ハーブはそれぞれに自然から得た効果効能があり、さまざまな場面で活用できます。
ハーブティは定番のハーブの取り入れ方で、スーパーやコンビニでも扱われている身近な商品です。
オーガニックや無農薬の認証に加えて、ハーブティ選びに
この記事では、ストイックな健康マニアだった筆者がハーブティを選ぶ際に気をつけているポイントを紹介します。
効果を最大化するための淹れ方や、おすすめのハーブティブランド/ショップについてもまとめています。
ハーブティの体に対する作用や効果に興味がある人や、選び方を知りたい人は、ぜひ最後までご覧ください。
ストイックなハーブティの選び方
ハーブティのハーブ自体がオーガニック(有機)認証を得ているものは多く見られます。
ただ、ティーバッグタイプの場合は、下記の点にも注意して選ぶことをおすすめします。
ティーバッグの素材
ステープルか糸か
ティーバッグ自体の素材については、こだわるメーカーは公表していることがありますが、多くのメーカーはそこまで言及していません。
ティーバッグの漂白に化学物質を使っている場合、熱湯につけると化学物質が流れ出てしまいます。
ハーブ自体が農薬不使用であっても意味がありません。
また、ティーバッグの封をしているのが、ステープルか糸か、他のものかも重要です。
ステープルに染料が施されている場合、お湯につけることでわずかに溶け出してしまう可能性もあります。
ハーブティ選びのポイント・注意点
健康に良いというイメージが強いハーブティですが、誰にでも良い効果があるとは言い切れません。
以上のポイントに加えて、ハーブティを選ぶ際に気をつけたい注意点を紹介します。
- オーガニック・農薬不使用
- アレルギー反応・副作用
- 妊娠中・授乳中NGのもの
- 病気などで避けたいもの
- ペットNGなもの
ハーブを含め素材がオーガニック認証を得たもの、農薬不使用なものが理想的です。
中には、アレルギーを持つ人は、特定のハーブが原因で症状が出てしまう可能性があるので注意しましょう。
アレルギー(花粉症)がある人は、キク科のカモミールには要注意。風邪対策になるエキナセアもキク科です。
妊娠中や授乳中にNGとされているハーブもあります。
ラベンダー、ジャスミン、レモングラス、ペパーミントなどは子宮収縮作用があり危険とされるので避けてください。
なお、妊娠期間や授乳期間には使わない方が良いとされるハーブやアロマは多数存在しています。
妊娠計画と合わせて確認しておくと無難です。
また、持病などで常用している薬がある場合は、使用NGのハーブティがあるか医師に相談しましょう。
一例としては、高血圧の治療で降圧剤を使っている人は、ミント系全般やタイム、セージなどはNG。
利尿作用が強いジュニパーベリーは、腎機能障害や腎臓が弱い人は気をつけてください。
猫や犬などペットを飼っている人は、ペットが誤ってなめてしまうなどのリスクを見越して、NGのハーブがブレンドされていないか確認しましょう。
ラベンダーやユーカリは猫NG、オレガノやローマンカモミールは犬NGです。
効果を最大化できるハーブティの飲み方・淹れ方
ハーブが持つ効果はさまざまで、ブレンドすることで飲みやすさだけでなく幅広い効果が期待できる場合があります。
ハーブのパワーを最大限引き出すための淹れ方のコツについて見ていきましょう。
はちみつをプラスする
ハーブティにはちみつをプラスする飲み方は、海外でも定番です。
苦味や酸味が強いハーブティは、飲みやすいよう味を調節するためにはちみつを使います。
ただ、はちみつの役割は味の調節だけではなく、乳化剤として働くことにあります。
はちみつを加えたハーブティは、何も加えていないものとはまったく別ものということです。
はちみつは、できる限り生産・製造情報が透明化されている信頼できる販売元から購入しましょう。
植物そのものをポットで蒸す
手軽なハーブティは便利ですが、ハーブの葉そのものをポットで蒸らして飲む方法が有効です。
ハーブティをいれて一服するときには、ゆっくり丁寧にポットで淹れるのも良いでしょう。
リーフタイプのハーブティの多くは、乾燥したドライハーブです。
95度前後まで温めたお湯で、ハーブを3〜7分ほど蒸らすと、飲みやすいお茶ができ上がります。
おすすめのハーブティブランド
個人的なおすすめのハーブティブランドを紹介します。
1.Traditional Medicinals
Traditional Medicinals Healthy Cycle(ヘルシーサイクル)ティーバッグ16袋
Traditional Medicinals(トラディショナル・メディシナルズ)は、植物が本来持っている力を引き出す伝統ハーブ医療の開発を行うブランド。
品質の高い植物製品を製造・販売しています。
植物の持つヒーリングパワーを元に、近代で判明してきた知識もプラスしてオリジナルのブレンドティーを開発しているそう。
品質規格書である薬局方基準のハーブを使用、nonGMO(遺伝子組み換え原料不使用)・オーガニック原料にこだわっています。
ティーバッグには、nonGMOのマニラアサという多年草とFSC認定(森林保護関連認定制度)の木材の繊維を使用。
化学物質による漂白などの工程は通さず、環境に配慮されたプロセスを経て製造されています。
筆者は体内のホルモンバランスのために、Healthy Cycle(ヘルシーサイクル)という女性向けブレンドを愛用しています。
ラズベリーリーフやリコリス、ネトル、タンポポ(Dandelion)配合で、PMSや生理後の不眠などに効果を感じています。
2.NumiTea
Numi tea(ヌミティ)は、アメリカはCA州オークランド生まれのティーブランド。
最先端のITエリアでありながら、健康志向やオーガニックへの意識が高いエリアらしい環境配慮を重視した企業です。
USDAオーガニック認証やフェアトレード認証を取得した素材や原料だけを取り入れ、100%本物の素材で作り上げています。
ティーバッグは、nonGMO素材による生物分解性仕様で、包装素材を含めて環境へ配慮されています
成城石井や通販で購入可能です。
個人的には、ミントティーや有機ルイボスチャイ、ターメリックアンバーサンなどがお気に入りです。
最近パッケージが変わってしまって、前の方が好みだったなとちょっとだけしょんぼりしました。
ペットボトル商品もありますが、ぜひティーバッグを味わってみてください。
まとめ:ハーブティを選ぶ基準を持とう
ハーブティを選ぶ際に気をつけると良いポイントを、ストイックなハーブティの選び方としてまとめました。
オーガニックに敏感な健康志向の方が増える中、素材についてもこだわって作っているメーカーも多く見つかります。
どこまでこだわって選ぶかは個人の自由です。
ただ、せっかく飲むのであれば、ハーブの効果を最大化しながら美味しく味わえるものが良いですよね。
ハーブティを選ぶ基準を持って、自分が気に入ったものを生活に取り入れていきましょう。
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