妊娠中はお腹の赤ちゃんのことを考えて、食べ物や飲みものに気をつけたいですよね。
カフェインは、コーヒー紅茶のほかに、幅広い食品や調味料、お菓子に使われています。
妊娠していても好きな人なら食べたいチョコレートやココアにも、カフェインは含まれており、摂取量には注意したいところです。
今回は、妊婦さんにもおすすめできるチョコレートの代用品「キャロブ」を紹介していきます。
カフェインが苦手な人、カフェインアレルギーの人にもおすすめできるアイテムです。
「キャロブって聞いたことない」「妊娠中も安心して使えるチョコの代替品を知りたい」という人に役立つ情報ですので、ぜひ最後まで読んでみてください。
キャロブはカフェインNGな妊婦さんにぴったり!
「キャロブ(carob)」とは、いなご豆と呼ばれる植物の果肉の部分を乾燥させたもの。多くは粉末状で市場に出回っています。
チョコレートのように濃い茶色をしていて、果肉自体がチョコレートに近い風味を持っていることで、注目を集めています。
お菓子のほかにも、ドリンクやリキュールなどにも使われています。
キャロブの樹木が多く生息する地中海エリアでは、アレルギーのある子ども向けのスイーツなどに使われることが多いとか。
栄養満点で優秀なキャロブ
キャロブはカフェインフリーなチョコレートの代用としてだけでなく、栄養価の高さも魅力的です。
食物繊維やカルシウム、鉄分などが特に豊富に含まれており、まさに女性の強い味方といえるでしょう。
チョコレートの原料であるカカオと比較すると、脂質が少なく甘みが強めで、お菓子の原材料として使いやすい点もメリットです。
キャロブはカフェインフリー
キャロブにはカフェインが含まれておらず、カフェインフリーです。
妊娠中にも量を気にすることなく安心して取り入れられるでしょう。
ちなみに、主なドリンクやチョコレート類の含有カフェイン量は下記のようになっています。
- ダークチョコレート:43mg@100g
- ミルクチョコレート:20mg@100g
- カカオパウダー:8〜20g@大さじ1杯
- ココア(パウダーから作る):8mg@ティースプーン1杯(約4g)
- ドリップコーヒー:300mg@約230ml
ココア自体は、コーヒーと比較してもカフェイン含有量は圧倒的に少ないものです。
妊娠中であってもコーヒーは1日1〜2杯までなら問題ない、というようなアドバイスを知人のママさんが医師から頂いた、と効きました。
カフェインの量自体が微量なココアは、妊娠中の影響を気にして避けるほどでもはない、とも思えます。
ただ、カカオパウダーをスイーツに使う場合は、ものによってはカフェイン量が多いので注意しましょう。
ココアもコーヒーも、カフェインの影響はゼロではありません。
リスクを減らすためには、摂らないに越したことはないかもしれませんね。
キャロブを使ったおすすめレシピ
キャロブを使ったおすすめのレシピをいくつか紹介します。
クックパッドや楽天レシピなどレシピサイトで「キャロブ」を検索すると、幅広いレシピがヒットするのでやってみてください。
キャロブココア
パウダータイプを使ったおすすめレシピは、やはり簡単にできる「キャロブココア」です。
「カフェインが気になるけど、ココアが飲みたい」という人にぴったりでしょう。
牛乳またはお湯にパウダーと好みの糖類を混ぜて味を調節すれば完成。
パウダーの量は、液体100ccに対して20〜25gほどが目安です。
牛乳の他にも、豆乳やアーモンドミルクなどの植物性ミルクで代用できます。
※一般的なキャロブパウダーは、味がついておらず、チョコレートの近い風味だけを味わえるため、ドリンクにする際は砂糖や黒糖などを加えてくださいね。
キャロブは、クッキーを作る際にココアの代わりに入れるだけでチョコレートの代用になります。
小麦アレルギーの人やグルテンフリーを実践している人は、米粉を使ったクッキーでキャロブを試してみてください。
詳しいレシピ付きでキャロブスイーツは下記記事もご欄ください。
キャロブのおすすめ商品
キャロブは、パウダータイプが主流ですが、キャロブチップスと呼ばれるチョコチップ系のタイプなども出ています。
体内に取り入れる食品ですので、商品を選ぶ際には、オーガニック(有機)認定のものがおすすめです。
iherbでも発売されています。
Now Foods, Real Food, Carob Powder
カフェインレスのラテ
カフェインレスのラテドリンクを作りたい場合は、スパイスたっぷりのラテ用ハーブパウダーもおすすめです。
Pukka Herbs, Night Time Organic Latte, Caffeine Free
まとめ
いろんなスイーツやドリンクとして使えるキャロブは、万能なアイテムです。
カフェインのとり過ぎは妊娠中でなくても体に良くないため、代わりにキャロブを取り入れてみてはいかがでしょうか。
通販の他、富澤商店や製菓材料を扱う店舗で取り扱っていることが多いです。
気軽に使えるキャロブを使って、いろいろなお菓子やドリンクを楽しんでみてください。
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