PMSにおすすめのハーブティ|生理前のイライラを楽にするハーブ

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生理が近づくとどうしても調子が悪くなる、という女性は意外と多く、何かしらの不調を抱えがちです。

症状の出方やタイミングは人それぞれ、さらには生理が来る度に違うということも珍しくありません。

生理にはホルモンという体を司る重要な素材が関係していますが、意識的にコントロールすることは難しいでしょう。

ただ、月経時のコンディションや不調の出方に合った対策を取り入れることで、症状の緩和や軽減が見込めます。

今回は月経対策のひとつとして、PMSや生理痛など生理に関する体・心の不調におすすめのハーブティを紹介します。

ハーブが持つパワーを生活に取り入れることで、毎月やってくるイライラや頭痛、不快感への対策になります。

  • PMS(月経前症候群)や生理後症候群がある
  • 生理が近づくと体調が悪くなる
  • 生理前のイライラや落ち込みが激しくなってきた
  • 生理の前後で不眠や腹痛、頭痛などの体調不良がある
  • 月経に関する不調をどうにかしたい

以上のようなお悩みを持つ人に読んでほしい記事です。ぜひ御覧ください。

目次

PMSや生理痛向けのハーブティの種類

PMSや生理痛に効果的なハーブティには、いくつかの種類があります。代表的なものとその作用について紹介します。

ラズベリーリーフ Raspberry Leaves

女性の健康に関するハーブティの多くに含まれる代表的なハーブが、ラズベリーリーフです。

単体のハーブティもあれば、ブレンドされているものも多く見られます。

メディカルハーブとしての歴史が長く、安産のお茶としても知られています。

子宮や骨盤まわりの緊張緩和作用があるため、PMS(生理前症候群)や生理中の不調に効果的です。

扁桃腺からくる風邪や、下痢対策にも使われています。

チェイストツリー(イタリアニンジンボク)Chaste Tree

チェストツリーも、ラズベリーリーフと同様に生理痛などに用いられてきたハーブです。

ホルモンへの作用が高く、月経過多やPMSによる乳房の張りやむくみなどの症状緩和が期待できます。

チェストツリーは、チェストベリーの木のことで、伝統的に純潔を守るのに役立つと信じられてきた由来があります。

セイヨウタンポポ(ダンディライオン)Dandelion

たんぽぽ茶などで知られるセイヨウタンポポ。

たんぽぽコーヒーはコーヒーのカフェイン対策としてもおすすめされていて、自然食レストランなんかではよく見かけますよね。

肝臓の強化作用が見込め、デトックス効果が期待できるため、体内のエストロゲンやホルモンの調整に役立ちます。

マザーワート Motherwort

マザーワートは、名前のとおり、古くから無月経や不妊、月経困難症などの婦人科系の不調に用いられてきました。

効果がある分、苦味が強いのでハーブティーの場合はブレンドした方が飲みやすいとされます。

はちみつを入れてもいいですね。

ただ、マザーワートは子宮収縮作用が高く、分娩促進する可能性があるので妊娠中は控えるべきされます。

マグワート(よもぎ)Mugwort

マグワートは、和名よもぎ、日本でもメジャーな女性向けハーブのひとつです。

ハーブの女王と呼ばれるほどの万能性を持ち、よもぎ餅などでも親しまれています。

昔から薬草として、広く利用されてきたため、手に入りやすいのもメリットです。

よもぎ茶には体を温めてくれる作用があり、冷え対策にも役立ちます。

フェンネル Fennel

利尿作用が高く、むくみ対策に効果的なフェンネルも女性向けのハーブです。

ただ、単体ではちょっと味の癖が強いので、ブレンドハーブティが取り入れやすいでしょう。

妊娠中・授乳中に避けた方がいいハーブ

  • レモングラス
  • カモミール
  • ジュニパーベリー
  • アンゼリカ
  • シナモン
  • フィーバーフュー
  • ヒソップ
  • レディスマントル
  • マザーワート

妊娠中は飲む量に注意すべきもの

  • ハトムギ
  • ローズマリー
  • カモミール
  • フェンネル
  • ペパーミント
  • ラベンダー
  • ローズマリー
  • ワイルドヤム
  • イブニングプリムローズ
  • ブラックコホシュ
  • ラズベリーリーフ

