英語独学派がスピーキングを習得する方法|ペラペラ話せるようになるために

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英語独学派の中には、リスニングやリーディングはできても話せない人は意外に多いものです。

英語のスピーキング上達のためには、適切な対策が大切です。

よく使う便利なフレーズを覚えることや、話し言葉に慣れることにフォーカスすると効率よく力が身についていきます。

今回は、英語独学派のためのスピーキング習得方法を紹介します。

英語がある程度読めて聞けるが話せない、という場合の主な原因についてもまとめています。

  • 英語のスピーキング力を上げたい
  • 英語で話そうとするとフレーズが出てこない
  • 英語で言いたいことが伝わらなくて困っている
  • 留学経験があるが話せなくなってしまった

以上のような思いを抱える人に役立つ内容となっていますので、ぜひ読んでみてください。

目次

英語ができても話せない原因は?

そもそも、英語がわかる人でも会話になると英語が出てこなくなってしまうのは、どうしてなのでしょうか。

主な原因は3つあります。

  1. 言いたいことを表現する単語・フレーズ量が足りない
  2. 反射的に英文を作る技術が足りない
  3. 1と2を含めて自信がない

1. 言いたいことを表現する単語・フレーズ量が足りない

言いたいことを意味する英単語やフレーズが自分の中にないと、話したいと思っても英語が出てきません。

そのため、基礎的な単語やフレーズと、中学校レベルの文法知識はスピーキングには必須です。

文法というと難しいイメージを持つかもしれませんが、英会話のルールのこと。

必要最低限の文法さえわかっていれば、頭の中で言いたいことを英語を適切に組み立てられます。

2.反射的に英文を作る技術が足りない

英会話では一瞬のうちに英文を作って口から発しなければなりません。

英会話に必要な単語やフレーズを知っていても、反射的に言いたいことを英語で引き出せないと、会話につまってしまいます。

そのためには、英会話のテンポ、スピード感に慣れることが重要です。

英会話のやり取りでは、聞いた英語を日本語に訳して理解する、あるいは言いたいことを日本語から英語に訳すといった作業は脳内では大きなロスタイムを生みます。

聞いた英語に対して反射的に英語で返せる状態が、英会話の目標です。

単語やフレーズ、文法といった英語のルールを理解できた上で、英会話における使い方をマスターするともいえるでしょう。

3.1と2を含めて自信がない

自分の中にある単語やフレーズのストック量不足や、瞬時に英文を反射的に作る自動技術の足りなさを含めて、英語を発言する自信がないことも話せなくなる要因です。

多くの人は、最初から最後まで完璧な文が出てこなかった、途中で詰まってしまって言い切れなかったといった点を気にしがちです。

「自分の英語なんて」と卑下してしまうと、旅行などのカジュアルな場でも英語が話せなくなってしまいます。

これは初心者だけでなく、英語ができる人にありがちなスピーキングの壁でしょう。

正しい英語が使えるにこしたことはありませんが、上達のためには話す回数や量を増やして慣れることも重要です。

量がある程度ないと質も上がっていかないので、失敗や間違いを恐れずに口に出していくこと。

「自分自信が発する英語」に慣れていくことで、自然と自信もついていきます。

ビジネスシーンでは、交渉の行方など直接影響するため、的確な英語を話せるようビジネス英語専門の訓練をすることも重要です。

ただ、旅行や一般的な英会話は、まずは勇気を持って話すこと。伝わるという体験が自信につながり、さらなる上達へと進んでいきます。

英語独学派がスピーキングを習得するまでの流れ

英語が話せない原因を知ったところで、実際に英語が話せるようになるためにどんな流れで習得していくと良いのか見ていきましょう。

  1. 基本的な文法を理解する
  2. よく使われるフレーズに慣れる
  3. いいたいことが単語だけでも反射的に出てくるように訓練する
  4. 短いセンテンスの英語を話す練習をする

