健康情報に敏感な人やオーガニックやナチュラル系コスメを使う人なら、CBD(カンナビジオール)を使ったコスメや健康食品を店舗などで見かける機会も増えていることでしょう。
VAPEなどを含めてこれらのアイテムはグリーンビジネスと呼ばれ、徐々に日本でも浸透してきています。
実際に筆者はCBDオイルを使ってみて、確かな即効性を感じて驚いた経験があります。
今回は、CBD(カンナビジオール)の効果や安全性を改めて調べました。
実際にCBDオイルやCBDクリームを使った感想、おすすめアイテムについても解説します。
「CBDって見たことはあるけれど、実際に効果は期待できるの?」
「大麻とは違うのか心配だし、安全性はどうなっているのか」
など、CBDに興味がある人はぜひご覧ください。
CBD(カンナビジオール)とは?
そもそもCBD(カンナビジオール)とは一体どういう成分なのでしょうか。
カンナビジオール(国際一般名:Cannabidiol、略称CBD)は、麻に(薬用の大麻以外にも)含まれる、少なくとも113あるカンナビノイドのひとつ。
出典:Wikipedia
ざっくりまとめるとCBDは「大麻由来の成分のひとつ」ということです。
世界的にはオーストラリア、カナダなどをはじめ、大麻の合法化が進められていることもあって、注目されている成分でもあります。
アメリカのカリフォルニアでは一部大麻がすでに合法で、楽しんでいるセレブも多数いるようです。
ただ、日本においては大麻=違法植物というイメージから、安全性や法律との兼ね合いが心配になるのも無理はありません。
多くの試験から良好な安全性の特徴、忍容性があり、テトラヒドロカンナビノール (∆9-THC、以下THCと表記) のような典型的な効果(精神作用)はなく、乱用、依存、身体依存、耐性はみられない。CBDは広く医療への応用の可能性があるとみなされている―臨床報告によると、副作用が少なく、特に向精神作用がなく、精神運動学習や心理的な機能に影響がない事などがその理由である。日本では主にこれを含有する健康食品として流通している。日本で流通しているものは規制対象ではない麻の茎と種から抽出されている。
CBDは日本法における規制対象物質には含まれておらず、大麻取締法の第1条は、葉と花穂、その製品を規制しており、種子と茎、その製品を除外しているためである。健康食品として扱われているが、含有量の少ない部位から抽出しているため製品は高額となり、健康保険も適用されない。
出典:Wikipedia
つまり、CBD(カンナビジオール)と、違法とされる大麻に含まれるTHC(テトラヒドロカンナビノール)は別の成分として扱われています。
THC(テトラヒドロカンナビノール)はというと、
テトラヒドロカンナビノールはカンナビノイドの一種。多幸感を覚えるなどの作用がある向精神薬。大麻樹脂に数パーセント含まれ、カンナビジオール (CBD) と共に大麻(マリファナ)の主な有効成分である。テトラヒドロカンナビノールは日本において、麻薬及び向精神薬取締法により麻薬に指定されているため、その含有成分であるTHCを用いた臨床試験は麻薬及び向精神薬取締法により、麻薬研究者でない場合禁止されている。
出典:Wikipedia
CBD(カンナビジオール)とTHC(テトラヒドロカンナビノール)は、どちらも大麻から抽出される成分だけど、THCの方は医療的に効果が認められており、法的な用途が異なっている、というのが事実です。
「THCに似た精神への作用が期待できる、合法的な成分」といったところでしょうか。。。
CBD(カンナビジオール)の効果
一般的に公表されているCBDの主な効果です。
- 痙攣(けいれん)、炎症、嘔吐(おうと)の緩和
- 炎症・発作抑制
- 免疫系のバランス調整
- 精神安定化作用
- 統合失調症に対する非定型抗精神病薬としての効果
- 自律神経系の調整
- ストレス解消
カンナビノイド受容体は、人間の体内に存在するとされる大麻由来カンナビノイドに似た内因性カンナビノイドを受け入れて、取り込む役割を果たします。
CBD(カンナビジオール)は、そのカンナビノイド受容体に作用して、自律神経や免疫系の組織に作用します。
交感神経と副交感神経のバランスを整え、睡眠への効果も期待できます。
現代生活では交感神経優位になりやすく、体をゆるめてリラックスできる時間を持つことが大切です。
