Googleをはじめ、ネット検索では検索窓に入れるキーワードが検索結果を左右します。
言い換えると「探したいものを見つけるためには、適切なキーワードを入力する必要がある」ということです。
まるで何かのパスワードのように、正しいキーワードを打ち込まないと、望む答えはヒットしない仕組みになっています。
ggrksググレカスと言われるような質問をしてしまうのは、単純に「正しい検索のやり方」がわからないだけなのです。
この記事では、なぜググれない人が多いのかとGoogle検索の極意について、SEOを含めて解説します。
仕事柄、毎日あらゆるキーワードを検索してきた筆者がまとめていきます。
こうした視点は自分自身では気づくことが難しいものですので、Google検索やネット検索を利用する人は全員一度最後まで読んでみてほしいと思います。
Google検索で窓に入れるキーワードのコツ
それでも「Google検索を使いたい」「上位表示されても信用できないなら、どう検索したらいいのか」という人のために、Google検索でほしい答えを見つける手順を説明します。
ネット検索で得た情報の扱い方の基本です。
0.一発で答えが見つかるとは限らない
まず大前提として、Google検索やネット検索時に一発で答えが見つかるとは限らないことを覚えてください。
サイト構築側はSEOでの上位表示を目指しますが、それは最初に表示されるページがクリックされる確率が高いからです。
上位表示されたページに答えが書いてあるものだという前提でクリックして表示するかもしれませんが、答えがない可能性もあります。
それ以前に、入力すべきキーワードが他にある場合は、キーワードを変更して検索する必要も出てきます。
今後上手にネット検索を使っていくためには、一発で答えが見つかるものだという考えを持っていると危険です。
1.思いつくキーワード3つ以上を窓に入れる
ネット検索時に窓に入れるキーワードは3つ以上を推奨します。
3つ以下では検索範囲が広すぎて、関係のない情報やサイトが多くなってしまいます。
「イタリアに旅行した人の数を季節ごとに知りたい」場合は「イタリア 旅行 季節」などを入れるでしょう。
これでも旅行会社のパッケージプランや格安航空券検索サイトなどが上位にきやすいので、できればもう1ワード追加したいですね。
「データ」「過去」など、いくつか試してみると良いでしょう。
というか、調べたいものが決まっていれば、自ずとキーワードは3つも4つも出てくると思いますが。。
2.広告PR以外のヒットページは全部表示させる
検索してヒットしたページで、広告PR以外は全部表示させるのが理想です。
キーワードによっては検索窓の下2つ、多いときは4つも5つも「PR」「広告」のページが出てきますが、開かなくて問題ありません。
書籍や家電などのモノを調べるときにAmazonがPRで必ずといっていいほど出てくるでしょう。
検索結果の上位にもAmazonがいることが多いので、広告の方はクリックする必要はありません。
1ページあたり10個のURL(検索上位10位まで)が出てきますので、全部開きます。タブがゴリゴリ増えますが、しかたありません、笑。
流し読みで良いので、開いたページを眺めて答えを探します。
答えがないとわかったらページを閉じて、次々にすすめます。
3.検索2ページ目以降も見る
ここまで読んで、すでにネット検索が面倒に感じている人も少なくないでしょう、笑。
「ネット検索で探しものを見つけるためにここまでしなくても」と思うでしょう。
今ではネット検索をする人が増えたことにより、ネット上の情報も宝からチリまで星の数ほど存在しています。
その中で探しものをする状態を想像してみてください。一発で見つかるはずはありませんよね?
ということで、1ページ分が終わったらぜひ検索2ページ目も同じように試してみてください。
4.開いたページに答えがなかった場合は「軸ずらし」
Google窓に軸をずらしたキーワードを追加、あるいは置き換えて検索し直します。
大概は、ずらしたキーワードの方が自分がほしい結果が得られやすいというのが経験からの理論です。
(上級編)検索結果のURLで判断
個人ブログなのか、Yahoo!やマイナビ、all aboutなどの総合ポータルなのか、日経などの専門メディアなのかをURLから判断してクリックしていく方法です。
検索した後にURLを見ている人は少ないかもしれませんが、似たようなタイトルが多くヒットした場合には、よりURLをチェックしてください。
個人的な見解や口コミなどを読むなら個人ブログが良いですし、大まかな全体像を理解したり社会の意見や流れをみたいなら信頼性が高い(とされる)ポータル系がおすすめです。
そもそもなぜググれないのか?
ggrks(ぐぐれかす)という言葉が定着していますが、ぐぐれかすと言われてもググれない人がいます。
ググれない人は、Google検索しても求める答えがあるページまでたどり着けないのです。
「適切なキーワードを入力すると、答えあるいはそのヒントが見つかる」というルールを知らずにネット検索を使っている人は「どう検索したら答えにたどり着けるのかわからない」。
故に「それが書いてあったページを教えてほしい」「なんて検索したら出てくるのか」といった質問をSNSなどでコメントし、結果ggrksと言われます。
まとめ:ネット検索には効率を求めすぎないこと
筆者が実際にネット検索をする際にやっていることをまとめただけなのですが、非常に手間かもしれないと気づきました。
ネット検索は何でもわかるので便利ですが、効率を求めすぎたがゆえに間違った情報を正しい答えとして信じないよう注意が必要です。
5つのキーワードを検索窓に打ち込んで、出てきた検索結果をタブで開き、読み流して情報を探して、適切なキーワードを入力しなおして、更に検索して。
そんなことを毎日何十回とやっている筆者は、かなりの変態なのでしょう、笑。
ただ、ものはつかいよう。正しい使い方ができなければ意味がないので、便利さを失うことなく有効活用してほしいなと願いながら、まとめとします。
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