食べるダイエットを続けながら健康的な体づくりに取り組む方が、極端に食べないダイエットよりも健康的に体型を維持できるダイエット方法です。
今回は、マニアック健康の重要な一節である「食べるダイエット」を説いていきます。
筆者自身は糖質制限を辞めることで、糖質制限中に太った5kg以上を4ヶ月前後で落とすことに成功しており、それからリバウンドもしていません。
自分の経験を踏まえて、食べながら健康的に痩せるためのポイントを噛み砕いてまとめていきます。
ダイエットしようかと考えている方はもちろん、ダイエット中の方、痩せないとと焦っている方もぜひ最後まで読んでください。
食べないダイエットでは痩せられない理由
食べないダイエットではどうして「痩せられない」のか、それは筋力不足によりリバウンドしてしまうから、です。
リバウンドしてしまってはダイエットは成功といえませんよね。
食べない=栄養が体内で不足していく過程で筋肉が優先的に分解されていくため、筋力が低下します。
体脂肪は筋肉や臓器が活動することによって分解されていく(燃焼と呼ばれる)ため、筋肉や臓器の活動が衰えると自動的に体脂肪の分解が遅くなります。
筋肉はタンパク質がメインでてきており、食べ物から得られる新しいタンパク質によって入れ替わり、筋肉の発達が進んでいきます。
タンパク質不足は筋肉細胞の入れ替わりで使われる細胞が、古びたものであるだけでなく、加えて糖質が不足すると(ここ大事です)タンパク質の入れ替わり自体が抑制されます。
こうして最終的に、筋肉が正常に働かなくなってしまうのです。
筋肉が衰えるとダイエット効率ががっつり下がっていくため、結局痩せにくくなりリバウンドしやすくなって痩せられなくなります。
食べながら健康的に痩せるための3つのポイント
では、栄養を摂るために食べても、健康的に痩せるにはどうしたら良いのか、次の3つのポイントがあります。
- 食べ物は偏りすぎないこと
- 筋力をつけるために努力しよう
- ダイエットしたい理由を見直す
1.食べ物は偏りすぎないこと
さまざまな食事法がありますが、偏りすぎが最もダイエットや健康に悪いです。
栄養はバランスが大切で、偏りすぎても体は機能しますが長続きはしないので、調子を崩す原因になりかねません。
食べて痩せるためのポイントだけを書き出すと、
- 添加物や化学調味料、得体のしれないものを口にしない(超基本)
- 植物オイルをできるだけ避ける
- ベジタリアンや糖質制限は最長でも3ヶ月まで
- お腹が空いていないときに食べない
- お腹が空いているときに我慢しすぎない
- 水分は味のついていない水で取る
こんなところでしょうか。
経験上、添加物カットで20%、ベジタブルオイルで40%、お腹が空いていないときに食べないことで10%
くらいはダイエットに役立ちます。3つすべて取り組めば70%、かなり加速しそうですよね。(慣れるまでは大変かもしれませんが)
食事法を試す場合には3ヶ月続けたら一旦中止しましょう。ここ、本当に重要です。
たとえば糖質制限で一時的に痩せられた後、糖質を摂り始めると当たり前ですが維持できなくなります。
そこで糖質制限を再開すると、今度は体内のシステムに大きな影響が出るはめになるのです。
体を構成する最重要要素である血液、つまり赤血球は100日周期で入れ替わります。
100日=3ヶ月と10日前後ですから、すべてが入れ替わるころに食事法を変えて体への負担を減らさなくてはなりません。
ダイエットが順調であっても3ヶ月はひとつの区切りとして一旦辞めてみるタイミングにしてください。
2.筋力をつけるために努力しよう
健康的に痩せて体型をキープするためには、筋力が必須です。
筋力をつけることで太りにくく、同じ体重でも引き締まってスタイルが良く見えます。
運動習慣のない方は、1分間1回スクワットから始めることをおすすめします。
3.ダイエットしたい理由を見直す
そもそもあなたがダイエットしたい理由はなにか、今一度考えてみてください。
過去最高に世界中で多様化が浸透してきている2020年、体型はもはや個性以外の何者でもありません。
体型、肌の色、性別、国籍、宗教はすべて多様性が考慮され、プラスサイズモデルも一般化しています。
逆にプラスサイズモデルを起用しないブランドは、BAN(叩かれ、市場から弾かれる)されるほどです。
他の人の目を気にして、あるいは細くないと美しくない、という思い込みのもとでダイエットしようとしている人はちょっとまってください。
あなたはそのままで十分美しいですよ。ありのまま、ってそういうことではありませんか、歌じゃないけど。
本当にダイエットする必要があるのか、ただダイエットしなくちゃと言っていないと他の人の輪に入れない、とか思っていないか、チェックした方が良いかもしれませんよ。
結論:昔ながらのダイエットは時代遅れ!
食べないダイエットはもう時代遅れです。2020年からは「ダイエット」という概念すら変わっていくはずですので、本当に健康的な食生活を通して、理想の体型を目指すことを考えていきましょう。
筆者自身は筋力をつけることを意識しています。毎日はしませんが筋トレをちょいちょい取り入れています。
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