自分の特技や経験を活かしたスキルシェアサービスは、年々利用者が増えており、それに伴いさまざまなサービスが登場しています。
サービスや商品を作って販売できるアプリは、ココナラ以外にも多数存在します。
いざ出品するとなると、登録したはいいものの、何をどう出品していいのか迷ってしまうかもしれません。
受注を受けて稼ぐために、押さえておきたいポイントがあります。
この記事では、ココナラをはじめとするスキルシェアサービスで稼ぐための6つのコツを紹介します。
ココナラのようにオールジャンルで出品できるものの他、ジャンル特化型サービスもピックアップしました。
副業やフリーランスの新しいビジネスにも役立つ情報をまとめていますので、ぜひ最後までご覧ください。
スキルシェアサービスで稼ぐ6つのコツ
ココナラをはじめとするスキルシェアサービスで稼ぐために必要なポイントとして、次の6つを紹介します。
- メニューとプロフィールはわかりやすくシンプルに
- 価格設定は適切に
- コミニュケーションを丁寧に
- メニューを随時アップデート
- ひと目でわかるサムネイル画像
- SNSを宣伝として使う
1.メニューとプロフィールはわかりやすくシンプルに
同じジャンルや商品が多数出品されているスキルシェアサービスでは、自分のメニューとプロフィールが最重要です。
「どんなメニューなのか」「誰が販売しているのか」という情報が、そのまま購入する側の判断材料となるからです。
誰の手によって購入者には何が得られるのか、ゴールを明確に示してあげましょう。
記載するポイントとしては次の点が挙げられます。
- 自分の経歴や職歴、商品の魅力を箇条書きでまとめる
- どういった人におすすめなのかをできるだけ多く書き出す
- 購入した後に得られるメリットを丁寧にまとめる
ごりごりセールスの話になりますが、売れるサービスには共通点があり、そこを網羅することで売れやすくなります。
サービスを端的にわかりやすく提案するために、具体的かつシンプルな表現が求められます。
そこに、緊急性のある問題への解決方法という条件が重なると、急激に売れていくのです。
2.価格設定は適切に【初心者とプロの違い】
適切な価格設定も非常に重要です。
安ければ売れるというのは正しくもあり、間違いでもあります。
というのも、安かろう悪かろうはあながち嘘ではなく、安すぎると使い捨てられてしまいがちだからです。
未経験者や初心者と、実績が豊富なプロとでは価格設定のコツが異なります。
2-1.初心者の場合
実績を積んで信頼性を高めることが、未来の受注につながります。
そのために「同じジャンルや同サービスの中の最安値」をつけて出品しておきます。
複数売れたら実績として自分のページに紹介されるようになるので、値上げしていきます。
経験を積む段階では実績を積むために最安値にすることも効果的ですが、そのまま続けていては消耗し続けるばかりです。
相手と自分両方のためにならないので、最終的には価格を上げします。
いつになったら値上げするか、数量や期間のゴールを決めておくと良いでしょう。
販売を続けながら、その間に自分の実力を上げる努力をしていくことです。
2-2.プロの場合
経験や実績が十分にあることと、ポートフォリオを打ち出せるので、根拠ある値段設定を行いましょう。
ここで安くしてしまうと「自信がないのかな」「何か裏があるのでは?」と不安にさせてしまい、逆効果です。
責任を持って最後まで納品対応することを自信を持って打ち出して、出品メニューを設定しておきしょう。
筆者のケースですが、記事やブログの執筆メニューを出品中です。定期的に見積もりの相談が来ます。
あらかじめ出品している条件に合った仕事の依頼がほとんどなので、そのまま受注完了。(まとめて5記事、10記事など)
SNSやこの記事でも宣伝はしていないので、ココナラ内で検索している人が見つけてくれているようです。
3.コミニュケーションを丁寧に
購入者や購入を検討している人とのコミュニケーションは、購入後の満足度につながる重要な要素です。
依頼者が何を求めているのかを丁寧にヒアリングしてから正式に契約することで、サービス商品とのミスマッチを予防できます。
また、対応範囲についてお互いに納得した上で依頼してもらうためにも、メッセージのやりとりが重要です。
特に、相談や質問などの連絡が来たときは、即レスをこころがけましょう。
多くのライバルがいる中で選んでくれた人が、できるだけ早く購入を決められるよう素早く返信します。
返信の速さや丁寧さは信頼性につながり、将来の受注にも直接影響します。
ココナラなどスマホアプリがあるサービスは、アプリを入れておいて通知が来るよう設定しておくと、連絡が入ったときにすぐ気づけます。
アプリがないサービスでも、メール通知の設定をしておくと漏れがなくなりますよ。
購入を検討してくれている人に対して精一杯対応して、せっかくのチャンスを逃さないようにしましょう。
4.メニューを随時アップデート
メニューは必要に応じて随時更新するようにしましょう。
実績の追加や値上げの他、3で来た相談や質問を反映することも大切です。
メニューを見た人に対して不安や疑問を取り除いてあげることが、購入につながります。
5.ひと目でわかるサムネイル画像
