海外通販の支払い方法|ペイパル(Paypal)・クレジットカード・デビットカード

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海外通販での支払い方法には、クレジットカードが一般的です。

ただ、言葉が読めないと細かな情報が理解できない分、支払い時にクレジットカード情報の入力をためらう人もいるでしょう。

クレジットカード情報を直接入力しなくても、安全に使える支払い方法の選択肢はあります。

今回は、海外通販で使える支払い方法の種類と、精算時に気をつけたいポイントについてまとめます。

「海外サイトから通販してみたいがカードは使いたくない」「クレジットカード以外の支払い方法を探している」という人は、ぜひ最後まで読んでみてください。

目次

海外通販の支払い方法

海外通販の支払い方法の選択肢としては、主に次のものがあります。

  1. クレジットカード
  2. ペイパル(Paypal)
  3. デビットカード
  4. 現金の海外送金(口座振り込み)
  5. プリペイドカード
  6. バーチャルカード(ワンタイムバーチャルカード)

1.クレジットカード

海外通販は、ネット上のオンライン決済時にクレジットカードを使うことがほとんどです。

日本よりもカード社会であるアメリカをはじめ、欧米やオーストラリア、香港や東南アジアなど多くの国でクレジットカード払いが浸透しています。

定番なのはVISAとMasterですが、AMEX、Diners、JCBなどが使えるサイト、サービスも少なくありません。

使えるカードの種類はサイトごとに異なっており、多くの場合入力できるカードの種類が表示されるので、それに従えばスムーズに完了できますよ。

海外通販にも使えるおすすめのクレジットカードについては、別記事で詳しく紹介しています。

2.ペイパル(Paypal)

クレジットカードと同じくらいメジャーな方法が、ペイパル(Paypal)です。

ペイパル(Paypal)は世界で使える決済サービスのひとつ。

無料で使えて、IDとパスワードを決済時に入力すれば精算が終了します。

あらかじめ登録したクレジットカードやデビットカードの情報を個別に入力する必要がないため、カード情報のスキミングや不正利用が心配だ、という人も安心です。

ペイパル(公式):海外通販での使い方

3.デビットカード

クレジットカードを使いたくない人には、デビットカードがおすすめです。

デビットカードを選択すれば、支払い金額が即時に銀行口座から引き落としされます。

残高を事前に確認しておく必要はありますが、クレジットカードのように使いすぎる心配もなく、家計管理が楽にできるでしょう。

4.現金の海外送金(口座振り込み)

現金払いが使えるサイト、サービスもあります。

海外送金という形になることが多いため、クレジットカードやペイパルと流れが違っているため、事前確認しておきましょう。

また、現在は使えるサイトが限られているので、可能であればクレジットカードやペイパルの方が手間がかからずスムーズです。

5.プリペイドカード

クレジットカードを使いたくない人には、プリペイドカードという選択肢もあります。

プレペイドカードは、決まった金額分のカードを購入して残高が減っていくカードです。

デビットカードと似たしくみですが、残高がなくなったら再利用はできないので、使い捨てタイプといえます。

6.バーチャルカード(ワンタイムバーチャルカード)

カード発行なしですぐ使える支払方法として、バーチャルカードがあります。

バーチャルカードには、一度使ったらカード番号を使い捨てられるワンタイムバーチャルカードなどの種類が選べます。

クレジットカードの不正利用予防として有効な選択肢です。

主なものには、auじぶん銀行スマホデビット、みずほSmart Debit、Kyash、バンドルカード、Vプリカ、ジャパンネット銀行カードレスVisaデビット、コモ口座Visaプリペイドなどがあります。

※など、Banggoodなどのサイトではコンビニ支払いも選べます。ただ、コンビニ支払いが可能なサイトは稀です。

海外通販の支払いで気をつけたいこと

海外通販で支払いをする際に気をつけたい注意点についても挙げておきます。

お買い物する前にチェックしておきましょう。

クレジットカードが使えない?

