国語嫌い・読書嫌い・未経験でもライティングスキルをアップする方法

国語が嫌いでも、小説が嫌いでも文章を執筆するライティング業務はできます。
筆者自身、国語や読書感想文、小説が大嫌いでしたから、ライターとして活動しているのも皮肉なものですが事実です。
だからこそ断言できます。もちろん、かれこれ5年以上活動を続けてこれた理由としては、才能という単純で自分だけに特化した要素だけではありません。
今回は、経験を通して筆者が学んだライティングスキルをアップさせる方法をまとめて紹介します。
ライターとして活動していきたい人、副業やフリーランスのためのライティングスキルを身に着けたい人はぜひ最後まで読んで参考にしてください。
方法1.お手本記事から盗む
お手本となる記事を同じプロジェクト内で探してみましょう。
クライアントさんによっては、素晴らしい記事をみんなにシェアしてくれる場合もあります。
担当の方に「今後のために参考になる記事があれば教えていただけませんか?」など尋ねてみてください。
すでに公開されていてアクセスがあるサイトであれば、アクセスの多い記事、人気記事などが参考になります。
記事を参照しながら、まずは全体をすみずみまで見る。
- どういう構成になっているか
- 画像の選び方
- 表やリスト表記の使い方
- 引用ボックスの入れ方
- 文字装飾の数
などをチェックすると良いですが、全体を眺めているだけでも良いです。
読まれる記事がどういうものなのか、ツールはどう使うと効果的なのかを感覚的に身につけることができるからです。
もちろんWebライティング限定で通用する技であって、紙媒体や広告、コピーライティングなどはまた違ってくるかもしれません。
経験が少ないライターさんであっても、お手本記事にたくさん触れることで、自動的につかめてくるものです。
できる限り良質なWeb記事を見つけて、自分のものにしていってください。
方法2.古典的な書籍と最新のWeb記事どちらも読む
名書と言われる古典的な書籍だけでなく、最新のWeb記事も両方とも読んでおくことが大切です。
読まれる日本語の王道を読みつつも、移り変わりの早いWeb記事の文章を読んで
Web記事にはWeb記事の雰囲気や書き方があります。
書籍のように何百ページでなく、3,000〜8,000文字と数分で読めるWeb記事に特有のまとめ方も身につけるべきです。
方法3.基本的な日本語を押さえる
正しい日本語を使うことはライターの基本です。
辞書や辞典だけでなく、新聞記者用として作られた記者ハンドブックもライターとしては必携の一冊と言われています。
ライティング作業をする際にはそばにおいて、読みやすいだけでなく正しい日本語を使っているかどうか、常に確認しておきたいですね。
レギュレーションに合っているかどうか、が大前提
健康系のサイトであれば、エビデンスが指定のサイトから得ることで、記事に組み込むことができます。
エビデンスサイトとしては、
- 厚生省など国が提供するデータ
- 公的な専門機関が公開している論文
- 海外で公開されている研究データ
などが代表的です。
まとめ
正しい日本語といっても、時代とともに新しい言葉が生まれ、使われ方も変わってくるものです。
自分のブログやツイッターなど個人の発信以外では、サイトやメディアのレギュレーションやマニュアルに沿って文章を執筆すれば問題ないでしょう。
ライターという仕事は難しいですが、書くこと以上に伝えることの楽しさがあるもの。だからやめられないですね。
とはいえ、小説好き、読書好き、国語大好きで育った人にはやはり後発組はかないません。
それでも毎日一生懸命努力することで、自分のレベルを上げ続けることはできます。