英語がある程度できる人で、文章を読みながら構成を理解できるレベルなら、文法の復習は飛ばしても良いかもしれません。

英会話でよく使われるフレーズは割と限定的なので、それだけでも覚えて使えるようになる便利です。

海外ドラマや映画からも学べます。

ただ、便利ではありますが、それだけでは言いたいことを伝えられる英会話の習得には不十分なので、反射的に単語だけでも言える状態を目指します。

英語は短い文だけで成立するので、長々と完璧なかっこいい英文を目指す必要はありません。

言いたいことを正しく伝えるということを優先すると、冗長な表現はむしろ逆効果です。

3語でいいたいことを言う、というような教材も出ているとおり、短くはっきりとした英文を意識しましょう。

長い文は途中で詰まってしまう可能性が高いですが、短い文なら一気に言い切りやすいため、自信にもつながっていきます。

独学派スピーキングおすすめ書籍・教材プログラム

ここからは、英語独学派のスピーキング習得に役立つ書籍や教材、英語プログラムをピックアップして紹介します。

1.話すための中学英語NOBU式トレーニング【話すための文法】

話すための中学英語NOBU式トレーニング【話すための文法】は、中学レベルの英会話から、文法と合わせてマスターしたい人に適しています。

付属CDを流しながら練習量をこなしつつ、英会話の基礎を身につけられます。

今の英会話レベルを確認するためにも、一通りやっておくと安心な一冊です。

2.英単語使い分けグラデーションマップ【言い換え対策にも】

英単語使い分けグラデーションマップは、似たような単語の使い分けや、よりニュアンスにおける精度の高い言い方を身につけるのに役立つ一冊。

どのくらい急ぎなのか、どのくらい重要なのか、どのくらい離れているのか、といった微妙な違いをマスターすることで、より伝わりやすくなります。

また、相手の勘違いや失礼な発言を避けるためにも、言い換えは役立ちます。

基本的な会話に使う単語やフレーズは習得していて、より的確な英語表現を習得したい人におすすめです。

3.英会話フレーズ大特訓 ビジネス編【ビジネス英語の幅を広げる】

英会話フレーズ大特訓ビジネス編は、ビジネスのフレーズに特化した書籍です。2枚のCD付き。

ただ、ビジネス英語はマナーが重要で、敬語や相手に失礼のない英語表現を知るためには、ビジネスシーンで使われる英語が大いに役立ちます。

TOEICによく出題されるフレーズもマークされていて便利です。

ビジネス英語をマスターしたい人はもちろん、英語での敬語やフレンドリーすぎないニュアンスのセンテンスを知りたい人にも役立つ一冊です。

4.英語でプレゼン・スピーチ15の法則【伝わるシンプルな英語】

英語でプレゼン・スピーチ15の法則では、英文スクリプトやプレゼン資料の作り方を通して、英語プレゼンの効果的な実践方法が解説されています。

ビジネスシーンに特化した内容ではありますが、短い英文で的確に言いたいことを伝えるために必要なエッセンスが詰まった一冊です。

英語でプレゼンする予定なんてないよ、という人でも、要点を得た効果的なプレゼンのコツが学べるので、ビジネスマンや学生にもおすすめします。

5.Talking Marathon byアルク(トーキングマラソン)

自主トレーニングアプリ「トーキングマラソン」は、キクタン英語などで有名なアルクが手掛ける会話トレーニング特化型アプリです。

瞬時に言いたいことが英語で思い浮かび、口から出てくる状態を目指して練習することができます。

自主練タイプなので、一人でスマホを使って練習できるのが、独学派にも適している理由。

英語がぱっと思いついて、アウトプットできる技術を身に着けたい人にぜひおすすめです。

2週間のお試し期間付き。

6.YouCanSpeak

スピーキング能を活性化させるために開発された「YouCanSpeak」は、スピーキングに特化したオンライン教材です。

インターネットに接続できれば、いつでも自分のペースでスピーキング学習が可能です。

1年または2年の間自由に勉強できるシステムで、約3,000もの英会話例が習得されています。

ボリューム満点ですが、1日1時間勉強すると104日で完了できるので、コツコツ勉強しながら着実に英会話力がついていきます。

レベル1〜4で構成されており、1秒〜7秒まで反射的に英語が出てくるまでの制限秒数を設定する仕組みで、瞬時に英文を発言する訓練が効果的に行えます。

TOEICスコアは取れているけど話せない人や、中学レベルの英語力から上達したい人が対象とされています。

スケジュールに縛られることなくマイペースに続けられるので、英語独学派のスピーキングにぴったりです。

最後に:ペラペラ話せるスピーキング力は独学でも身につく

英会話スキルを上げるためには、英語を話すことに特化した学習が効果的です。

英語4技能と言われる「聞く・読む・書く・話す」の他のスキルがある人なら、英会話に必要な英単語やフレーズ、文法は身についている人も多いでしょう。

瞬発的に言いたいことが英語で浮かんでくる状態になったら、実際に人と話してみることも重要です。

英会話レッスンやアプリなどを通して実力を確かめて、さらに上を目指していくと良いでしょう。

自分に合ったスピーキング向け教材やプログラムを活用して、上達を目指して取り組んでくださいね。

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