今回は、これからの「真の健康」について、個人の基準や今までと同じ答え探しや安心に対する注意喚起的なことを書いています。
健康の基準は人それぞれ、個人差があっていいものであるべきだと思っています。
これからの真の健康とは
変化すること(老化含む)への耐性をつけることが必要です。
わたしたちが気づかなくとも、否応なしに環境や行動領域、行動条件を含め、状況は変わっていきます。
変化のスピードはどんどん加速していくことでしょう。
環境だけいえば、市町村や政府などどこかの場所に属していればどうしても従うしかないこともあります。
しかし、それ以外の条件は自分たちが選ぶもの。
食べ物や飲み物、肌に触れるもの、電磁波、筋肉や脳の使い方など、自分でコントロールできることをどう選ぶか、どう取り入れるか。
そして、不要なもの、害となりえるものをどう判断し、どう排除していくか。
今までの答え探し・安心という幻からの脱却
「わたしや家族のこの症状や状況を打開する決定的なアイテムが存在する」
世の中は、上記の前提を持って答えを探しています。
「これさえあれば安心だ」「今まではこれがなかったからいけなかったんだ」
という前提で答え探しをするから、間違えるのです。
「手軽に健康になってキレイにスリムになれる魔法のアイテムさえ見つかれば、それが正解だ」
まったくの幻想だ、といつ気付けるのでしょうか。
日常生活全般においてどこまで何を気づけるか、手の範囲とするのか、がキーとなります。
完全なる正解などこの世に存在しない、という前提に変更すると、どうなるか。
あくまでも幅広いグレーゾーンがあり、グラデーションの中を動き回ることで、体は勝手にバランスを取っています。
自動的にです。
だからこそ、極端な食事制限やダイエットを続けることで、少しのきっかけによって一気に体調が悪くなります。
今までの答え探し、安心から脱却してください。
体の仕組みをきちんと見よう
症状は突然出るものではありません。
症状が出るということは、単純な事象に思えるかもしれませんが、さまざまな条件が複雑に関係しあって発生するものです。
体内に何かしら、きっかけや要因を蓄積していたがために、ひとつの症状として自覚できる状態になって現れただけ。
引き金となるものがあって悪化(症状化)しただけです。
突然何かが悪くなることは、もともとの持病があるような人以外はほぼありえないでしょう。
いまからでも遅くありません、遅いものなど世の中にありませんので、体のほんとうの仕組みを理解していってください。
- 腸内環境が悪いのは体調不良の原因なのか?
- 腸内細菌はサプリメントで補給できるようなものなのか?
- 食物酵素は体内に良い影響を与えることができるのか?
- 糖質が糖尿病の原因で、糖質も脂質も悪者なのか?
- エストロゲンは更年期に足りなくなるのか?
常識とされている前提に対して疑問を持ってほしいのです。
まとめ
これからの健康論は、いままでの常識がほとんど通用しない理論のように思われるかもしれません。
健康的であることが完全な善だという理論前提から、健康の基準ですら自分で選ぶべき時期に来ています。
いままでの考えを変えないのもあなた次第ですが、体のしくみや地球で生きる人生を含めて考えたとき、果たして最良なのでしょうか。
時代の変化とともに、意識や健康の前提を根底から覆しやすい絶好のタイミングでもあるということです。
世の中の健康ブーム、ダイエット美容ブーム、本当にあなたに必要なのか、今一度改めて考えてみてほしいと思います。
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