生理の不調や健康に良いとされるハーブティの中にも、妊娠中や授乳中には避けるべきものがあります。

体が変化している時期には、先に調べておくと安心して摂取できるでしょう。

ハーブはカフェインを含まず、不調を改善できるからと大量に摂るべきではないのですが、妊娠中・授乳中は特に注意してください。

それだけハーブにはパワーがあるという意味でもありますがね。

自然のものだから体に害はない、という考えはまず捨てましょう。

PMSにおすすめのハーブティ商品

PMSや生理痛のときに飲みたいおすすめのハーブティをピックアップしました。どれもノンカフェインです。

※妊娠初期や妊娠中の方は避けておいた方が無難です。

1. ウーマンブレンドティーバッグ/マリエン薬局

原材料の選出からプロセスまで、ハーブそのものの品質を守ることを徹底した製品を取り扱うマリエン薬局。

商品は、ドイツ国家資格「PTA(薬学技術アシスタント)」と自然療法師が開発しており、ドイツから輸送されてきます。

中身に影響が及ばないよう、紫外線をカットするアルミ袋に入れられています。

  • チェストツリー
  • ラズベリーリーフ
  • アンゼリカ(セイヨウトウキ)
  • シルバーウィード
  • レディースマントル
  • シナモン

贅沢なブレンドティーです。

ティーバッグタイプとリーフタイプが選べます。

2. オーガニックブレンドハーブティ【ウーマンズウェルネス】NEAL’S YARD REMEDIES

アロマやビューティーアイテムを取り扱うニールズヤードのハーブティです。

生分解性の高いティーパックに入ったブレンドハーブを使っています。

  • ラズベリーリーフ
  • レディスマントル
  • マリーゴールド(カレンデュラ)

優しい味わいでいつでも飲みやすく、リラックス効果が得られます。

3. Healthy Cycle/トラディショナルメディシナル

定期的に筆者も飲むお茶のひとつがこれ。

コスパが良いハーブティを探している人にもおすすめです。

4. ヒルデガルトのお茶/ゾネントア(sonnentor)女性のためのお茶

ドイツのブランド、ゾネントアの女性用ブレンドハーブティです。

原材料はすべてバイオダイナミック農法やオーガニック有機栽培されたものを使用。

ティーパックも無漂白のリサイクルペーパーや、無漂白のコットンの糸を使い、もちろん保存料や人工香料は不使用で製造されています。

マグワート(よもぎ)やフェンネルをはじめ、体を温めてくれるジンジャーやシナモン、リラックス作用のあるレモンバーム、ホルモンにも作用するオレンジピールなど種類豊富に配合。

ローズやバニラ香料が含まれていて、ハーブの香りとバランスを調整してくれています。

女性のためのハーブをもっと知りたい人におすすめ

女性の体のしくみや、女性の健康に役立つハーブについて詳しく知りたい人には、「女性のためのハーブ自然療法(GAIA BOOKS)」がおすすめです。

植物やストレッチ方法のイラストなどわかりやすく、かつ詳しく説明されています。

PMSを少しでも楽に過ごすための対策方法

ハーブティ以外にPMSを少しでも楽に過ごすための対策も紹介します。

  • 可能であれば休息の時間とする
  • ダイエットは中断する
  • 気を静められてリラックスできるものを取り入れる
  • アロマなど香りを利用する
  • まわりの人に伝えておく

今の生理に関する不調の多くは、骨盤や子宮が十分に緩まらないことに起因します。

交感神経優位の緊張が強い状態が長く続いて、副交感神経優位の時間が足りず、生理時に痛みが起きるのです。

月経の不調を改善するためには、体と精神を緩める工夫を意識しましょう。

あと、どの対策方法でもそうですが、同じ商品ばかりを使い続けないことも大切です。

上記ハーブティならお気に入りをいくつか見つけて、ローテーションさせることで長期間使い続けるリスクを避けられます。

リスクというのは、体が慣れることもそうですが、商品の仕様が変わる、廃盤になる、原材料やその育成環境、製造過程が変わるといった可能性のことを指しています。

自分ではどうすることもできない範囲の可能性を考慮して、できれば3つ以上の商品をローテさせられるとベストです。

 

最後に:自分の生理は自分で守ろう

 

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