【体験談】タバコを辞めた方法・禁煙からリバウンドしないコツは?

「禁煙しようと思っても、続かなくて困っている」
「タバコを上手に辞めたいけれど、食べる量が増えてしまいそうで心配だ」
そんなお悩みを持っていませんか?
今回の記事では、
- 禁煙してから一度も吸っていない禁煙成功者による、禁煙してからリバウンドしないコツ
- 禁煙グッズや禁煙本などを一切使わずに禁煙に一発成功した理由
についてご紹介していきます。
筆者自身、禁煙成功者のひとりです。
喫煙歴約4年、禁煙に成功してから約11年が経とうとしている現在、いまだ禁煙できないという声も多く聞こえてきます。
今度こそは完全にタバコから卒業したい!と思っている方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
ポイント1.「禁煙した後の生活」を実践する
私が禁煙に成功したときに徹底的に何をしたのか?
それは、「禁煙した後、どんな生活をしているか」を具体的に実践しはじめる
これに限ります。
抽象的すぎてピンと来ないかもしれないので、具体的にやったことを含めて細かく見ていきましょう。
禁煙した後の生活:灰皿・ライター・タバコケース・煙草本体は消える
たばこを吸わなくなった、ということは、灰皿やライター、タバコを入れていたケース、そしてタバコ本体は不要になっているはず。
そうしたタバコ関連グッズは、すべて目の前から姿を消しています。
中には、家のどこかに隠してしまう、という人もいるようですが、これでは自ら「また吸いますので」と宣言しているようなもの。
灰皿もライターもケースもタバコ本体だって、捨ててしまえばいいのです。
今すぐできますよね?
最悪禁煙に挫折して、どーーーーーーーしても吸いたくなったら?買えばいいじゃないですか。
禁煙に成功した後、あなたはどんな生活をしているか想像できているでしょうか?
禁煙した後の生活:「タバコの代わり」も存在しない
多くの人が勘違いしているポイントとも言えるのが、このポイントだと思います。
タバコを吸わなくなった後の生活で、「タバコの代わり」となる何かが存在している、という思い込みです。
タバコの代わりに、おやつやガム、お酒などが「なければいけない」という勘違いを犯しています。
禁煙に成功した後、タバコの代わりを続けていると、タバコの中毒性からまだ抜け出せていない状態だと言えます。
タバコの代わり、つまりタバコがあなたの頭の片隅にまだ存在しているからです。
単なる心理だと思われるかもしれませんが、これはタバコを吸わない人からすると当たり前の事実。
そして、タバコを吸わなくなった禁煙成功者にとってもまた、当たり前のことなのです。
タバコの代わりとなる何かは必要ありません。
ポイント2.「吸えないストレス」によるリスクを回避する方法
とはいえ、禁煙にトライしていても、中毒性やそれまでの習慣から吸いたくなることでしょう。
ストレスから、食べる量が増えて太ってしまうのでは?
イライラして家族や職場の同僚、上司や後輩など周りの人に迷惑をかけるのでは?
仕事の効率が落ちて査定や成績に響くのでは?
浮いたお金で無駄使いをしてしまうかも?
などなど。
ストレスからくるリスクによって、自分が不便を被るのでは、という恐れが出てくるかもしれません。
もちろん、タバコを吸わない、食べる量も変えない、という理想をすぐに現実にできる人もいるでしょう。
でも完全にできるかというと、難しいものです。
はじめから完璧に禁煙できると思わないことも大切でしょう。
特に、過去に禁煙にトライしたことがある人ならなおさらです。
自分に過度の期待を課すことで、失敗してしまったときの落ち込みも余計に大きくなり、やけになってリバウンドしやすくなります。
あなたなりのストレス解消法を見つけておくと、リスク回避の大きなサポートとなります。
私はすんなりと辞められましたが、タバコは中毒性があるものなので、どうしても体が覚えているもの。
耐えられなくなったときにリバウンドするのではなく、タバコのことを忘れられる時間の使い方をすることです。
運動、趣味活動、子どもとの時間、掃除、なんでもいいです。
お酒やカフェインなどは中毒性があるので、避けた方が良いですが、それ以外に何か没頭できるものを見つけておきましょう。
基本的な禁煙のためのステップ
基本的な禁煙へのステップは踏んだほうがスムーズだと思います。
もしまだ明確になっていない、という人は改めてこの機会にはっきりと禁煙の目的を確立させてください。
- どうして禁煙したいのか?(子どもが生まれるから/健康のため/タバコ代を節約したいetc)
- 禁煙するメリットは?デメリットは?(メリットとしてお金が浮く、時間が増える、健康要素が増える、デメリットとして体重が増えるかも、喫煙所でのコミュニケーションが減るetc)
- 禁煙したら誰がどんな反応するか?(子どもから臭いと言われなくなる、タバコ代が浮くことで妻が喜ぶetc)
- そもそも「本当に禁煙すると決めているのか?」
家族などと一緒に考えると、協力も得られやすくて良いかもしれません。
私のタバコ歴と体験談
私のタバコ喫煙歴は約4年。
日中仕事をしている日で1日半箱(10本前後)、休みの日で3分の2箱(15本前後)消費していました。
そこまでヘビーではなかったですね。
銘柄はいろいろ、マルボロのゴールドのパッケージやメンソールなど、女性向けのスリムで長いタイプのタバコなんかも。(もう銘柄が思い出せない・・)
2005年冬から吸い始め、2009年8月に禁煙、それ以来一度も吸っていません。
禁煙のきっかけとなったのは、健康オタクになりはじめたことです。
禁煙できてからというもの、通りすがりにかかる副流煙、服や車、家具などの三次流煙もひどく苦手になりました。
少しでも煙の匂いがすると、早歩きしたり、歩きタバコの人を追い抜いて煙が当たらないようにする、など過敏なまでに反応してしまいます。
東京都内は禁煙エリアが多いので、そういった場所では歩きやすく、助かっています。
禁煙してすぐの反応と体重の変化
覚えている範囲内では、禁煙してすぐに禁断症状のようなものは全くありませんでした。
また、タバコのストレスから食べる量が増えた、あるいは体重が増えたということもなかったと記憶しています。
辞めた際にやったことは、先に書いたとおり。
繰り返しになりますが、辞めると決めて灰皿やライターなどを全部捨てて、終わり、でした。
意外とあっさりだったので、自分でもびっくりしましたね。
まとめ:自分なりの禁煙方法で成功させよう
一度に完璧に禁煙できなくても、最終的に禁煙というゴールにたどり着ければ良いのです。
タバコを必要としていない自分の姿や、生活している様子を思い描いてみてください。
最悪、もし挫折して吸いはじめてしまったら?またその日から辞め始めればいい。
決して禁煙に何度もトライしてほしくはありませんが、そう思えれば、気が楽になりませんか?
健康のために、と禁煙しはじめても、それ自体がストレスとなってしまっては本末転倒であって、健康的ではありません。
禁煙の基本、「なぜ禁煙するのか?」「本当に禁煙すると決めているのか?」などをもう一度思い出して、あなたなりのスピードとやり方で禁煙への道を進んでいきましょう。
その体験談が、禁煙にトライしようとする人の役に立つのです。
私の体験談をこうして今、あなたが読んでくれているように。