今の」自分の優先事項を明確にしましょう。
2. 貯金をすることで、どんな良い影響があるか
優先事項と「貯金」を結びつけるのが、次のステップです。
貯金をすることで、優先事項の分野・ジャンルにおいてどのような良い影響がでるかを見つけます。
「貯金のメリット」というと、貯金があれば〜〜できる、〇〇しなくて良い、などが浮かぶかもしれません。
それよりも、貯金をすることで、仕事、衣食住、友人関係などに及ぶ具体的なメリットを探しましょう。
例えば、
「貯金をすることで、資金があると証明でき移住ビザ取得に役立つ。」
「貯金をすることで、精神的な安定が得られ良い睡眠が取れるようになる。」
「貯金をすることで、嫌な仕事やアルバイトを一旦辞めてやってみたいことにチャレンジできるかもしれない」
といった感じです。
「メリットを見つける、意図的にきちんと自分で探して見つける」ことが大切になってきます。
3. 貯金「しなければ」から「したい」へ移行
貯金する自分なりのメリットを見つけていく過程で、貯金「しなければ」という気持ちが貯金「したい」へと徐々に傾いていくはずです。
貯金するメリットをどんどんメモやノートに書き出します。
優先事項は何か、そして貯金をすることがそれにどんなメリットを生むか、思いつく分だけ書きます。
次第に貯金しなければという気持ちが、少しずつ「貯金したい」という気持ちに移行し始めます。
なぜなら人生における優先事項は、あなたが時間、お金、エネルギーをかけているもので、成長したい、もっと進化させたい、と思っているものです。
貯金をすることで得られる優先事項に関するメリットが明確になると、貯金をすることで成長や進化を促進させることができます。
結果、貯金したくなる、続けたくなる、という流れに入ります。
貯金は「自律したひとりの大人として歩む人生」に不可欠
そもそも、使い道が決まっていなくても貯金は重要です。
現実社会で自律した人として生きるためには、経済的にも自律する必要がありますが、中でも貯金は不可欠です。
貯金が続けられると収入が増え、余剰分は投資に回せるようになり、結果としてより経済的に安定してくる、このサイクルに入るからです。
なぜそうなるのか、という理屈は改めて説明しますので、今は置いておきます。
自律して生きていくためには使う予定のない貯金を続けることになります。これは「一生」の話です。
最初は完璧に続かなくてもいい
貯金をしたことがない、続かなくて使ってしまう、という悩みを抱える人にとっては、貯金を続けるということが高すぎるハードルに感じられかもしれません。
もちろん最初から完璧じゃなくても大丈夫です。
筆者自身、30万貯まっては使い、100万円を目前に90万円代で仕事が途切れ使う羽目になった、などの経験があります。
貯蓄額の増減を繰り返しながら、最終的に貯金が続けられるようになれば良いのです。
はじめ完璧にできなくても良し。自分を責める必要はありません。
先ほどの優先事項の確認、そして貯金するメリットの結びつけを改めて確認してみてください。
貯金=お金の優先順位も上がり、結果的に「お金」のジャンルが成長・進化することになっていきます。
結論:貯金は理論的に納得し、実践的なコツを掴んで続けよう
貯金はお金を貯め始めないと意味がありませんが、関係する背景や理論についての理解を深めることで続けられる意識を作ることも可能だと感じています。
「なぜ貯金するのか、貯金が必要なのか」についての理論が理解できると、貯金をはじめるハードルがぐんと下がるはずです。
もちろん、わかっただけでは貯金額は増えないので、実際に実践しながら自分らしく自律した大人として貯金を続けていきましょう。