英語中級・上級レベルの人は、高い英語力を活かして本業以外の仕事ができます。
英語がある程度できる人とは別な場所で、特殊な業務を受注できる可能性も高いでしょう。
今回は、英語副業の中でも、英語中級・上級者向けのおすすめを紹介します。
日常英会話力はもちろん、大学講義が理解できる、ビジネスで交渉ができる、ある特定の分野に特化した専門の語学力がある、といった「よりハイレベルな英語力がある」人が始めやすいものに絞っています。
具体的にはTOEICスコア850以上、英検1級取得くらいのレベルです。
英語スキルを活かして、副業で高収入を得る方法を探している人にも役立つ内容となっていますので、ぜひお読みください。
英語中級・上級者向けおすすめ英語副業
早速、英語中級・上級者向けのおすすめ副業を紹介していきます。
- 実務翻訳・通訳
- オンライン英語講師
- YouTubeやUdemyで講義を公開
- 英語勉強ブログの収益化
- 英語の資格取得特化レッスン
副業その1. 実務翻訳・通訳
英語力が高い人の仕事といえば、翻訳や通訳です。
しっかりとした技術があれば、企業に関わる実務翻訳や会議通訳といった専門性の高い業務も受けられる可能性が高まります。
副業その2. オンライン講師・家庭教師
英語を教えるオンライン講師や家庭教師もおすすめです。
「この人なら大丈夫」と学ぶ側も安心して取り組めるでしょう。
英語中級・上級などのレベルが保証があれば、所属する講師登録企業によっては報酬アップも期待できます。
英語講師の具体的な始め方についてはこちらもご覧ください。
副業その3. YouTubeやUdemyでビデオ講義を公開
YouTubeでチャンネルを開設して、動画コンテンツを投稿し収益を得る方法です。
英語力を活かす方法としては、日本語で英語を教えるよりも特定のトピックについて英語を使った動画を制作するという選択肢もあります。
どちらにせよ、一貫性が必要なのでターゲティングやリサーチは必要でしょう。
Udemyはビデオ講座を公開できるプラットフォームで、1,000円代から数万円までの価格帯の有料講座を投稿できます。
しかも、30日間返金制度があるので、ユーザーにはリスクがなく気軽に試せる点も魅力です。
副業その4. 英語勉強ブログの収益化
今の英語力を身に着けた経緯や勉強方法をブログやYouTubeにコンテンツとして投稿し、収益化する方法もあります。
どのようにして英語力を高めたか、英語を身に着けたきっかけなどをまとめてコンテンツを作ります。
ブログやYouTubeは、コンテンツが積み重なっていくため、仕組みを確立した後は自動で収益が得られるというメリットもあります。
複数の収入源を作りたい人にもおすすめです。
英語学習では、初心者レベルから脱出した後、より上を目指す際に迷子になってしまう人も少なくありません。
そんな人のために、具体的なアドバイスをするメディアも役立ちます。
副業として成立させるためには、ブログ収益化の方法やYouTubeの始め方を別途学ぶ必要がありますが、後々英語以外のコンテンツにも役立てることができるので、習得して損はないでしょう。
副業その5. 英語の資格取得特化レッスン
英語に関する難易度の高い資格を持っている人が、同じ資格の取得を目指す人に向けて英語を教えることです。
TOEICスコア950を取得した場合は、実力が証明できるのでTOEIC講師のアルバイトに高い確率で決まります。
TOEICスコア960点以上の人がほとんどという国連英検特A級や、通訳に必須のビジネス通訳検定1級、JTA公認翻訳専門職資格試験などハイレベルな検定は、職業によっては必須であり、さまざまな場面で活かせます。
また、IELTSやTOFELなど留学に必須の資格は、試験に合わせた学習がスコアアップに欠かせません。
高いレベルの英語力を持っている人の中には、留学経験がある人が多く、自分の受験経験を活かした指導ができます。
実際に留学した経験は説得力が高いので、留学を目指す人に向けてアピールになります。
英語中級・上級者向け副業の活動方法
副業の種類を知ったところで、実際に副業を行う際どこで活動すべきなのかも重要です。副業する活動媒体の選び方を2タイプに分けて見ていきます。
1.仕事に応募する
- クラウドソーシングサイト
- 海外・英語求人サイト
2.仕事を売り出す
- スキルシェアサイト
- 自身のブログ・メディア
1.仕事に応募する
すでに求人を募集している仕事に応募する方法がひとつ。
この場合は、求人情報があるクラウドソーシングサイトや、ある程度のレベルの英語が使える人向けの求人サイトで仕事が見つかります。
クラウドソーシングサイト
ひとつのサイト上で、仕事を発注したい人と仕事を受ける人を結びつけるマッチングサービスです。
未経験でも応募可能で、履歴書や職務経歴書は不要なケースが多く、副業を始めるのに適しています。
