MOOCs(ムークス)オンラインクラスに必要なデータ通信容量・通信速度

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今回は、MOOCs(ムークス)と呼ばれるオンラインクラスに必要なデータ通信容量や通信速度について詳しくまとめました。

画像や重くて遅いなどのストレスを減らし、MOOCsを快適に受けるためのポイントも解説しています。

オンラインレッスンやオンライン授業に関する通信容量・通信速度を知りたい人は、ぜひ最後まで読んでみてください。

目次

MOOCs(ムークス)オンラインクラスに必要なデータ通信容量

MOOCs(オンラインクラス)を受講するときに必要なデータ通信容量を見ていきましょう。

ビデオ映像を再生するストリーミング再生と、オンタイムで教授や他の生徒と参加する場合とに分けて比較していきます。

ストリーミング再生時(高画質)のデータ通信量

ストリーミング再生は、あらかじめ録画された講義映像をオンライン上で受信する方式です。

映像を見ている間は通信容量を消費し続け、高画質になるとある程度速い通信速度が求められます。

高画質な動画をストリーミング再生した際の、データ通信量の目安は下記のとおりです。

ストリーミング再生データ通信量

1時間で20GB前後の動画を1080HDでストリーミング再生する場合、データ通信量は2.25GB。

受信するプラットフォームや画質設定によっても異なりますが、元の動画が高画質であっても、実際の通信量はぐっと少なくて済むことがわかります。

なお、図には含んでいない低画質動画の場合、プレーヤーの設定によっては受信データ量が多くなることもあるようです。

つまり、ストリーミング再生だと、再生画質を落としたからといって必ずしも通信量を節約できるとは限らないといえます。

ストリーミング再生時(zoom録画)のデータ通信量

MOOCsで使用する機会は少ないかもしれませんが、ZOOMでのクラスを録画した動画をストリーミング再生する場合のデータ通信量も比較してみます。

zoom録画ストリーミングデータ通信量

1時間148.8MBのZOOM録画動画をストリーミング再生した場合、3.084GBのデータ通信量を消費しました。

高画質と比べると、元のファイルサイズよりも数十倍の容量を使ったことになります。

ZOOMでは、リアルタイムのビデオ会議では、再生側の状況に併せて解像度やフレームレートを自動で調節して、容量を節約しています。

ただ、録画動画のストリーミング再生では、360設定でも倍近くの容量が必要でした。

この場合、ストリーミング再生の解像度を落とすことで、通信量を減らせます。

使用アプリ別データ通信量

MOOCsで使用するアプリごとに、ビデオ(映像+音声)受講と音声のみの受講でのデータ通信量をまとめました。

アプリ別データ通信量

ビデオ受講の方が音声のみよりもデータ消費量が大きくなることは、多くの人の知るところです。

ZOOMやGoogle Meetよりも、Skypeの方が消費量は少ないことがわかります。

確かにZOOMやGoogle Meetは、映像が鮮明で高画質で写っている印象があります。

リモートワークが浸透して以来、ZOOMを使った講義やレッスンがメジャーですが、長時間の利用によるデータ通信量を節約したい場合はSkypeも検討した方が良いでしょう。

データ通信量の計測方法

パソコンやスマホの実際のデータ通信量を、自分で簡単に測定できます。

それぞれのデバイスでの計測方法を紹介します。

【macOS/Windows の計測方法】

  • Googleで「internet speed test」を検索→「速度テストを実行」

【iOS(iPhone・iPad)/Android の計測方法】

  • 通信速度測定アプリをダウンロードする
  • 「設定」メニューからアプリごとの通信量をチェックする

Wifiなどの回線速度をチェックしたいときにも有効な方法なので、ぜひ試してみてください。

MOOCs(ムークス)オンラインクラスに必要な通信速度

MOOCs(ムークス)オンラインクラスに必要な通信速度を見ていきましょう。

Google Meetで必要な通信速度の目安は、2人でのHDビデオ会議で受信3.2Mbps/送信2.6Mbpsです。

他のツールの一般的な目安は、受送信1.2Mbps(1200Kbps)とされています。

Skypeは、公式サイト上に帯域について下記のように説明があります。

skype公式サイト

(引用元:Skype公式サイト

ビデオ通話の場合には、速度もある程度確保しておく必要があります。

MOOCs(ムークス)オンラインクラスを快適に受けるポイント

MOOCs(ムークス)オンラインクラスを快適に受けるポイント

通信容量や通信速度は、各自の回線の種類やプランなどで異なります。

MOOCs(ムークス)オンラインクラスを、今の通信状況でできるだけ快適に受けるために工夫したいポイントを紹介します。

  • 必要なときだけカメラをONにする
  • 解像度は見える範囲で低いものを選ぶ
  • HDを有効にしない
  • ヘッドホンやイヤホンを使う
  • 可能な場合は動画をダウンロードする