ときどき、クレジットカードが使えない状況が発生します。

多くの場合、利用者側の入力ミスですが、稀に不正利用を疑われている場合があります。

そうなるとすぐには回復しないので、カード会社に早急に連絡してみてください。

サイト未対応のブランドや日本国内専用カードは、入力しても精算へ進めません。

例えば、日本発行のクレジットカード(JCBなど)は海外のサイトで使用できない場合があるので注意してください。

サイト内のFAQなどで支払い時に利用可能なカードブランドの説明があるのでチェックしてみましょう。

税金が含まれているか

海外から通販する場合、国内の消費税に代わる税金の課税対象となります。

関税は、かかる場合とかからない場合があり、購入金額や商品、利用するサイトなどによって異なります。

下記ページにて関税については詳しく説明していますので、参照してください。

送料が含まれているか

海外通販では、日本国内の通販よりも高額な送料がかかることが多いです。

ただ、通販の送料としてではなく、自分が旅行に行く代わりに送ってもらうという視点を持つと、安すぎる買い物ですよね。

また、一定金額以上の購入で送料が無料になるキャンペーンや、送料無料セールなども随時開催されていますので、ぜひ利用しましょう。

海外通販での送料については、下記記事も参照してみてください。

為替手数料・決済手数料など

どこの国のサイトで買うかによって、通貨が異なります。

日本円との為替は日々変動しており、為替によって多少お得度も違ってきます。

クレジットカードやペイパルなど、決済方法によって、為替手数料、決済手数料などが随時請求される点にも気をつけましょう。

なおペイパルでは通貨換算手数料が発生します。

日本円以外での支払いの際に、発生する手数料である通貨換算手数料には、以下が含まれています。

  • クレジットカードまたはデビットカードの確認手数料
  • 記録請求料および個人間の支払い手数料(海外との取引の場合のみ)

請求内容を見て慌てないようにしましょう。

ペイパル(PayPal)の為替手数料を下げる方法

海外通販では、現地の外貨へと通貨換算する必要があり、通貨換算手数料(為替手数料)が発生します。

外貨取扱手数料比較

  • ペイパル(PayPal):4.00%
  • VISA/MasterCard :1.60〜2.16%
  • JCB:1.60〜2.03%
  • AmericanExpress:2.00%

詳細はペイパル-為替手数料と通貨換算手数料

クレジットカードの支払いでは1.60〜2.16%のところ、ペイパル(PayPal)だと4%、倍以上になり割高です。

金額によってはかなりの差額になってしまいます。

そこで、ペイパル決済で外貨取扱手数料を安くする方法を実践しましょう。

ペイパルでは、決済時に外貨換算をするか、クレジットカード会社でするかを随時選べます。

通貨換算しない設定変更

  1. PayPalにログイン
  2. 通貨換算オプションを表示する
  3. 日本円JPYではなくUSDやGBPなど現地の通貨を選ぶ
  4. 現地通貨で支払うを選択→完了

これだけで手数料の節約ができます。

ただ、時折ペイパルで通貨換算オプションが表示されないケースがあるようです。

American Expressで支払う場合、通貨換算レートオプションが選べず、アメックスの通貨換算レート一択となります。

また、JCBのカードでは、カード発行会社の通貨換算レートが選べず、ペイパルのレートのままになるケースが散見されるようです。

JCB以外のカードをもっている場合は、そちらでオプションードが使えるか試してみてください。

まとめ

海外通販の支払い方法と、決済時に気をつけたい注意点について説明してきました。

  • 一般的な支払い方法はクレジットカードまたはペイパル
  • デビットカードやプリペイドカードなど他の方法も選べる
  • 使える支払い方法はサイト、サービスごとに異なるためチェックしておく必要がある
  • 関税や送料、為替手数料などが別途発生することも頭に入れておく

海外通販は日本では買えないブランドやメーカーのものを購入できる楽しさがあります。

また、現地のブランドをお得に購入できるチャンスとしても利用できるでしょう。

安全かつスムーズに買い物を楽しむためにも、使いやすい支払い方法を選んでくださいね。

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