ブログを始めるならワードプレスとnoteどっち?違いを比較・使い分けや連携は

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ブログを始める場所は、ワードプレスサイトと、noteなどの無料ブログプラットフォームという2つの選択肢にわけられます。

手軽に始められていろいろな目的で使うことができる便利さが魅力のブログ。

いざ始めようと思っても、どう違うのかわからないと迷ってしまいますよね。

今回は、ブログを始めるにあたり、ワードプレスとnoteどちらが良いのか、違いやメリットを通して、それぞれのおすすめの使い方を紹介します。

  • ブログをやってみたいが、どこで書いていいのか迷っている
  • ワードプレスはお金がかかると聞いて躊躇している
  • noteにブログを開設したら読んでもらえるの?
  • ワードプレスとnoteの連携や使い分けって可能?

そんな風に思っている人が知っておくべき情報をまとめています。

最後まで読めば、自分がどちらのブログを始めるべきか決断できるはずですので、一度読んでみてください。

目次

ブログを始めるならワードプレスかnoteどっち?

ブログを始めるにあたり、ワードプレスとnoteどちらか良いかを判断するためには「何のためにブログを始めるのか?」を考える必要があります。

ワードプレスとnoteでは得意とすることと苦手なことが異なり、できること・できないことがそれぞれにあります。

ブログを通して何をしたいのか、将来的にどんなブログを作っていきたいのか。

ブログの目的、というかブログの軸となる大前提の部分によって、どちらのブログを開設すべきか変わってきます。

下記のようなブログには、ワードプレスが適しています。

  • サイトを自分の資産として残したい→ワードプレス
  • 時間がかかってもいいから収益化したい→ワードプレス
  • デザインもカスタマイズしていきたい→ワードプレス
  • 専門性のあるウェブサイトにしたい→ワードプレス

一方、下記のような場合はnoteがおすすめです。

  • とにかく早くブログを開設したい→note
  • 日記やつぶやきを好きに更新したい→note
  • プラットフォーム内で交流したい→note
  • コンテストなどのイベントに参加してみたい→note
  • 気軽に有料記事を販売したい→note

ブログを初めて作る、という人や、Twitterのつぶやきの長いバージョンのような気軽さを求める人にはnoteが適しています。

自分のブログについて上記2つの質問を少し深ぼって考えみると、どちらのブログにすべきか見えてくるはずです。

ワードプレスとnoteの違い・メリットを比較

ワードプレスとnoteそれぞれの具体的な特徴の違いを詳しく見ていきましょう。

ワードプレスnote
手軽さ△(レンタルサーバーやテーマ、プラグインなど初期設定が必要)
初期費用・レンタルサーバー代:月1,000円前後〜
・WP有料テーマ代
無料〜
他のブログへの引っ越し×
認知度自分で広める必要あり
プラットフォーム内で広がる可能性大
独自ドメイン
△(月額5万円のnote proで可能)
画像・映像の投稿
音声投稿△(プラグインなどで可能)
つぶやき機能×
カスタマイズ◎(サイドバーやトップメニュー表示も可能)×
収益化オプション・アフィリエイトASP広告
・Google Adsense
・記事有料化(値段は自由設定)
・定期購読(月額会員制度)マガジン
・投げ銭システム
・Amazonのみアフィリエイト可

大きな違いは、手軽さと初期費用、カスタマイズ、収益化(収入が発生する仕組み)にあります。

ブログを手軽に更新できるのは、断然noteです。

初期費用も無料ですし、アカウント登録も数分で完了、登録できたらすぐに記事を書き始められます。

また、プラットフォーム内で記事を更新することになるため、noteを利用する多くの人の目に留まる可能性が出てきます。

記事に値段をつけて販売できますし、マガジン形式で月額定額制で更新することも可能です。

投げ銭システムがあるので、読んで「良かった」と思った人からいくらかもらうこともできます。

システムがシンプルで使いやすく、初心者も戸惑うことなく文章をクリエイトできるのがnoteの魅力です。

一方ワードプレスは、通常はレンタルサーバーを契約する必要があり、初期費用が発生します。

また、カスタマイズができる分、サイトデザインにこだわると、記事の更新時間が減ってしまいます。

それでも、noteのようなプラットフォーム全体の影響を受けることがないため、サーバーダウンやアカウント閉鎖、記事削除といったリスクはありません。

何より、プラットフォームの制限を受けることなく、自由にアフィリエイト広告やアドセンスを使った収益化が可能。いわゆるブロガーやアフィリエイターにはワードプレス一択です。

完全に自分の資産として、ブログというよりウェブサイトとして内容を充実させられる点が、ワードプレスの大きな魅力です。

長期的に見てブログの将来性が大きいともいえます。

ワードプレスの将来の可能性については、次の項で具体的に紹介していきます。

ワードプレスとnoteのメリット一覧

ワードプレスとnoteそれぞれのメリットを改めてまとめました。

noteのメリット

  • 月間利用者1000万人以上なので読まれやすい
  • 多数サイトのECカートと連携しておりメディアECもすぐに始められる
  • 手軽でブログ初心者も使いやすい
  • 投げ銭機能がありクリエイター活動がしやすい
  • 管理に手間がかからない

noteはプラットフォームの力が強いので、note内での閲覧数も期待できます。

有料記事やマガジン、投げ銭といった収益の方法が誰でもすぐに使える点も大きいでしょう。

ワードプレスのメリット

  • ブログテーマが自由に何度でも変更可能
  • テンプレートやデザインが豊富
  • プラグインを自由に設定できる
  • SEO対策でアクセスを集めて自動収益化できる
  • 自分の資産になる
  • 経験が次につながる(ライティングや集客はマーケター、カスタマイズはウェブサイト制作やコーディング)
  • ワードプレス知識を使って相談窓口を開設できる
  • サイトM&A(ブログを売買する)も視野に入ってくる
  • 個人利用、商用利用どちらも無料
  • わずらわしい広告に邪魔されることなく、ブログやWebサイトを更新できる
  • 容量が許す限り複数のサイトの作成、運用OK