主催側、参加側問わず、クラスに参加している人が一人でもカメラをONにしていると通信量は増えます。

出席や質疑応答など必要なタイミング以外はカメラをOFFにしておくと、通信量が節約できます。

ビデオの解像度(画質)が選択できる場合は、低いものを選択しましょう。

ただ、必要な資料が見えなくなってしまっては意味がないので、読める範囲で調節します。

HD(高画質)モードをONにすると、通信量は急激に上がるの要注意です。

パソコンやスマホのスピーカーは聞き取りにくく、音量も上がりやすいので、ヘッドホンやイヤホンを推奨します。

可能であれば、ストリーミング再生よりもダウンロードがおすすめです。

先に説明したとおり、画質によってはストリーミング再生時に消費するデータ量が多くなることがあります。

ダウンロードしておけば、いつでも閲覧できて便利です。

外付けHDDなどを利用すると、デバイスの容量を圧迫しなくて済むので、ひとつ用意しておくと良いでしょう。

MOOCsに適したWifi・光回線の選び方とおすすめ

MOOCsに適したWifi・光回線の選び方とおすすめ

MOOCsに適したWifiや光回線を選ぶ方法を説明していきます。

  1. MOOCs(オンラインクラス)の通信量をざっと把握する
  2. 普段の生活で使う通信量を計算する
  3. 合計データ通信量からWifiや光回線の契約プランを選ぶ

例えば、週に1回60分のオンラインクラスをストリーミング再生するとします。

1回約1.2GB×4回/月=4.8GB/月

普段の生活で使うデータ容量を計算します。

1日1GB×30日=30GB/月

合計すると30+4.8=34.8GB/月となり、1ヶ月40GB以上のプランを選べば良いとわかります。

MOOCsにおすすめのWifi・光回線

MOOCsにおすすめのWifiと光回線3つ

MOOCsを快適に受講するための通信環境選びとして、ほとんどの人がWifiか光回線の2択です。

MOOCs以外にどのくらいの通信容量やスピードが必要になるかを考慮して、条件に併せて選ぶことをおすすめします。

柔軟性の高いクラウドSIM(※)&200GBプラン→モバイルWi-Fiルーター【GMOとくとくBB】ギガゴリWiFi

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※クラウドSIM:au、ドコモ、Softbank3社の回線を状況に応じて自動選択するタイプ

モバイルWifiルーターは、届いた日からすぐに通信が可能で、速度制限中でもYouTubeが問題なく見られるWimax2+がおすすめです。

Wimax2+の対応エリア外の場合は、3社の回線を自動でつなげてくれるクラウドSIMの大容量プランが良いでしょう。

オンラインゲームなどで高速通信を24時間大量に使用したい場合は、光回線一択です。

工事が必要なので使えるまで日数がかかりますが、安定した通信環境を自宅で整えたい場合は光回線を導入しましょう。

MOOCsを受講するヒントとおすすめクラス

MOOCs(ムークス)オンラインクラスを受講するヒントやおすすめのクラス情報は、別記事で詳しく解説していますので、併せてご覧ください。

最後に:MOOCsを快適に利用するために通信環境を整えよう

MOOCsは自宅からオンラインで受講できるレッスンやクラスのことで、海外の大学や講師の授業が無料で受けられるものも登場しています。

映像のストリーミング再生やビデオ受講など、形式はそれぞれですが、必要なデータ通信量や通信速度を確保しておくことが大切です。

具体的に必要な容量をざっとでも計算しておくと、ギガが足りなくて焦ることもなくなります。

申し込み時に、キャッシュバックやスマホ割などキャンペーンが使えるWifiや光回線はお得です。

快適なオンラインクラスを受講できるよう、通信環境を見直してみてください。

届いたその日から高速通信が可能!

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