写真やイラストの画像にキャッチコピーのついた「ひと目でわかるサムネイル画像」を設定しましょう。
文章のコメントよりも画像の方が、短時間で多くの情報量を伝えることが可能です。
ココナラでは、サービス画像のサイズについて具体的に説明があります。
PC表示では「似顔絵・イラスト・漫画」、「デザイン」、「動画・写真・画像」、「Webサイト制作・Webデザイン」、「音楽・ナレーション」、「趣味・エンターテイメント」カテゴリのみサービス画像を、最大1220×1240ピクセルで表示しています。
画像を最適サイズで表示させたい場合は、以下のようにご対応ください。
–横長の画像の場合:横幅を1220ピクセルにあわせる
-縦長の画像の場合:縦幅を1240ピクセルにあわせるその他の出品カテゴリのサービス画像につきましては、6対5( 横 対 縦 )の比率の画像サイズでアップロードをお試しください。
引用元:ココナラサポート
出品するサイトやジャンルごとの設定をチェックして、合わせてサムネイル画像を設定しましょう。
おしゃれな画像を自分で作るのは大変だ、という人は、他の人に依頼してみるという選択肢もあります。
メニュー画像作成サービスを出品している人を検索してみると良いでしょう。
6.SNSを宣伝として使う
出品サービスにメニューを登録した後、SNSを使って効果的に宣伝することでさらに受注を増やせます。
ココナラなどある程度利用者の多いサービスは、検索などで偶然たどり着いてもらえるかもしれません。
ただ、それでは数が限られてしまうので、しっかりと受注数を確保するためにはできる限り宣伝しましょう。
Twitterやfacebook、Instagramなどでアカウントを持っている場合、そこでサービスメニューを紹介していきます。
固定ページや固定ツイートに置いておくと、自分のアカウントを見に来た人の目に止まりやすいでしょう。
スキル・商品別販売サービスのおすすめ
ここからは、スキル商品別に販売サービスのおすすめを紹介していきます。
SKIMA(スキマ)・スキルクラウド・ココナラ:オールジャンル
定番のスキルシェアサービスといえば、ココナラが有名です。
イラスト特化型のSKIMAやCMなどでも知られるスキルクラウド、この3つはオールジャンルの出品が可能です。
占いからハンドメイド、ビジネスコンテンツまであらゆるサービスが取り扱われています。
手数料も約20%前後と平均的なので、有名どころに出品してみたい人におすすめです。
特技やスキルを販売できる有名サイトである「SKIMA・スキルクラウド・ココナラ」の3社については、別記事で比較しています。
PIXTA(ピクスタ):画像・写真撮影
PIXTA(ピクスタ)では、撮影した写真や画像を投稿してお金をもらえます。
出品者向けイベントやセミナーを随時開催しており、初めての人も学びながら収入アップが狙えます。
スマホで撮影した写真でもOKと手軽な印象もありますが、撮影経験のある中級者以上のレベルにおすすめです。
無料会員登録無料後、身分証明書の提出を経て写真の投稿が可能となります。
ストリートアカデミー:特技を教える
ストリートアカデミーは、幅広いスキルを個人間で教えるスキルシェアプラットフォームです。
ビジネス系スキルから語学、スポーツ、料理、ハンドメイド、美容まであらゆるジャンルの講座が用意されています。
マンツーマンや教室型の対面タイプや、オンライン上でユーザーにシェアする、というより教える教室スタイルです。
2020年時点で約3万人の登録講師、約4.5万件の登録講座を公開。
経験のある得意分野や特技を教えたい人は、ぜひ参加することをおすすめします。
講座を公開する前にストアカ側で審査がある点が、他のサービスとの大きな違いです。
また、報酬受取に必要な手数料が10〜30%とやや高めな点も気になります。
ただ、教えるというスキルはどんな職種やジャンルでも将来的に役立ちますし、何より自分に知識や技術が定着するというメリットもあります。
今よりワンランク上のワークスタイルを狙う人に、一押しのサービスです。
タスカジ:家事・掃除代行
タスカジは、名前のとおり家事を助けるというサービスで、掃除や洗濯、料理、チャイルドケアやペットケアなどを受注します。
主婦の方など家事の経験が豊富な人、掃除が得意な人やペットのケアに自信がある人におすすめです。
ユーザーと直接交渉して契約するスタイルで、平均時給は1,800円と高め。
まずはオンライン面接で気になることを相談してみましょう。
最後に:スキル販売サービスを上手に活用しよう
リモートワークや在宅勤務が定着していく中で、余った時間でできることを探す人が増えています。
需要に伴い、多くのスキルシェアサービスがあり、さまざまなメニューを出品可能です。
初心者もOKで、趣味の延長上で出品できるサービスがほとんどですが、単価や受注数を上げるためにはやはり経験を積んでプロレベルになることが重要です。
自分の特技や経験を生かした出品は、将来的な自分だけのビジネスにつながります。
副業やサイドビジネスを検討している人は、いまの自分がすでに持っているスキルを出品してみましょう。
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