クラウドワークスやランサーズといった大手など、いろいろなクラウドソーシングサイトがあります。
経験を積む目的で利用するのがおすすめです。
海外・英語求人サイト
海外の求人サイトや英語の専門業務に特化した求人サイトでも、条件が会えば応募可能です。
英語が使える人は、英語検索を通して日本語での検索では見つからない求人情報も探せる点が強みですね。
翻訳や通訳の業務に特化した求人なら、未経験から利用できるアメリアもおすすめです。
2.仕事を売り出す場合
もうひとつが、自分で商品やサービスメニューを設定して仕事を売り出す方法です。
スキルシェアサイトをはじめ、自分のブログやメディア、SNSアカウントなどを通して集客し、購入者を募ります。
スキルシェアサイト
自分でメニューや価格を決めて、自由に売り出すことができる便利なサイトです。
ココナラやスキルクラウドなどさまざまなサイトがありますが、最初は利用者が多い大手サービスから始めることをおすすめします。
専門分野に特化した実務翻訳や同時通訳といったスキルを、時間単位で売り出すことができます。
自身のブログ・メディア・SNS
自分でブログやサイト、SNSを通した発信で仕事を受注する方法や、広告などで収益を発生させる方法です。
特定の情報を発信することで、仕事の受注につながる可能性も高いので、チャレンジする価値は十分にあります。
日常英会話レベルでもできる副業については別記事でまとめています。こちらの方が選択肢は多いです。
英語副業は簡単ではない?成功させるコツ
英語副業にはさまざまな方法があります。
副業を始めればすぐにほしい報酬が手に入る、という短絡的なものではないですが、だからこそやる価値があるともいえます。
英語副業を成功させるためのポイントを解説していきます。
- 副業の選び方:英語力「+α」を使って始める
- 長期的な視点で取り組む
- 副業だからという意識を消す
1.英語力「+α」を使って始める
まず、手をつける副業を選ぶとき、重要になるポイントはすでに持っている英語+αのスキルを使うことです。
将短期間で効率よく成果を得たい場合は、今すでに持っているモノを使いましょう。
自分の本業を通して身につけたスキルや、経験が多い業種、趣味などで知識を持っているジャンル、といったものを英語と組み合わせて副業で使うことを考えてみてください。
英語自体を教える副業であっても、英語が中級以上、上級レベルあれば「英語を教える」こともできますが、「教える」という能力が必要です。
英語ができるが教える技術はない、あるいは苦手という場合は、他のスキルや知識を活かす方法を考えてみましょう。
英語の語学力と他の能力を組み合わせることが、自分に適した副業メニューを作る第一歩です。
2.長期的な視点で取り組む
特に、将来的に希望する専門分野や、身につけたいスキルに関する仕事を複業に選ぶ場合には、長期的な視点で取り組むことが重要です。
本業のサイドで実践していくとなると時間が少ないため、活動量がどうしても限られます。
また、すぐに成果が出ない場合は、検証改善を続ける必要があります。
さらに、商品づくりやサービス提供に関する勉強を続けることも重要です。
短期間で一気に報酬を得るための行動より、長いスパンで取り組むことを前提に計画する方が、サイドビジネスとして安定しやすいでしょう。
ブログならアクセスを集める、広告収入が発生することについて、実績のある人から必ず学びましょう。
オンライン英語レッスンなら、テキストの作り方やZoomをはじめシステムの使い方を学ぶ必要がありますし、映像の講義を作る場合は撮影・編集も自分でやるなり、人に依頼するなりして準備しなければなりません。
トライ&エラーを繰り返し、最適な仕事をするために、ロングスパンで取り組む意識や、副業に対するビジョン(いずれ本業にしていきたいなど)も具体化させておきましょう。
3.副業だからという意識を消す
本業ではなく副業だから、という意識で取り組むとうまくいかないので注意しましょう。
「時間が取れないから」「趣味の延長上だから」という中途半端な態度で取り組むものではありません。
副業かどうかは、取り引き相手や仕事の成果には関係ないことです。
どんな業務もやるときめて受注したら、プロ意識を持って最後まできちんと終えましょう。
そこから、自分自身の成長や次のステップにつながっていきます。
もしかすると、副業という枠を越えて、点が線になり、線が面になって本業として発展する可能性もでてきます。
目の前にあることを丁寧に取り組むことが何よりも重要です。
最後に:英語上級者は副業でも高収入が狙える
英語上級者は副業でも専門性の高い業務を受けられる可能性が高く、高収入が十分に狙えます。
英語副業にぜひ取り組んでみてください。
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