在宅勤務をする機会が増えるにつれ、より過ごしやすく快適な自宅環境づくりに取り組んでいる人も多いことでしょう。
インテリアや家具を変える、便利なアイテムを購入することも有効ですが、掃除が行き届いていることも重要です。
余計なものがなく、汚れやほこりのない空気の良い空間では、仕事がはかどり成果も出やすくなります。
そこで、自分の生活スタイルに合ったルーティンややり方、道具を取り入れるのがポイントです。
この記事では、在宅勤務がはかどる掃除術について説明します。
リモートワークや「STAY HOME」などで長時間自宅や部屋にいる際、快適に過ごせるようなクリーニングルーティンやおすすめの掃除グッズ、プロへの掃除外注などについても書いています。
在宅勤務がはかどり、かつ生活の負担にならない掃除のしかたや、使いやすい掃除グッズを探している人は、ぜひ最後まで読んでみてください。
在宅ワークに掃除が必須な理由
たかが掃除、されど掃除。どうして掃除で在宅勤務がはかどるのか、理由を挙げてみます。
- 目の前の仕事に集中できる
- 健康に役立つ
- 仕事以外の時間も快適に過ごせる
勤務時間中に掃除してもいい?
法律的に見ると、雇用労働者で会社が自宅を作業場所に指定していると、自宅がオフィスと一体と見なされ、必要な措置を取ることが義務づけられています。
労基法や健康と安全を守る労働安全衛生法は、在宅勤務であっても使用者は遵守しなければなりません。
在宅であっても残業すれば当然残業代を支払う必要があります。
勤務時間中の仕事場環境については、厚労省が以下のように記載しています。
テレワークを行う作業場が、自宅等の事業者が業務のために提供している作業場以外である場合には、事務所衛生基準規則(昭和47年労働省令第43号)、労働安全衛生規則及び『情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドライン』の衛生基準と同等の作業環境となるよう、テレワークを行う労働者に助言等を行うことが望ましい
引用:厚労省テレワークガイドライン
上記の規則などを守ることは当然だということです。
さらに使用者がそのことを社員に伝えるように、という指導まで入っています。
なお、在宅での作業環境に関しては法律に基づき、テレワークガイドラインでさらに細かく具体的に示されています。
また、事務所衛生基準規則には清掃等の実施について、
第15条 日常行う清掃のほか、大掃除を、6月以内ごとに1回、定期に統一的に行うこと
引用:厚労省テレワークガイドライン
と明記しています。
半年ごとの大掃除を統一的に行うようにと定めているのです。
会社のオフィスと同じように、自宅でも勤務環境を整えるための掃除や整理整頓などを行うべきであり、勤務時間中でも問題ありません。
快適に仕事をするためにも、掃除や片付けは外せないものです。
在宅ワークのクリーニングルーティン
在宅勤務時のオフィスであり、STAY HOMEで長い時間を過ごす場所を快適にするために掃除が必須です。
気づいたときに掃除をするのでは、なかなか難しいので、習慣として組み込んでしまうことをおすすめします。
そこで、便利なクリーニング掃除ルーティンの一例を紹介します。
毎日の掃除ルーティン
- デスクや机の埃取り+拭き掃除
- 掃除機
- 食器洗い+棚にしまう
- お風呂掃除
- トイレ掃除
など
毎日できないものや、毎週だと間が空きすぎているものなどは、水曜と土曜など曜日を決めて2、3日ごとに行う方法もおすすめです。
毎週の掃除ルーティン
- 床の拭き掃除
- 玄関土間
- 玄関外
- 外構
など
ルーティンとして組み込んでしまうと、忘れることなく続けられ「やらなければ」という精神的な負担もぐんと減ります。
不定期の掃除ルーティン
- エアコンと室外機
- 洗濯層
- 空気清浄機フィルター
- 換気扇フィルター
など
空気清浄機は、室内の空気のよどみを回避するために必要な道具です。
年中換気が必要になった世の中、窓から入ってきた花粉やPM2.5、黄砂などをきれいにするために役立ちます。