CBD成分は、日中の興奮を鎮めるサポートをしてくれます。
一部では、アレルギーやアトピーなどの抑制、免疫系サポート、小児てんかん症候群と呼ばれる治療が難しい病気(LGSやドラベ症候群など)への治癒効果も報告されているそうです。
今後の研究によって、さらに幅広い作用や効果効能が証明されることが予測されています。
CBD(カンナビジオール)入りオイル・クリームの使用感と効果
実際に筆者が使った感想を紹介します。(実際に使ったアイテムは後ほど)
CBDオイルは、さらりとした使いやすいテクスチャで、ベタつきもなく夜も快適に過ごせました。
首の後ろから耳の後ろ、肩などに寝る前に塗り込んでおくと、寝付きがスムーズで夜中に目覚めることなく朝までぐっすり。
毎日使っていると、だんだんと効果が薄れていく感じがしたので、数日おきに使うようにすると効果てきめんでした。
筆者自身は、そこまでひどい不眠がある訳ではなく、CBDを使わないと寝れない!ということはなかったです。
ただ、塗ると全身の力が緩んでリラックスできました。
これが、自律神経にはたらきかけるCBDの効果なのだと実感しています。
経口摂取するタイプのCBDドロップなども使ってみたいですね!
他のCBD(カンナビジオール)アイテム
わたしが使ったオイルは、もう販売が終了しているようなので、同様のおすすめを紹介します。
CBDは舌下吸収するためのリキッドや、吸い込むVAPEタイプなど好きなタイプを継続してみてください。
hemptouch(ヘンプタッチ)
CBDアイテムを種類豊富に揃えているhemptouch(ヘンプタッチ)。
口に垂らすドロップタイプからオイル、スプレー、スキンケアアイテムなど多岐にわたり商品を取り扱っています。
オイルは、3%含有から5%、10%、15%まで選べ、4つを一度に試せるセットだと少しお得に購入可能。
(初心者は含有量多くなくても体感が得られると思うので、使ってみて慣れてきたら%を上げていくくらいで良いかと)
MCTオイルとCBD成分のみで作られた3%濃度オイル(5ml、CBD150mg)が、お試し価格になっています。
1本で2週間使えるので、試すのにも十分な容量です。
お試し期間は特に設定されていませんが、もしかすると在庫限りかもしれないので、気になる人は早めにチェックしてくださいね。
グリーンビジネスの今後
CBD入りアイテムを扱うビジネスはグリーンビジネスと呼ばれ、ビジネス雑誌などでも取り上げられています。
先ほどCBDとTHCの定義を説明しましたが、CBDが含まれる健康食品や嗜好品といった扱いになるのも納得です。
もちろん、個人的にアイテムを使った感想としては、体感もあってお気に入りという印象を持っています。
ただ、まだまだ研究が必要である点も否めない、とあり「確かにな」と思いました。
CBDがどれだけ含まれていれば効果があるのか、どういった抽出方法が望ましいのか、品質はどう確認できるのか、などの疑問も残ります。
副作用なく安心して使えて、ある程度即効性が見られる常用に適したCBDアイテムであれば、誰しも興味が湧くことでしょう。
グリーンビジネスの今後に注目ですね。
最後に:
CBDはまだ研究の余地がある成分ではありますが、実際に使ってみると何かしらの体感が出やすいものです。
だからといって、大量に摂っても良い成分ではないので、容量や用法を守りつつ使うようにしましょう。
そもそも、大量に摂取するにはお金がかかるので、やろうとする人はいないと思いますが、念の為書いておきます。
それから、医療的な効果が公的に認められているものではないことも重々承知で使うようにしてください。
「CBDで〜〜が治った」という表現は薬事法違反ですし、効果は期待されるものであって保証されるものではありません。
まずはアロマオイルのように、リラックスに使うくらいの気持ちで取り入れるのが、健康的な使い方だと思います。
「健康に良い」といった表現をすると、これだけを取り入れれば魔法のような変化が訪れると思われがちなので、慎重に書いています、笑。
なによりも、体感があって「これはよかった」と感じたために公平な視点でCBDを紹介したかったので、こういったまとめ方になりました。
気になる方はぜひ試してみてください。
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