現実を「数字」で考える|スピリチュアルと現実のバランス

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スピリチュアルのふわふわした感じを一旦脱ぎ去り、現実のコマを進めるために「数字で考える」方法をおすすめします。

今回は「数字で考えながら現実を作っていく」ことについてまとめます。

数字や計算が苦手、という人はいきなり全部取り入れなくてもできることから始めればOK。

今日は何月何日で、今月はあと何日ある、とか、そういうところからです。

精神やスピリチュアルと現実とのバランスを取るために、有効な手段のひとつですので、一度最後まで読んでみてください。

目次

感覚と現実と数字

筆者個人は、スピリチュアルは現実や自分自身にも大いに関係があると認識しています。

決してスピリチュアルが怪しいだけだから現実には関係ないとは思っておらず、大切なのは「両者のバランス」だと考えます。

自分の感覚を信じることも大切で、特にこれからは感覚の重要性を体感するような出来事は増えていくと思います。

ただ、感覚的なことと世の中、つまり現実社会を生きていくためのアレコレは、両方とも必要です。

別々に考える方がわかりやすい別次元のものだけど、通ずるものはある。

そして、感覚と感情はこれまた違うものである、ということもはっきりと自覚する必要があります。

以上を踏まえた上で、現実側に手を加えるのであれば「数字を扱うこと」がひとつの方法である、という意見を次から説明していきます。

数字で考えることのメリット

数字で捉えることによって現実に手を加えられるのは、次のような数字で考えることのメリットに関係しています。

1.他者に伝わりやすくなる

数字にすることによって、他者に情報を伝えやすくなります。

「10時に待ち合わせ」「誕生日は9月8日」「税込み1,450円」「土地だけで6,000万円」

世の中の情報の多くは数字が関係しており、数字をとおして共通の認識を持つことができます。

数字で考えることの利点=他者や現実との関わり

自分の考えを他人と共有することで、より現実に働きかける力が高まります。

つまり、現実化が効率的になるということでもあります。

2.はじまりと終わりが明確になる

始業式が4月8日で、卒業式が3月10日。業務開始が9時で、定時は17時。スタートは10ドルから、損失が31ドルになったらゲームを辞める。など。

数字で表せると、はじまりと終わりを明らかにできるため、集中すべき場所がはっきりします。

否が応でも入学したら卒業(あるいは中退?)があり、赤ちゃんで生まれた私たちはやがて死を迎えます。

数字で考えることで、自分でコントロールできる範囲の物事にメリハリをつけられます。

結果、集中力やエネルギーの使い方に無駄やムラがなくなり、スムーズに管理できるでしょう。

3.自分への手応えや達成感

終わりがはっきりしていると、やり終えた達成感を得られます。

体重が5kg減った、マラソンで15km走りきってゴールできた、今月は本を5冊読んだ。など。

手応えを得られることによって、次のモチベーション、さらなる成長・発展につながります。

4.何をすべきかがはっきりする

数字を取り入れることによって「何をすべきか」を明確化できます。

日付や値段、収入や資産、売上、人数、移動時間など、すべて数字で表されており、数字で考えることは不可欠です。

「問題だと感じていることがあるのに、何をしたらいいかわからない」という時間が一番もったいない。

数字にしておくことで、あとどのくらいどこの数字を変えたらいいかのヒントがわかりやすく、アクションにつなげられます。

数字で考えるのに役立つおすすめ書籍

「徹底的に数字で考える。(フォレスト出版)」が面白かったです。

数字が苦手という人こそ一度読んでみてほしいな、と感じるほど、噛み砕いてくれて読みやすい内容でした。

立ち読みした際に「これは役立ちそう」と思い購入して、思いのほかあっさりと読み終えてしまいました。

もちろん役立つ情報も詰まっていましたよ。ネタバレになりますが例えば、

  • 事実と仮定の両方を扱うべき
  • 「複合的要因」ではなく「ひとつの原因」にフォーカスする
  • 絞ったひとつの原因に対してアクションすることでPCDAサイクルが回る
  • 複合的要因の分析は必要ない
  • データを使って何をすべきか?をいかに早く明確にするかが問題
  • 数字で考えられるよう「数字で記録しておく」ことの大切さ
  • 正解のないものも直感的にざっくり数値化する練習をしよう

など、数字を使って無駄を省き、効率的にビジネスを進めるためのヒントが多数盛り込まれています。

いつもは本を読みながらメモを取るタイプではないのですが、しっかりメモを取りました。

わりと誰にでも読みやすくて勉強になる本、手に取るのは久々・・?

ビジネス本なので、「数字で考えることのゴールは、ヒト・モノ・カネを動かすこと」など、一見大げさに見える文言も出てきます。

なんとオーバーな、と思ったものの、実際に広告やプロモーションは数字を使わずに語られることはないですし、売上につながっているのですから、やはり「ヒト・モノ・カネ」は動いていますよね。

個人の場合は「あなた自身とあなたの動かしたいもの、あなたのお金を動かすこと」に置き換えればしっくりきませんか?

まぁつまり「あなたの現実」ですよね。

この記事で話したい数字のメリットは、つまりはそういうことでもありますから。

まとめ

地に足をつけるために、数字を取り入れることは価値ある手段です。

数字にすることによって現実味が増して、行動や思考の変化にも拍車がかかるでしょう。

自分自身がスピリチュアル好きで、でも現実生活と噛み合ってないな、とか思う人は、ぜひ問題だと感じている分野について「数字で考える」ことを取り入れてみてください。

自分の人生を生きるためには、スピリチュアルと現実との「自分なりの」バランスを見つけることが何よりも大切だと思います。

ふわふわ感から脱出して、現実をより有意義に過ごせるヒントとなれば幸いです。

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