ワードプレスは、HTMLやPHPなどの専門的な知識がなくても、サイトのカスタマイズが自由にでき、何度でも変更できます。

独自ドメイン(xxx.com)も好きに設定できるので、自分だけのブログを一から作るイメージですね。

また、プラグインという機能を使って、コンセントを差し込むように機能を追加・削除可能。

収益化の選択肢と幅が大きく、効率が良い点も特徴ですが、それ以上にワードプレスでのブログ経験が「次につながる」ことが魅力です。

ブログを更新することで身についた文章力はライティング業務に活かせますし(逆も然り)、カスタマイズをしながらワードプレス制作やコーディングの知識も身につけられます。

専門的なサイトとして仕上げて収益が確立できれば、M&Aでサイトを売るという選択肢も視野に入ってきます。

ピンきりですが、買取額は数十万〜数千万といった規模です。

それから、ワードプレスのトラブルシューティングやお悩み解決用の相談窓口を、ココナラなどで開設するという選択肢もあります。

レンタルサーバーの契約容量によりけりですが、複数のブログを開設することもできます。

noteをはじめ、無料ブログでは本人(同一メルアド)が複数のアカウントやブログを作ることは基本的にできません。

プラットフォーム内での流入や交流を通してブログを続けるならnote

長期的な視野でブログをウェブサイトとして育てるならワードプレス

まとめると、こんなところでしょうか。

ワードプレスとnoteなど無料ブログの使い分け

ワードプレスと、noteやアメブロ・はてなブログなどの無料ブログは使い分けが可能です。

ただ、更新頻度や使い分けのルールを明確にしておかないと、ただのバラバラのブログが2つ作られただけで役目を果たせません。

主なやり方の例を挙げます。

  • noteでワードプレスに更新している内容の補足を書き、ワードプレス記事のリンクを貼り付けて誘導する
  • noteは周知や交流を目的にして更新して、読んでほしい内容をワードプレスで更新する

周知するならTwitterなどのSNSを使うと効果的です。

SNSとブログは相性が良くて、導線を引きやすい上、お互いの欠点を上手にカバーできるので、組み合わせて使っている人もいます。

というか、使っていない人の方が少ないかもしれません。

ワードプレスとnoteの埋め込みも可能

ワードプレスとnoteは、それぞれに埋め込むこともできます。

ワードプレスのサイドバーにnote記事を埋め込む場合は、ウィジェットを使うと簡単です。

noteのようにワードプレスの記事も有料販売できる

あまり知られていないかもしれませんが、ワードプレスの記事は有料販売できるようです。

ワードプレスの場合、設定するまでに手間がかかりますが、手数料が格段に安いというメリットがあります!

  • noteの販売手数料率:14.5%(!)
  • WordPressの販売手数料率:最低3.5%(!!)

noteの手数料を知って驚きましたが、それに比べてワードプレスの最低決済手数料が格安すぎてさらにびっくり、笑。(22%のココナラと比べると良心的ですが)

1記事500円で販売した場合、noteなら500×(100-14.5%)/100=427.5円が自分の取り分です。

ワードプレスなら500×(100-3.5%)/100=482.5円となり、55円の差額が出ます。

1記事ならたった55円でも、100個売れたら5,500円の違いとなり、単価1,000円の記事なら1記事110円も売り上げが変わってきます。

ワードプレスの有料販売方法は、プラグインを使う方法など複数のやり方が存在します。

有料販売に特化したワードプレスのテーマと決済用プラグインを使った方法も紹介されています。

若干複雑で難易度が高そうですが、今度中身のある商材ができたときにはトライしてみたいですね。

最後に:ワードプレスとnote自分に合った方でブログを更新しよう

ワードプレスとnoteはそれぞれに特徴があるので、何のためにどんなブログを更新するのか、目的に合わせて選ぶようにしましょう。

両方の良いとこ取りをしたい場合は、お互い結ぶ導線を引いて使い分けると良いでしょう。

このサイトもワードプレスですし、個人的にはワードプレスがおすすめですが、noteもシンプルですっきりしていて好きです。

なんせnoteはクリエイティブな文章を書いている人が多くて、いろいろな記事を回りながら感激するばかり。(そして自分の文章のセンスのなさに落ち込む泣)

ブログ初心者だからといってワードプレスが向いていない訳では決してありませんし、ブログに慣れている人にとってもnoteは使いやすい媒体です。

ワードプレスの初期設定自体は、手順通りに進めれば半日以内には終わります。

記事を更新する傍ら、カスタマイズしながら長期的に資産としてサイトを作っていけばいいのですから。

目的に合ったブログを開設して、楽しみながら更新していきましょう。

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