「多くの人が、この本で変わった。」人類のバイブル【book review】書評

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スピリチュアル本は数あれど、現実との結びつきを理解し、実践した上で体験と知恵を持って解説してくれている書籍はまだまだ少ないです。

今回紹介する津留晃一さんの「多くの人が、この本で変わった。」は、その少ない方のひとつ。

スピリチュアル本ではありますが、現実的な人生の紐解き方と在り方を理解しやすくまとめてくれています。

サブタイトルの「コンセプトノート」のとおり、津留さんの講義をノートにまとめたかのような印象もあります。

ここ数年で一番と言い切れるくらい、心の底からおすすめしたい本のレビューを、満を持して公開します。

品切れ絶版で入手困難なときもありますが、本の内容が読める津留さん公式サイトも紹介していますので、ぜひご覧ください。

目次

「多くの人が、この本で変わった。」で学んだこと

内容が濃すぎて学びが盛りだくさんで、何から書いていいのか迷いますが、その中でも特に響いたところをピックアップしていきます。

  1. 今そのままのあなたを認め、そのままの自分を無条件に愛する
  2. この三次元世界はパラドックス(逆説)である
  3. どの瞬間もありたい自分で居続けることに意識を向ける
  4. 計画とは、今使える未来を想像するパワーをドブに捨てる行為
  5. あなたを突き動かす原動力が人生の中で最もあなたが価値を与えているもの
  6. ねたみは今のあなたのままで完璧だと教えてくれるバロメーター
  7. 起きてくるすべてのことに責任を取ろうという姿勢でいる

1. 今そのままのあなたを認め、そのままの自分を無条件に愛する

書籍の中で一貫して述べられていることは、この1文に集約されるといっても過言ではありません。

そのままの自分を認めること、無条件で受け入れることこそ、すべての課題解決方法である、なぜなら自分が人生や世界の創造主だから、という話です。

この手の話は、他のスピリチュアル本でも常時書かれているので「そんなことは知っている」という人もいるでしょう。

それでも重要なポイントとして挙げたのは、本当に理解して毎瞬実践することは極めて難しいからです。

大切なことは、この1文を読んで湧き上がってきた否定的な気持ちや愚痴、「そんなことより早く具体的な答えが知りたいんだ」という焦りも含めてまるごと良しとすること。

それができれば自然と物事や人生は流れていく、ようですが、言うは易く行うは難しで。

日々の中で何かにぶつかったらここに戻ってきてほしい、という思いも込めつつ最初の学びポイントとしておきます。

2. この三次元世界はパラドックス(逆説)である

書籍の最初の方で出てくるフレーズです。

パラドックスとは、追うと逃げられ、引くとやってくるというやつですね。

お金なんて要らないと思い始めてからお金が集まる。やるべきことなんてないとわかってはじめて行動的になる。など。

理解するのは簡単かもしれませんが、現実的に取り入れるとなるとこれまた難しい。

焦りや恐れから行動すると、思ったとおりに変化しないという説もここにつながっているといえます。

「三次元世界はパラドックス(逆説)」、現実世界を生きる上で押さえておきたいポイントです。

3. どの瞬間もありたい自分で居続けることに意識を向ける

全体を通して、意識の使い方が多数コメントされています。

望む自分、起きてほしいことに意識を向けることが大切だといいます。

このことの偉大さを実感している人は、いわゆる引き寄せの法則も使いこなしていることでしょう。

多くの人はネガティブなニュースや「もっと給料が高かったらいいのに、今の会社はこれこれだから〜」と今の不満の方に注力してしまう。

本当はこうありたいと思う方を、意識的に選択し、意識というエネルギーを注ぎ続けることが重要なのです。

4. 計画とは、今使える未来を想像するパワーをドブに捨てる行為

意外な意見かもしれませんが、計画を立てる行為は人生においては実は逆効果です。

1日24時間という限られた時間の中で、終わりが決まっているものもあるのが現実世界ではあります。

ただ、この時間という概念すら疑問視してみよう、というのが津留さんの視点であり、人生の創造主の立場です。

計画を立ててその通りに進めていくと、計画という過去に縛られることになり、今にいられないため自分からずれていきます。

スケジュール通りにすすめていかないと、終わらないし達成できない、というのは本当なのか?

