ハンドメイドコスメは、女性ならハマりやすい趣味美容のひとつです。
添加物や着色料、香料など余計な成分を使わずに作れる上、使う材料を自分で決められるため、肌が刺激に弱い敏感肌の人にも評価されています。
ハンドメイドコスメや石鹸の要領で、シャンプーバーも手作りすることは可能です。
今回は、シャンプーバーや固形シャンプーの作り方や、手作りする際の注意点、市販のおすすめアイテムなどをまとめて紹介します。
手作りする際に注意すべき点もあるので、併せて載せておきます。
ハンドメイドの石鹸やシャンプーバーを作ってみたい人、シャンプーバーや固形シャンプーに興味がある人は、ぜひ最後まで読んでみてください。
シャンプーバー・固形シャンプーは手作りできる?
シャンプーバーや固形シャンプーは、手作りすることが可能です。
手作りせっけんを作る容量で、頭皮や髪に使う用にシャンプーレシピで作ります。
ハンドメイドすることで自分で材料に何が使われているかがわかるので安心、という人少なくありません。
シャンプー用のレシピを使うことで、髪がぎしぎしする心配もなくなるでしょう。
精油やハーブを加えて好きな香りや色で仕上げることも可能です。
通常、固形せっけんはできあがるまで熟成期間があり、本当の仕上がりは1〜2か月ほど先になります。
でも、この待機時間がより使うときのたのしみやワクワク感を増幅させるのです。
シャンプーバー・固形シャンプーの作り方
固形シャンプーの基本的な作り方をざっくりと紹介しておきます。
【基本の材料】
- 精製水
- 苛性ソーダ
- 油
- 型
【基本の作り方】
- 精製水と苛性ソーダをはかる
- 苛性ソーダを精製水で溶かす
- 油をはかり、油と苛性ソーダ水の各温度をそろえる
- 油と苛性ソーダ水を合わせ、20分間かき混ぜる
- タネを型に入れる
- 保温箱に入れて固める
- 型から出し、切り分けて乾燥させ、4〜6週間ほど寝かせて完成
分量は作りたいレシピ、仕上がりの特徴によって異なります。
「シャンプーバー 固形シャンプー 作り方」など検索窓に入力して検索してみてください。(他人任せですみません、汗)
もし手順に不安がある人は、せっけんシャンプー手作りキットから始めると安心です。
手作りする際の注意点!
材料さえ揃えれば、いつでも自分の好きなシャンプーバーや固形シャンプーを作れます。
熟成期間が必要ですが、できあがるまでの「育てる期間」のワクワク感もハンドメイドの醍醐味のひとつです。
ただ、注意した方がいいポイントとして、まず「レシピ通りに作ること」。これは基本中の基本だと思います。
好きな美容成分を入れてオリジナルアイテムが作られるのも、ハンドメイドの醍醐味ですが、レシピ通りに使わないことで失敗する確率が上がります。
ましてやコスメやせっけんは肌や髪に直接触れて使うものです。
分量が違うだけで、その作用や影響の大きさはまったく異なってきます。
脅すようで恐縮ですが、化学や成分組成に詳しくない場合、成分同士が化学反応を起こして別の物質となり、容器を壊してしまうことも考えられます。
最悪は肌や髪を傷つける、やけどなどの怪我の可能性も出てきます。
レシピ通りに作って使ってみる、成分などに詳しくなってからアレンジしてみる、くらいの気持ちがちょうど良いのではないでしょうか。
おすすめ市販シャンプーバー・固形シャンプー
おすすめ市販シャンプーバーをいくつかピックアップしてご紹介します。
EarthKind®
Bergamot & Sage Shampoo Bar for Dry & Coloured Hair 50g
EarthKind®(アースカインド)のシャンプーバーは、しっかりと固形の状態がキープできるタイプで、夏場も溶けることはありませんでした。
アボカドオイルとオリーブオイルを主成分として、乾燥やカラーでダメージを受けた髪をサポートします。
ベルガモットの柑橘系とセージのやさしいハーブの香りが、使っていて気持ちよかったです。
購入したサイトLoveLulaには、写真のもの以外に水色の通常タイプ(シトラスリーフ)もあります。
LoveLulaはオーガニック・ナチュラルコスメ専用の通販サイトなので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。
日本からの購入方法は別記事にてまとめてありますので、併せてどうぞ。
SAVON STORIES
SAVON STORIES(サボンストーリーズ)の固形シャンプーもお気に入りのひとつです。
本当に使いやすい上、香りが自然で強すぎずに洗っているときに優しく香ってくれます。
洗った後の髪もサラサラになるので、コンディショナーは特に使わなくても平気でした。
オリーブオイル、ココナッツオイルで構成される写真のタイプと、アマゾンのヤシの実トゥクマの種やココナッツミルクを配合したドライヘア用が出ています。
ナチュラル系美容アイテムが揃う、イギリスのおしゃれ通販サイトContent Beauty&Wellbeingで購入しました。
エティーク(ethique)
日本におけるシャンプーバー、固形シャンプーのパイオニア的な存在ともいえるほど知られているのがエティーク。
ニュージーランド初のエシカルブランドで、国内をはじめイギリスやオーストラリアなどでもファンを増やしています。
天然由来成分100%で構成され、シリコンを含め害となる可能性がる合計15の成分が無添加です。
もちろん動物実験はなし。生分解性があり、脱プラスチックを徹底しています。
海外では珍しくない不当労働、児童労働に加担しないなどのブランドコンセプトを反映して丁寧に作られた固形シャンプーです。
見た目もかわいくて種類も豊富に揃っているので、好きな香りや髪への効果などで選ぶと良いでしょう。
迷ったら、もあります。
シャンプーバーのリンスやコンディショナーもおすすめ
シャンプーバーのリンスバージョン、コンディショナーバージョンもあります。
固形シャンプーの使い始めなどに髪がキシキシする場合には、コンディショナーバーも併せて使うと良いでしょう。
キシキシ感自体は、使用回数とともになくなっていくので安心してください。
先ほど紹介したエティークにもありますし、LoveLulaなど海外サイトにも商品の取り扱いがあります。
液体のコンディショナーとあまり変わりないですが、念のため洗い方を載せておきます。
- シャンプー後、シャワーでよく流す
- 髪の水分をできるだけ切っておく
- コンディショナーバーを髪全体を撫でるようにしてこすらせて、せっけんを髪になじませる
- シャワーでよくすすいで落として完了
まとめ
シャンプーバーや固形シャンプーは手作りすることも可能です。
肌に合うものが見つからない、好みの香りのものを作りたい、といった場合にはハンドメイドは便利でしょう。
ハンドメイドする時間がない人には市販のシャンプーバーをおすすめします。
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