部屋の広さに合ったものであれば問題ありませんが、機能や保証面からもプラズマクラスターはイチオシです。
「いきなり購入するのは不安」という場合は、レンタルを利用してサイズ感や性能を試すことができます。
→在宅ワークに必須の空気清浄機!花粉症・アレルギー対策も【シャープ・ダイキン】
おすすめクリーニングアイテム
掃除機やほうきなど一般的な掃除グッズに加えておすすめの家電や、エコさを重要視して選ぶ洗剤などのおすすめを紹介します。
1.ハンディクリーナー(掃除機やほうきの+α)
掃除機は大きいので「掃除をするぞ」という意気込みが必要かもしれません。
一方、コンパクトなハンディクリーナーなら、いつでもさっと気になるところだけを掃除できます。
車の中などでも使えて便利です。
2.クリーンでエコな洗剤
- 暁石鹸ローブ(食器洗い用せっけん)
- 暁石鹸オリブ(クレンザーせっけん)
- 石けん百貨除菌する泡石鹸スプレー(for bathroom)
- スペースショット(オーブテック)
わたしが実際に使ってよかったと思うおすすめのアイテムが上記です。
最初の3つは石けん百貨で購入できます。魅力的な商品が盛りだくさんなので見てみてください!
オーブテックのスペースショットは、本当に驚くほど汚れがきれいになる不思議なクリーン洗剤。
数年間愛用しているものです。薄めて使うタイプなので500mlでもかなり長持ちします。
壁、床、建具などあらゆる場所の拭き掃除におすすめです。
本当にきれいになるのですが、きれいになる度に謎が深まります、笑。
3.プロの掃除代行にお任せする
「掃除が苦手でどうしても効率が悪くなる」
「仕事時間が長すぎて掃除まで回らない」という人は、プロに掃除を依頼できる掃除代行サービスがおすすめです。
掃除代行サービスなどでプロに掃除をお願いしてしまえば、いろいろなメリットが得られます。
プロの掃除代行に依頼する3つのメリット
- 仕事や作業の時間が増え集中できる
- 部屋の状態を一気にリセットできる
- 自分では難しいエアコンや配管もすっきり
一番のメリットは、掃除の時間を仕事や他の作業に当てられることです。
長時間仕事や作業に当てられることで、集中的に進められるため、効率的に成果が出ます。
掃除を代行会社などのプロに外注すれば、自分の時間を買うことができるのです。
日々習慣的に自分で掃除をしていても、いつのまにか無意識に「ここまででいい」「ここまでしか落ちない」と決めつけてしまうのです。
季節ごとでもプロに掃除を依頼していれば、部屋の状態を大掃除のときのようにリセットできます。
その後は、日々の掃除も楽になります。
エアコンや配管など、自分では手が届きにくい場所もプロなら安心です。
年に数回自分で掃除をしていても、室外機も内部までしっかり掃除するとなると手間がかかります。
分解清掃をした後、元通りに戻せるか不安なまま取り掛かるよりも、プロにまかせてしまった方が安心です。
エアコン本体に加え、トータルで掃除してくれるところもあります。
気合を入れないと掃除が難しいエアコンは、プロに掃除を依頼しましょう。
「部屋が狭いし短時間で掃除できるから依頼しなくてもいい」
「掃除機や道具が揃っているから、自分でやれる」
一度プロにお願いしてみましょう。
最後に:在宅ワークは掃除ルーティンから始めよう
掃除や片付けが好きな筆者としては、仕事を快適にする環境づくりにとって掃除が重要だと感じています。
余計なものがなく、汚れやほこりのない部屋で仕事をすることが、良い成果にもつながるものです。
個人的には掃除くらい自分でやろうというスタンスですが、プロに依頼するメリットを考えると決して無駄な出費にはなりません。
自分に合った掃除ルーティンを取り入れて、在宅ワークを捗らせましょう。
掃除が行き届いていると、運気までアップするはずなので、おろそかにせずに取り組みましょう。
おすすめクリーニンググッズもぜひ参考にしてください。
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