どんなルールも人生の創造主=自分で決めているのであって、じゃあどうする?という問いかけです。

5. あなたを突き動かす原動力が人生の中で最もあなたが価値を与えているもの

1日の中で1番時間を割いているものや日々の原動力になっているものこそ、人生の中で最も価値を置いているものです。

これは、下記記事で解説している内容と通じるところがあります。

もし価値観を変えたいなら、自分で違うものを選べばいいだけです。

選び直した瞬間から源が変わるので、世界が変わっていきます。

6. ねたみは今のあなたのままで完璧だと教えてくれるバロメーター

1番で、あなたはそのままで完璧だといいました。それが本当ある、と。

だとしたら、恨みや妬みという感情はどうして、どこから湧き上がるのでしょうか。

どんな状況や人に触れたら嫉妬心が湧いてくるのか、チェックしてみてください。

7. 起きてくるすべてのことに責任を取ろうという姿勢

人生の創造主である自分は、他人や起きてくるすべての物事の源であり、責任者という立場です。

すべての原因は自分にある、そう信じることができたときにはじめて自分の人生を生き始めます。

他人が座っていると思っていた操縦席が自分のものになり、自分で人生を操縦していかなければなりません。

何に意識を向けようが、何を選ぼうが、本来はあなたの自由。制限は後で自分が都合よくつけただけに過ぎないのです。

「多くの人が、この本で変わった。」で気になったこと

わたし自身は、「多くの人が、この本で変わった。」という1冊の本に非常に価値を感じており、内容が濃くて置くが深いと感じているため、読んでも読んでも理解しきった気がしない点が、しいてのデメリットです。

学びを得た部分には貼ってはがせる付箋をつけているのですが、読み返す度に付箋を貼りたくなる箇所が違う。

読む度に新しい気付きがやってきて、読み足りることがないのです。

おそらく今後数年、数十年は間違いなくこの本と付き合っていくと思っています。

「多くの人が、この本で変わった。」はこんな人におすすめ

少々乱暴ですが、全人類におすすめと言いたいです。

スピリチュアルが好きな人や、人生について探求している人なんかはすぐ理解できると思いますし、そうでない人も遅かれ早かれタイミングで気づきを得られるでしょう。

著者プロフィール

ここで、津留晃一さんのプロフィールを紹介します。

5年間のサラリーマン生活を経て独立し、コンピューターソフトウェア会社を設立。一時は社員数が300人を超え、ベンチャービジネスの旗手として時代の最先端に躍り出る。しかしバブル経済の崩壊により、一部上場を目前に倒産。その苦しみの中から、自己を見つめ、内面世界の探求を始めた。平成12年(2000年)10月17日に死去。亡くなる寸前まで、全国各地で個人セッション・講演会・グループセッションを行ない、多くの人々に影響を与えた。

引用元:津留晃一の世界

すでに亡くなっているのですね。わたし自身書籍に出会ったのが2016年くらいで、生きている姿を拝見することはできませんでした。

実際の自己探求の経緯など聞いてみたかったです。

彼自身の活動を受け継ぎ、講演会や個人セッションなどを随時開催されているようです。

「多くの人が、この本で変わった。」のおすすめ購入方法

「多くの人が、この本で変わった。」は、定価1冊1,650円也。

出版元の英光舎のホームページから直接購入できます。

ただ、欠品になることが多いので、在庫があって販売中になっていたらすぐに購入しましょう。

出版社のホームページから新品を購入するのがおすすめ、なのですが、欠品がほんとに多い。。

で、Amazonの値段を調べてみたところ、驚愕。。

多くの人が、この本で変わった。

ヤフオクで3万円ていうのも見ました滝汗。

書籍と同じ内容の朗読CDバージョンなら販売されています。

1枚2,000円×6枚セットなので、プレミアのついた書籍よりは少し安いです。

書籍は再販を待つしかないのか。。。と途方にくれそうになった方、朗報です!

津留さんの公式サイトと呼ばれるウェブサイト上で、本に書かれているメッセージを拝読できます。

テーマごとに分かれていて、ほぼ書籍の内容そのまま転載されています。

サイトに行けば、いつでも津留さんのメッセージに触れることができるのです。

中には書籍に収録されていない内容もあるので、一度最初から最後まで目を通してみてもらうと良いでしょう。

津留さんの本のおすすめ購入方法

  1. 英光舎の公式オンラインショップで注文する
  2. 在庫がない場合→再販を待ちながら、公式サイト上で内容を読む

サイト上のメッセージでも、特に「嫉妬心」「起きてくること」「意識の焦点」「問題解決」あたりは一押しです。

どの項目も1ページ完結で構成されており、どこからでも読み始めることができます。

最後に:人間なら一度は津留さんの話に触れてほしい

今回は「多くの人が、この本で変わった。」という、個人的なお気に入り本トップを争う1冊を紹介しました。

満を持してというと大げさですが、それくらい本当におすすめです。

スピリチュアルなことや宇宙や自分自身の仕組み、目に見えない視点からの現実の捉え方など、興味がない人もいるでしょうし、信じられないと拒否して死んでいく人もいます。

そういった人には、この書籍は1ミリも価値を持たないかもしれません。

でも、現実の辛さや理不尽さに疲れてしまった人や、何らかのきっかけで精神世界の話に辿り着いた人、そして巷の耳障りの良いスピリチュアルに違和感や嫌気を感じている人には、この本はきっと役に立つはずです。

中古本の価格が異常に高騰していたら、まずは津留さんの公式サイトでメッセージを読んでみてください。

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