マインドフルネスという言葉がよく見られるようになってきました。
英語でMindfulnessという単語ですが、もとの意味とは少し違う、独自の意味を持つ単語として世の中で取り上げられるようになっています。
今回は、マインドフルネスについて、誰でもできる取り入れ方や日常生活におけるやり方、そして最も重要なマインドフルネスの本当の意味についてまとめます。
話題のマインドフルネスの効果や実践方法が気になっている方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
マインドフルネスとは?
マインドフルネス(Mindfulness)の意味とは、現実に対する自分の反応、感情をあるがままに認めて受け入れることです。
そのために瞑想や体の観察などが有効とされています。
まずは、現実はそれ自体は意味をなさず、現実(人や出来事)や記憶(現実や過去)に対する自分の反応や感情がすべての源だということを、受け入れる必要があります。
誰でも取り入れられるマインドフルネスのやり方
ではここからは、誰でも今日から取り入れられるマインドフルネスの実践方法をご紹介します。
マインドフルネス瞑想
シンプルなやり方で行う瞑想方法ですが、どういう心の状態で行うかがポイントです。
何かを考えることを辞めて、その瞬間そこに在ることを感じるのが瞑想です。
ただ座って目を閉じるだけですが、いろいろな考えがどんどん頭の中にやってきて、考え続けてしまうことでしょう。
そのことに気づいたらすぐに考えていたことを手放し、また脳を空っぽにして座ります。
体の一箇所に意識を向けるボディスキャンという方法もあります。
意識を完全に手放して瞑想を行うのが難しい、と感じる場合はボディスキャンから始めると良いでしょう。
マインドフルネスの真の意味
Mindfulness(マインドフルネス)を行うということはつまり、現実はそれ自体は意味をなさず、現実や記憶に対する自分の反応や感情がすべての源だと、受け入れることです。
「今ここにただ存在している自分を認める」こと、それこそマインドフルネスの真の意味だと思う訳です。
マインドフルネスな生き方、マインドフルネス瞑想、いろいろな言葉が出ていますが、目指す場所はどれも同じ。
「本当の自分に戻って、自分の道を歩み始めること」
「本当の自分ではないことからは退き、必要のないことは辞めること」
「そのために、他人や過去のできごとを許し手放すこと」
そして、現実は自分の思い込みを映し出すただのスクリーンであることにも途中で気づくでしょう。
マインドフルネスを実践する方法はどれでも良く、目指すあり方を実現させるという目的を果たせれば良い訳です。
まとめ
マインドフルネスをやるためにストレスを感じていては、本末転倒です。
自分にやりやすい方法を探しながら、いろいろ試してつつ、最終的に継続しやすい方法を見つけられればOK。
方法にこだわらず、焦らずマイペースに取り組んでいきましょう。
自分の心の中を、もうひとりの自分が客観的に観察しているような形で、
実は筆者自身はこの作業に慣れており、客観的に観察することが癖になっていて自分自身の分析に役立てています。
やったことがない人にとっては客観的に自分の感情や反応を見つけることも難しいかもしれません。
それでも続けていくうちに、感覚も変わっていき、マインドフルネスを感じていくことができるはずです。
徐々にで構わないので、自分の内側と対話を続けながらマインドフルネスを実感していきましょう。
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