お金が貯まる人と貯まらない人の違いは、貯金が続いているかどうか、という行動の差です。
ただ、行動面の違いは気持ちの前提や人生の価値の優先順位など、他の要素の影響もあります。
将来的に貯金が続いたとしても、増やし続けるために必要な心構えがないと、結局は貯めた分を使ってしまうことになります。
無意識的にそういう流れに持っていくような出来事を引き寄せてしまうため、前提の変更が必要です。
この記事では、お金が貯まる人と貯まらない人の違いを「人生の優先順位の考え方」をベースにまとめた上で、資産づくりや貯金を続けるために優先順位を入れ替える方法を紹介します。
貯金を続けたい人だけでなく、将来的に投資や資産づくりを考えている人にとっても重要なポイントを解説しています。
ぜひ読んでみてください。
お金が貯まる人と貯まらない人の違い
お金が貯まる人と貯まらない人の決定的な違いは、人生の中でどれだけ「お金」に価値を置いているか、です。
銀行口座の残高や貯蓄額、所有している財産の価値や投資状況など資産に対して、時間や手間、意識などエネルギーを多く注いでいるのが、「お金」価値を置いている状態です。
お金が貯まる人は貯金を当たり前のように生活に組み込んでいて、貯まらない人は貯金よりも他の使い道を優先しています。
貯まらない人の使い道は、おおむねその人の「優先事項」の上位にある分野に関連しています。
お金が貯まる人は上位3位までに「お金/資産」がある
貯金や資産がある人、お金に不自由を感じていない人の優先順位の3位までにお金が入っています。
100%完全に、とは言い切れませんが、ほとんどの場合、TOP3内にお金が出てきます。
では、お金や資産の「人生における価値」を変えることが、貯金を続けて貯金額を増やすことにつながります。
人生の優先順位におけるお金の順位を上げる方法
「では、お金の順位を上げるにはどうしたらいいの?」
「お金以外の分野も含めて、人生の優先事項を変える方法はないの?」と思われるでしょう。
人生の優先順位を変える方法、お金の順位を上げる方法は、ずばり
「貯金をすることで得られるメリットを200個挙げる」
これだけ?と思われるかも知れませんが、基本的にはこれだけ、です。
貯金をすることで今の優先順位の上位TOP3の分野それぞれにおいて、その分野がどう発展していくかを想像して、書き出します。
このセルフワークが、人生の価値の優先順位の中で「お金/資産」の順位を上げる有効な方法です。
例えば、人生の優先順位の上位3分野が「仕事」「家族」「趣味」なら、
- 貯金による仕事へのメリットや良い影響
- 貯金による家族に関するメリットや良い影響
- 貯金による趣味や娯楽のメリットや良い影響
をそれぞれ考えてみましょう。
- 貯金する→仕事で無駄な残業を減らせる、やりたくない仕事を辞められる、やりたい仕事を選べる
- 貯金する→子どもの将来の教育費になる、教育ローンや住宅ローンの担保にできる
- 貯金する→趣味のアウトドア用品を揃えられる
といった具合です。
200個出ない場合は少なくてもいいですが、できれば100個、最低50個以上出せるのを目指しましょう。
貯金を続ける、あるいは現在よりも貯金が増えることによって、得られるメリットが見つかるはずです。
より具体的に細かく、丁寧にリストアップします。
セルフワークのリストアップに取り組むメリット
リストアップというと、自分ひとりで進める地味なワークなイメージかもしれません。
しかし、セルフワークに取り組むことは、予想以上に現実の変化を促す効果が期待できます。
自分の内側が質問に答えることで整理され、余計なものが削り落とされ、純化されていきます。
この作用は、実際にやったことがある人しか体感できないものです。
同時に、自分の内側が現実(外側)を反映している、という法則についても理解できるでしょう。
お金もかからないし、自分ひとりで時間を取ってすぐに手を付けられるので、ぜひやってみることをおすすめします。
まとめ:お金が貯まらない人は「自分の持ち物と意識」をチェック
自分の身の回りにあるもの、興味を持つテーマ、時間を費やしている事柄、話題に挙げるテーマなど、持ち物や意識が人生の価値の優先順位を決めます。
そして、人生の価値の優先順位によって、現実が作られ、上位にあるものは増加し、下にあるものは減少しています。
お金の順位を上げることにより、お金や資産の「あなたの人生における価値」が上がります。
貯金をすることで得られるメリットを、深く深く理解することで、お金の優先順位を上げられます。
貯金額を増やそうとするより、収入を増やすために副業を探すより、もしかすると効果的かもしれません。
ぜひワークをやってみてください。
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